年08月08日 10:30 今週はピアノ界のスーパースター、ラン・ランをお迎えしました。今、ラン・ランが取り組んでいるのは、バッハの難曲「ゴルトベルク変奏曲」。これは演奏家にとって特別な作品です。プロのピアニストでもこの曲をレパートリ
るんですよね。 おもしろかったのは、全編スキャットで歌われる「野球狂の詩」の発想の源が、スウィングル・シンガーズのバッハにあったというお話。スウィングル・シンガーズは一世を風靡したア・カペラのヴォーカル・グループです。クラシ
2004年に左手のピアニストとして復帰を遂げた舘野泉さんが紹介されると会場から大きな拍手が沸き起こりました。バッハ/ブラームス:「シャコンヌ」から始まり、「サムライ(舘野泉に捧げる)」などに加え、アンコ-ル曲のカッチーニ:「アヴェ・マリ
ったヴァイオリンとピアノの小品、クラシック音楽の名作6曲を軽妙なお話を交えながら演奏した後、アンコールにバッハの「G線上のアリア」を披露、会場から称賛の声と大きな拍手が沸き起こりました。最後に、病に倒れながらも2004年
「前奏曲」が生まれるまでの歴史に迫ってみました。 前奏曲がその名の通り前奏曲として機能している代表例としては、バッハの「前奏曲とフーガ」が挙げられます。「平均律クラヴィーア曲集」を筆頭に、バッハは前奏曲とフーガを一組にし
ーワードは「歌」。Cocomiさん、髙木竜馬さん、佐藤晴真さん、金子三勇士さんにより、歌心あふれる演奏がくりひろげられました。 バッハ~グノーの「アヴェ・マリア」は、シューベルトと双璧をなす「アヴェ・マリア」の名曲として広く親しまれています。原曲
ロさん、日本フィルのソロ・トランペット奏者のオッタビアーノ・クリストーフォリさん、東京吹奏楽団の守岡未央さん、バッハ・コレギウム・ジャパンで活躍するバロックトランペットの第一人者の斎藤秀範さんというそうそうたるメン
とで、また普段とはちがった新鮮な気持ちで聴くことができたのではないでしょうか。チリー・ゴンザレスの前奏曲は、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻の前奏曲ハ長調に触発されています。実はショパンもバッハの平均律クラ
ていました。おなじみの「情熱大陸」もおふたりの共演によって、一段とスケールアップ。小野さんの重音奏法を活用したバッハ風カデンツァ、葉加瀬さんのブラームスのヴァイオリン協奏曲風のカデンツァが挿入されていて、とても新鮮
に精通した鈴木優人さんと、新時代の旗手、角野隼斗さんの共演で、「シン・バロック」の可能性を探ってみました。 1曲目はバッハの「2声のインヴェンション」より第1番。ピアノ学習者の方には懐かしい曲かもしれません。本来はひとりで演