2009年6月2日
農政転換…“減反見直し”の行方
40年にわたって、米の値崩れを防ぐため、農家に米の作付けを制限してきた減反政策。補助金を与えて大豆などへの転作を促し、これまでに7兆円の税金が投入されてきた。しかし、今、減反政策の見直しが始まった。生産調整することで農家の生活を守るのが目的だったが、農家の所得は減り、農業放棄地は埼玉県の面積に匹敵するまでに広がった。「産業としての米作りを担う大規模専業農家を育てなければ、日本の農業はいずれ崩壊する」。米を自由に作ることで、どんな未来が見えるのか。農業を成長産業にできるのか。日本の農業再生の可能性を探る。