トップ
トップニュース
トクベツキカク
セカイノニュース
スマメール
スマデータ
ゲストトーク
シンゴ5
オオシタアナ
ヘンシュウコウキ
スマギャラリー
バックナンバー

スマデータ投票
モバイルサイト
メールマガジン
ケイジバン
番組へのご意見
最新号のTOP

トップニュース
BackNumber
“完全主義者”のこだわりとは?爆笑問題・太田光さんをお迎えして「世界のクロサワ・中級編」をオンエア!
「みなさん、『七人の侍』って見たことありますか?日本が生んだ偉大なる映画監督・黒澤明さんの名作中の名作です。爆笑問題の太田サンや北野武監督からも『絶対、見たほうがいいよ』って言われました。さて、ボクは『七人の侍』を見たでしょうか?」。香取編集長の全編英語での挨拶で幕を開けた今週のSmaSTATION-5は、ゲストに爆笑問題の太田光さんを迎えてお送りしました。スマステに太田さんが登場、といえば、特集のテーマはもちろん黒澤明監督。今回は、「世界のクロサワ・中級編」として、「完全主義者」「天皇」と呼ばれた黒澤監督の映画へのこだわりを、黒澤組関係者の証言をもとに紹介しました。台本に「晴れの日」と書かれていたら、晴れている日以外は撮影しない、なんていうのは当たり前。頭の中に思い描いたイメージなるまで、役者は本番同様の衣装とメイクでリハーサルを繰り返したという黒澤監督。江戸の場末の棟割り長屋に暮らす生きることを諦めた面々が、貪欲に生き抜く姿を描いた「どん底」では、出演者とスタッフ全員を集め、当時落語会の頂点に君臨していた古今亭志ん生をわざわざ招き、「粗忽長屋」という古典を聞かせた、なんてエピソードも。その一方で、パーンフォーカスや望遠カメラの使用、複数のカメラを同時に回すマルチカム方式など、現在では当たり前のように使われている撮影手法も、黒澤作品にそのルーツがあるとか。遂に今日、「七人の侍」を見たという香取編集長は、「いまも十分に楽しめる!カット割りとかも、いまやってるのと変わらない。三船敏郎さんがカッコよかった。好きになりました」と大絶賛。太田さんは、「オレがさんざん言ったのに、なんで武さんが言ったら見るんだ?」なんて怒ってみせましたが、尊敬する黒澤監督の作品を編集長がようやく見てくれたのがやっぱり嬉しかったようでした。次回、「世界のクロサワ・完結編」も楽しみです!
Copyright(C)2005
tv-asahi
All Rights Reserved.