牡蠣の胡椒飯

柳原尚之先生(季節を噛みしめる)

テキストNO.200 P102

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材料(2人分)

カキ(むき身)・・・200g
<カキの下煮汁>
|醤油・・・大さじ1
|酒・・・大さじ1 1/2
米・・・2カップ
カキの下煮汁+だし汁*・・・480cc
粗びき黒こしょう・・・ふたつまみ
塩・・・ひとつまみ
サラダ油・・・小さじ1
白髪ねぎ、あさつき・・・各適量


*だし汁の作り方(作りやすい分量)
昆布長さ20cmと水1200ccに入れて中火にかけ、昆布から泡が出れば取り出し、火を強める。煮立たったら火を止め、かつお節16gを入れて沈め、1分おいて布巾でこす。

作り方

作り方

【1】カキはざるに入れて塩小さじ2(分量外)をふり、ざるごとボウルにためた少量の水の中でふり洗いする。流水で塩を洗い流し、水気をきる。米は研いで、ざるに上げておく。
【2】鍋に下煮汁の材料を入れて火にかけ、煮立ったところにカキを加え、ひだが開き、火が入ったら取り出す。
【3】炊飯器に米を入れ、2の下煮汁にだし汁を足して水加減し、粗びき黒こしょう、塩を加えて炊き上げる。
【4】フライパンにサラダ油を熱し、2のカキを入れて、軽く焼き目をつけて焼く。
【5】茶碗に3のご飯をよそい、4のカキ、白髪ねぎ、あさつきを添える。

POINT

  • 【下煮する】
    カキを煮汁に入れて下煮(下味をつけるために煮ること)し、火が入りひだが開いて身がぷっくりしたら取り出します。カキの旨みを残した煮汁でご飯を炊きます。
  • 【フライパンで焼く】
    下味のついたカキにフライパンで軽く焼き目をつけることで、香りが出て、煮たカキとはまた違う食感が楽しめます。

POINT

カキの香ばしい食感と旨みが広がるご飯・・・。
こしょうを入れて炊く「胡椒飯」は、江戸時代から伝わる粋な料理です。

  • エネルギー645kcal
  • 塩分3.4g

(1人分)

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