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過去2回の海外ロケを経て、東京湾上からオンエアされた“月イチゴロー”。今回も、香取編集長セレクトによる超話題作5本が紹介されましたが、中でもやはり気になるのは編集長自身の出演作「NIN×NIN 忍者ハットリくん・ザ・ムービー」でしょう! 大ヒット中の「NIN×NIN~」ですが、果たしてイナガキさんの評価は? |
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金城武さん、アンディ・ラウ、チャン・ツィイーの3角関係を描いたもので、ストーリー的にはよくある感じではあるけど、キレイなものがキレイに、カッコイイものがカッコよく撮られている。日本のドラマで見る、金城武さんよりもボクは好き。チャン・ツィイーも本当にかわいいと思う。 |
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【作品DATA】
2004年(中国映画)
監督・脚本:チャン・イーモウ
出演:金城 武、チャン・ツィイー、アンディ・ラウ、
ソン・タンタンほか
●丸の内ルーブルほか、全国ロードショー |
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はっきり言って面白かった!子どもから大人まで楽しめる。オープニングの闘いのシーンもかっこよかったし、最後にはホロっと泣かせるところもあって…。アニメ世代の我々は、ああいう泣かせ方に弱い。ケムマキ役のゴリさんもとってもよかった!この役は慎吾しか出来ない。新しいヒーローが誕生したと思う。 |
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【作品DATA】
2004年(日本映画)
原作:藤子不二雄(A)
監督:鈴木雅之
脚本:マギー
出演:香取慎吾、田中麗奈、ゴリ、知念侑季、
伊東四朗ほか
●日劇2ほか、全国ロードショー |
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ボクへのサービスの1本。慎吾の優しさを感じた。慎吾もダ・ヴィンチとか好きだし、その辺はボクとの共通項だよね。1950年代のアメリカは、保守的で禁欲的かと思うと破廉恥なところもあったりして不思議な時代。伝統やしきたりを重んじる場所で、新しい自由を求める…ワインに例えると「カレラ・ジャンセン」ですね。 |
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【作品DATA】
22003年(アメリカ映画)
監督:マイク・ニューウェル
脚本:ローレンス・コナーほか
出演:ジュリア・ロバーツ、キルステン・ダンスト、
ジュリア・スタイルズ、マギー・ギレンホールほか
●みゆき座ほか、全国ロードショー |
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ブッシュ大統領とお父さんの話で、大スクープの連続…なんだけど、どの程度本当なのなのかな? こういうものを映画化する、という心意気は凄いと思う。きっと慎吾も、ボクと同じ気持ちになると思う。衝撃的だけど、疑問は残る…というね。映画なら、キチンと最後まで答えを出してほしいと思うし…。 |
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【作品DATA】
2004年(アメリカ映画)
監督、脚本:マイケル・ムーア
主演:ジョージ・W・ブッシュ
●恵比寿ガーデンシネマほか、全国ロードショー |
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たけしさん、桃井さんからボブ・サップまで出ていて、凄い人たちが斬られ役でちょこっと出てたりする。ボブ・サップは、凄いシュールな感じがしたけど、妙にマッチしていた。何次元かわからない感じとかは、斬新だと思ったけど、軟弱なボクとしては、あまりにも惨殺シーンが痛かった…。 |
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【作品DATA】
2004年(日本映画)
企画・原案・脚本:武知鎮憲
監督:三池崇史
出演:中山一也、桃井かおり、松田龍平、美木良介、高野八誠、
原田龍二、石橋蓮司ほか
●渋谷シアター・イメージフォーラムほかにてロードショー、
ほか全国順次公開 |
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――今回は、屋形船からお送りする「月イチゴロー」でしたがいかがでしたか?
稲垣:屋形船はねえ…大下さんが本当に喜んでくれて(笑)。気持ちよかったですよ。映画と屋形船っていうのか、関係あるのか関係ないのかよくわかんない感じがあるけど(笑)。
――ほかの屋形船のお客さんから「吾郎ちゃ~ん!」という声援もあったりしましたね。
稲垣:ハイ(笑)。でも、ボク、屋形船って経験ないんで。1回だけこの間乗ったけど、それも15分くらいだったし(笑)。意外とおつなものだなぁ、と。夏の風物詩だしね。
――“和”の吾郎さん、というのもいいですね。
稲垣:結構ボク、浴衣好きなんですよね。夏場は、楽屋とかでもバスローブじゃなくて、浴衣着たりとかしてるんで。ライブの時とか…。意外と好きですよ。お気に入りの浴衣も持ってて、昔、人形師のホリヒロシさんと舞台やった時に、作っていただいた浴衣が…ほとんど着物ですけどね。それに、普段、こういう格好で街を歩けないですしね。浴衣着て、帽子かぶって、サングラスかけられないもんね。
――今回の5作品ですが、ポイントは「NIN×NIN~」がラインナップに入っている、ということだったと思うのですが…。
稲垣:そうですね。意味わかんないよね、入れてる。だから悩みました。まあでも、本当にボクが思った順位だね。うん。メンバーが出てる云々じゃなくて、この順位だったんじゃないかな。
――素直な“お勧め順位”ということですか?
稲垣:そうですね。まあ、お勧めということで言ったら「NIN×NIN~」にしたいけどね(笑)。一番見て欲しいけど…。でも、基本的には“慎吾にお勧め”の順位だからね。なんで慎吾に「NIN×NIN~」を勧めなきゃいけないのか、という(笑)。おかしいよね? 趣旨違うんじゃない? だって、慎吾がボクに、「お勧めの映画は何?」っていうことでしょ。やっぱり、おかしいよね。
――吾郎さんに是非見てほしかった、ということでしょうね。感想を真っ先に聞きたかったんじゃないでしょうか。
稲垣:そうなんだろうね、きっと。まあ、今日は「NIN×NIN~」のことを一番しゃべりましたから。あとは上手く編集してもらって(笑)。
――それから今回は、吾郎さんの中の乙女心な部分を刺激するかどうか、というのがひとつのポイントになっていたようですが…。
稲垣:映画を見る時って、いろんな見方をしちゃいません? 子どもの気持ちだったり、ヒロインの気持ちだったり、親の気持ちになったり…。ボクは、いろんな気持ちになって映画を見るから…。その方が楽しめますよね。カッコイイ俳優さん見たら、女性になった方が楽しいでしょ? 何か、ヘンな言い方だけど(笑)。
――海外編に続いて今回は屋形船、ときましたが、今後の希望は?
稲垣:(隣にいる大下アナに)どこかありますか、希望は?
大下:海外もいいですし、稲垣さんがおっしゃっていた、空からというのもいいかもしれませんね。
稲垣:でも、ぶっちゃけ、このコーナーのためだけに海外は行けないんじゃないですか? 何かにかこつけないといけないでしょ? だったら、今回が海だったから、空は? ヘリとかいいですよね。ヘリの中で映画の話をする、っていうのも意味がわかんないけど(笑)。ただ、シチュエーションにはこだわっていきたいですからね、このコーナーは。スマステで唯一、ロケーションできるコーナーなわけですから。ちょっと、スタジオにいる慎吾が羨ましくなるくらいの場所でやっていきたいですね。見てくれている人が「えーっ!?」って思うような場所がいいですね(笑)。
(ロケ終了後、帰りの屋形船にて) |