

2010年5月31日
種子島宇宙センターから21日、日本初の金星探査機「あかつき」とともに、小さな手作りの小型衛星「ユニテック1」が打ち上げられた。この小型衛星を開発したのは、全国の大学や高専の学生たち。学生が作った衛星が月より遠い宇宙に向かうのは世界初。数々の試練を乗り越え、1年半という短期間で衛星の完成にめどが立ったものの、人工衛星にとって必要不可欠の受信装置に関する設備や体制が1カ月前になっても整っていないことが発覚。全国を探し回り、より遠くの電波をキャッチできる巨大パラボラアンテナの協力を得ることに成功し、無事、衛星は打ち上げられた。打ち上げのあった初日には、ユニテック1から、無事を知らせる信号が届いたものの、現在、消息がつかめず、今も懸命に捜索が続けられている。打ち上げ後、最初の試練に立たされている学生たち。将来、世界の宇宙開発競争の舞台で戦う“金の卵たち”に密着した。