金目鯛の煮付け

柳原尚之先生(季節を噛みしめる)

テキストNO.194 P106

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材料(2人分)

金目鯛(切り身)…200g
金目鯛のあら…100g
牛蒡…9cm
生姜…15g
<煮汁>
醤油…70㏄
みりん…70㏄
砂糖…大さじ2 1/2
<玉酒>
酒…大さじ2
 水…100㏄

作り方

作り方

1. 牛蒡は、皮をこそげて縦に4等分に切り、米の研ぎ汁で柔らかく茹でる。生姜は、皮つきのまま薄切りにする。金目鯛は3cm幅ほどに切り、あらとともに立て塩(水2カップに塩大さじ1を溶かす)で洗い、血などを落とす。
2. 鍋に煮汁、牛蒡を入れて強火にかける。煮立ったら金目鯛、生姜を入れて落とし蓋をする。
3. 再び煮立ったら、玉酒を2回に分けて入れ、10分ほど艶よく煮上げる。(アクが出れば取る)
4. 牛蒡を3等分長さに切り、金目鯛とともに器に盛る。

POINT

  • <煮魚の基本>
    必ず小煮立ちのところに魚を入れます。煮崩れを防ぎ、臭みも抑えることができます。盛り付けた時に、見せたい面を上にして煮ると仕上がりがきれいです。
  • <玉酒>
    酒を加えた水のこと。強火でさーっと炊き上げる時「玉酒」を使うことで、魚のクセをスッキリ取ることができます。落とし蓋の上から入れてください。

POINT

脂ののった金目鯛は、さっと10分ほどで仕上げるのがおいしさのコツ。
たっぷりの煮汁を張っていただくと、甘辛の煮付けと金目鯛そのものの味が口の中で溶け合います。

  • エネルギー287kcal
  • 塩分2.6g

(1人分)

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