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SmaSTATION-3の大きなテーマは「知ろう」でした。それに合わせてスタートしたのが、この「ニッポンを知ろう!」です。日本には、私たち日本人ですら意外と…いやほとんど知らない“ニッポン”がいくつもあります。この1年間、SmaSTATION-3では、「日本国憲法」や「方言」、「新撰組」「歌舞伎」「忍者」などなど、さまざまな“ニッポン”の姿にスポットを当ててきました。
 インターネットの普及によるプライバシーの問題、湾岸戦争やイラク戦争後、再びその是非が議論されるようになった自衛隊の海外派遣問題など、新しい問題が生じている今、小泉総理を始め、多くの政治家の間で憲法改正の声が高まりました。そこで取り上げたのが「日本国憲法」です。第1弾では、そもそも日本国憲法はどのような歴史的背景の中で誕生したのかを紹介。続く第2弾では、世界各国の憲法にスポットを当て、比較することで日本国憲法を見つめ直しました。さらに第3弾では、憲法改正の肝ともいえる第9条について考えました。

 「和食とその礼儀作法」では、割り箸の割り方から会席料理における食べ方のマナーまで、知らないと恥ずかしいマナーの数々をご紹介しました。会計の時、「おあいそ」と言ってはいけない、というのは、知らない人も多かったのでは? 和食のマナーの場合、とりわけ大きいのが箸の使い方。SmaTIMES#95では、箸に関するマナー違反についても取り上げましたので、是非バックナンバーをチェックしてみてください。

 スマステのスタートともに、香取編集長がずっと取り組んできたもののひとつが「英語」です。私たち日本人は、中学・高校、そして大学まで含めると10年間も英語の勉強をしているにも関わらず、TOEFLのテストによる国別ランキングは何と51位。この数字、実はアジア諸国の中でも最低レベルなのです。これは単純に日本人の英語能力が低い、ということではなく、日本人受験者数が非常に多いことにも関係した問題ではありますが、そもそも日本の英語教育はどうなっているのでしょうか。「ニッポンの英語教育」では、ランキング1位のオランダなど、英語圏ではない諸外国の英語教育を紹介しながら、その問題点を見ていきました。その結果明らかになったのは、やはり「読み書き」中心の勉強ではなく、「耳」から覚えることの重要性でした。

 つい先日も、紀伊半島沖で地震が起き、浅間山が噴火しました。世界有数のの地震国である日本にとって、非常に身近で重大な問題である地震。昨年、日本で起きた大地震が、5月、7月、9月のいずれも26日に起きていたため、「次は11月26日に東京で大地震が起きる」と、まことしやかにウワサされていました。幸い、地震は起きませんでしたが、大地震を予知した研究者たちは、「いつ首都圏で大地震が起きてもおかしくない」と口をそろえています。やはり、いざという時に備えて、普段から防災対策をしっかりとしておきたいものです。

 2004年最初の放送でお届けしたのは、大河ドラマ「新選組!」の脚本家・三谷幸喜さんと、土方歳三役の山本耕史さんをゲストにお迎えしての「元祖テロ特殊部隊・新選組」でした。「日本一新選組に詳しい男」を自負する?三谷さんが、新選組に関するマニアックなクイズに挑んだこの企画。三谷さんの「テレ朝最高!」という雄叫びも印象的でした。

 「方言」は、初級編・中級編に分けてお送りしました。方言には、長い間都があった京都を中心に、同心円状に広がっていったものが多いという特徴があるそうです。これは、京都で使われていた“おしゃれな”言葉が、次第に周辺地域に伝わっていったことを示すもの。故に、京都から遠い地域で使われている言葉の方が、古い言葉でもあるのです。その一方で、東北弁や出雲弁などに共通する「ズーズー弁」はいわば日本語が進化したもの。日本語を、より簡単に、怠けた発音をすると、ズーズー弁になるというのです。一方、中級編では、同じフレーズを全国47都道府県の代表者に実際にしゃべってもらい、その違いを比較していくという実験を敢行。同時に、世界の方言についても紹介しました。

 映画の中で、時に忠実に、時に偏見に満ちたイメージで描かれてきたニッポン。それは映画だけでなくテレビの世界でも同様のようです。「世界から見たニッポン」では、アメリカ、イギリス、ドイツ、フランスから、それぞれニッポンを題材にしたテレビ番組を独占入手しました。日本ならではの特異な文化を丁寧に紹介した「PASTEWKA IN JAPAN」(独)から、日本人と日本のバラエティー番組を徹底的にデフォルメした「BANZAI」(英)まで、その内容もさまざまで…。

 現在も年間250万人もの動員を誇り、全国における年間興行収入は実に220億円。海外からも年間10万人が訪れ、さらにニューヨーク、ロンドンなど世界各地で公演が行われるなど、日本を代表する芸術にスポットを当てたのが「日本が世界に誇る伝統芸能・歌舞伎〜初級編」。歌舞伎の誕生、江戸歌舞伎の基礎を築いた人物・市川團十郎と、上方歌舞伎を完成させた阪田藤十郎というふたりの天才の出現、GHQ占領下で、危険な思想を煽るものと判断された歌舞伎を救ったアメリカ人フォービアン・バワーズの活躍などを紹介しました。

 「NIN×NIN 忍者ハットリくん・ザ・ムービー」でハットリくん役を演じた香取編集長、ケムマキ役を演じたガレッジセールのゴリさんも驚かせたのが「忍者って本当にスゴかったの?」。「忍法ムササビの術は可能か?」「分身の術は可能か?」など、一般的に知られている忍者のイメージや数々の忍術をQ&A方式で検証していきました。驚いたのは、多少の誇張などがあるにせよ、そのほとんどが、実際に可能だったということ。忍者は、その驚異的な身体能力と技を駆使して、歴史の影で暗躍していたのです。

 日本とルイ・ヴィトンの意外な関係を紐解いたのは「ジャポニズムとルイ・ヴィトン」です。日本国内だけで年間1500億円以上を売り上げ、そのデザインの美しさや実用性などから世界で最も愛されているフランスの一流ブランド「ルイ・ヴィトン」も、1878年に開かれた万国博覧会を契機にヨーロッパの芸術界を席巻した「ジャポニスム」の洗礼を受けていたのです。あの「モノグラム」が、ニッポンの家紋の影響を強く受けていた、というのをみなさんはご存じでしたか? 香取編集長がルイ・ヴィトン150周年記念パーティーに出席したのも大きな話題になりました。
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