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アニメ特撮音楽の巨匠・渡辺宙明&俊幸の音楽会

投稿日:2017年12月16日 10:30

アニメ特撮音楽の世界にも、歌い継がれる名曲がたくさんあります。今週は渡辺宙明さんと渡辺俊幸さん親子をお招きして、この分野の名曲の数々をお届けしました。世代によっては、泣けてくるほど懐かしい曲のオンパレードだったのではないでしょうか。
 「マジンガーZ」「鋼鉄ジーグ」「ゴレンジャー」「野球狂の詩」。アニメ特撮音楽の名曲がずらりとそろいました。子供の頃に耳にした曲を、大人になってから聴いてもぐっと来るのが宙明サウンド。渡辺宙明さんはこの分野に300曲もの作品を残しているというのですから驚きます。質と量の両面で巨匠と呼ぶほかありません。
 番組では宙明サウンドの特徴として「2・6抜き短音階」(マイナーペンタトニックスケール)と「スキャットの活用」が挙げられていました。世界各地の民謡などにも用いられるという「2・6抜き短音階」ですが、この音階が曲に普遍的な力強さや、どことなく懐かしい手触りをもたらしているのかもしれません。
 スキャットの使われ方もとても印象的です。「ゴレンジャー」の「バンバラバンバンバン」、鋼鉄ジーグの「バンバババン」、「野球狂の詩」の「ルルル~」。どれも物語世界に即した性格のスキャットになってるんですよね。
 おもしろかったのは、全編スキャットで歌われる「野球狂の詩」の発想の源が、スウィングル・シンガーズのバッハにあったというお話。スウィングル・シンガーズは一世を風靡したア・カペラのヴォーカル・グループです。クラシック音楽のレパートリーにも積極的で、デビューアルバムの「ジャズ・セバスチャン・バッハ」は名盤として知られています。よもやこんなところから日本のアニメ特撮音楽への影響があったとは!
 それにしても石丸さんの「ゴレンジャー」があまりにも似合っていて、違和感が微塵もありませんでした。アニソンの女王、堀江美都子さんとの共演はゴージャスの一語に尽きます。

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コメント

遅ればせながら…アニソン・特撮音楽特集ありがとうございましたm(_ _)m
マジンガーZ劇場版新作版新曲に、石丸サン&水木アニキのゴレンジャー凄く良かったです。
司会者が石丸サンになってからのアニソン・特撮音楽特集は初?だったけど…凄く良かったのでまた企画して下さい。

豪華すぎる共演でした オーケストラをバックに 堂々と歌いあげる水木一郎アニキかっこ良かったです。そして堀江さんの昔と変わらない歌声に癒やされました もちろん石丸さんのゴレンジャー最高でした♪ アニソンには名曲がたくさんあります。またの企画楽しみにしております。

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