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今回は「マトリックス リローデッド」。おすぎさんの評価はいかに!?
 1999年。ワイヤーアクションを本格的にハリウッドで導入し、ブレット・タイムという撮影技法を有名にした作品「マトリックス」(ウォシャウスキー兄弟・監督)は、世界中の人々に衝撃を与えました。そして、2003年6月7日。遂にその第2弾「マトリックス リローデッド」が日本で公開されます。本作では、ネオ(キアヌ・リーブス)、モーフィアス(ローレンス・フィッシュバーン)、トリニティー(キャリー=アン・モス)らおなじみのメンバーに加え、新キャラクターも登場。人類最後の地上都市ザイオンを救うべく、ネオはコンピューターに支配された仮想現実“マトリックス”へ再潜入することを決意。モーフィアス、トリニティーと共にバーチャル空間で戦うことになりますが、そこには宿敵エージェント・スミス(ヒューゴ・ウィービング)もいて…。先日、六本木ヒルズでイベントを開催し、ちょっとワイルドな姿を見せてくれたキアヌ。公開に向けて、加熱の一途をたどるマトリックス・フィーバーですが、おすぎさんの熱も上がっているのでしょうか?
配給:ワーナー・ブラザース映画


 見ましたねぇ、マトリックス。もうね、ほとんど言っちゃいけないくらい素晴らしい! 何が素晴らしいかって、作り手たちの意識がとっても良いの。一作目で私たちは映像にビックリした。いわゆる立ち回りっていうか、ワイヤー・ワークスを使ったアクションを楽しんだし、コマーシャルなんかの映像でもたくさん使われてきたけれども、それだけ見てても楽しかった。今回もそれを見て楽しいって人がいてもいいと思うの。だから、頭がそんなに良くなくって、映像を見て楽しむっていう人もアリ! だけど、もっと深いことを知りたいってことになるじゃない。例えば数学的なことだとか、哲学だとか、宗教学だとか、それからアリス…そういう世界も入ってる。そういうことを考えたら、もっともっと楽しくなる。日本のテレビ・ゲーム…「ゼルダの伝説」(私は知らないんですけども)を好きな人もたまらない。なんせキー・マンってのが出てくるんですけど、鍵屋さんなんです。鍵を開ける、扉を開く。すると、いろんな物が出てくる。その画が面白い。もっと素晴らしいのは、ハイウェーのアクションを撮るために、3キロのハイウェーを作っちゃった。作ってる人たちは、それが撮影用のものだとは知らなかった。まして、高速道路の壁ってあるでしょ? それを木材とベニヤ板だけで作っちゃって、なおかつそのセットを壊した後に、その材木である国にお家を建ててあげちゃったっていう…。そういうこともあるくらい、美術面も素晴らしいし、映画はもう物凄く面白い! これ以上面白いことはないんじゃないかってくらい、“えー!?”っていうようなものが出てくる。なおかつ、ネオが選択をするのよ。選択をしたら、どういう結果になったかっていうのは、次回作の「レヴォリューションズ」に出てくるっていう状態になります。ま、とにかく良く出来てる映画で、「これを見なきゃ映画は語れない」って作品だと思います。私は5万円払っても、100万円払ってもいいと思うくらい、いまのめり込んでて、早く次が見たい! これを見たら次を、5時間続けてもいいから見たかった! っていう感じです。
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