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オオシタアナ
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「TAKESHIS'」は、ピカソの絵みたい。だから、簡単には分からないんです。
今日の北野監督の特集は、来週の北野監督と香取さんの対談がさらに楽しみになる内容でしたね。私が最初に見た北野監督の作品は「座頭市」なんです。先日、拝見した「TAKESHIS'」が二作目でして。感想は…、見終わった直後は、混乱して何がなんだか分からなかったんです。「あのシーンはどういう意味だったの?」と、なかなか理解が追いつかなくて。でも、見た人と感想を話し合ううちに、「なるほど、そうだったんだ」と気付くようになって。だんだん、じわじわとくるんです。ああいう映画は、今までにまったく見たことがないですね。キャストの方全員が二役以上やっているんですよ。岸本さんは七役もやられていて。ストーリーもそうですけど、ああいうものを考えつくのって、岸本さんもおっしゃっていましたけど、「まさに圧倒的な天才だからなんだな」って。ピカソの絵みたいですよね。だから、簡単には分からない。岸本さんにうかがったんですけど、監督は、この作品が日本で理解されるまでには、50年かかるだろうっておっしゃっていたんですって。見てもらってすぐに、みんなに分かってもらうことを、望んではいないんでしょうね。本当に、誰も思いつかなくて、誰にも作れない作品ですから、一見の価値はありますね。それと、月イチゴローもありました。稲垣さん、「5」になってますます批評が冴えていますよね。作品は、全体的に、過激なのが多かったですね。1位が稲垣さんと同じだったのが、なんとなく好みが似ているのかなと思い嬉しくなりました。来月は、「TAKESHIS'」を入れたいと香取さんがおっしゃっていました。稲垣さんがどうご覧になるのかが、楽しみですね。
(大下容子アナ)
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