

2011年5月13日
福島第一原発の20キロ圏内に加え、1年以内に積算放射線量が20ミリシーベルトを超える可能性がある地域が計画的避難区域に設定された。飯舘村の大半は30キロ圏外だが、風向きや地形の関係で、高い濃度の放射性物質が蓄積。国から今月中の全村避難が求められていて、今週末から妊婦や乳児の避難が始まる。飯舘村で50年間、新聞を配達している91歳の永澤清さんも避難する意思を固めた。永澤さんは、これまで、村の人たちのために小さな草履(ぞうり)のお守りを作り続けてきた。小学校の入学式などでお守りを配り始めて、30年近くが経つ。いまでは、子どもだけでなく大人まで、飯舘村民の多くがこのお守りを大切にしている。小さなお守りに込められた村民の思いを取材した。