ロシアの国会議員グループが、外国人と結婚したロシア人は国外追放もしくは市民権剥奪という法案を起草しているそうです。デュマ州の議員で国粋主義政党LDPR所属のニコライ・クリャノヴィッチ議員は、「議会がこの法案を通過させる可能性は低いかもしれないが、これは必要なことだ」と主張しています。「世界で最も美しく気だてのいいロシア女性が、海外に流出している。そして我らの持つ最も価値あるもの、すなわち国家の遺伝子が浪費されているのだ。」クリャノヴィッチ議員はEkho Moskvyラジオでそう語りました。彼は女性が海外へ出て行くのを批判するのと同時に、逆に海外から配偶者をロシアへ連れてくるのも好ましくないとも発言しています。共産主義が倒れて以来、外国人と結婚するロシア人の数は目に見えて上昇しています。昨年「Ogonyok」誌に掲載された統計によれば、17歳から25歳の女性の3人に1人は外国人と結婚し海外で生活することを希望しているとのこと。ちなみに、LDPRの党首ヴラジミール・ジリノフスキは常に論議を巻き起こす異端者として知られており、議会で他の議員と殴り合いになったこともあります。 ▲Page Top イギリスの「エンパイア・ムービー・マガジン」が行ったアンケートで、スティーヴン・スピルバーグが史上最高の監督に選ばれました。2位はアルフレッド・ヒッチコック、3位はマーティン・スコセッシ。雑誌の編集者は、「スピルバーグ監督は映画界のビートルズのような存在」とコメント。日本の黒澤明監督も6位に選ばれています。トップ10入りしたその他の監督は、クエンティン・タランティーノ、スタンリー・キューブリック、ウディ・アレンなど。 ▲Page Top 大韓航空は、人体のあらゆる細胞に成長する胚(はい)性幹細胞の研究で世界をリードする黄禹錫ソウル大教授に、10年間無料でファーストクラスに搭乗できる権利を贈呈しました。同社は黄教授を「国宝」と評価。同様の特権は、サッカーの2002年ワールドカップ(W杯)で韓国代表をベスト4に導いたヒディンク元監督(オランダ)や、俳優ペ・ヨンジュンさんにも与えられています。黄教授は普段、研究費節約のためエコノミークラスに乗っていました。 ▲Page Top アメリカ・ニュージャージー州は6日、州内の公立学校からジャンクフードや清涼飲料水を追放する、と発表しました。子どもの肥満を防ぎ、正しい食生活を身につけることを目的に、2007年9月の新学期から実施する方針で、校内で販売するのは、水や低脂肪牛乳、果汁100％のジュースなどだけになります。菓子類も、クッキーやクラッカーなどトランス脂肪酸が多く含まれるものや、高脂肪アイスクリームの代わりに、フローズンヨーグルトや低カロリーなおやつが提供されるそう。特に、厳しく制限されるのは小学校で販売する飲食品。高脂肪な食べ物や砂糖含有量が多いものは提供せず、普通の牛乳も量が制限されますが、中学校や高校では制限が緩和され、スポーツドリンクやフレーバー・アイス・ティーなどの販売は可能となるそうです。また、生徒が学校に持参する食べ物については、特に制限しないとか。米国では今年、少なくとも17州で、学校で提供する飲食物に関する条例案が提出されています。コネティカット州では先月、学校内のカフェテリアや自動販売機、売店で、ジャンクフードや清涼飲料水の販売を禁止する法案が可決され、州知事に送られています。 ▲Page Top

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