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今回取り上げる病気は、ストレスの多い現代社会に多くみられ、日本の成人の5人に1人がこの病気を訴えているという「不眠症」。そして、原因不明で発症し、ジワジワと体の自由を奪っていく「パーキンソン病」。いったいどんな病気なのでしょう? あてはまるものにチェックを入れてください。 |
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電車に乗ると、ついつい寝過ごしてしまう。 |
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仕事はオフィスワークで、ほとんど太陽を浴びない。 |
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コーヒーや紅茶など、カフェインの多い飲み物をつい飲み過ぎてしまう。 |
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疲れのせいか、めまいをよく起こす。 |
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熱帯夜じゃないのに、なかなか寝付けない。 |
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必ずと言っていいほど、夜中に何度もトイレに行く。 |
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昼間になると、頭痛が襲ってくる。 |
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夜テレビを見ながら、ソファで寝る癖がついている。 |
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なんだかんだで、いつも深酒だ…。 |
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一晩に何度も夢を見る。 |
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0~3個:とりあえず安心です。
4~7個:不眠症になりやすい生活環境にいるので注意が必要です。
8~10個:不眠症を発症している可能性がるので、一度、精神科・神経科を受診することをオススメします。 |
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不眠症とは、簡単に言うと、常に睡眠不足が続く病気。不眠が慢性的なった状態のことで、眠れないのが気になり不安が増し、さらに不眠になる…そんな悪循環に陥ってしまいます。発症の原因は様々で、仕事などにより蓄積されるストレス、慢性的な運動不足、多量の飲酒、カフェインや喫煙など覚醒作用がある物の過剰摂取のほか、うつ病や睡眠時無呼吸症などが原因となる場合も。不眠症には、(1)入眠障害…寝つきが悪く、眠りに入るまでの時間が長い(1時間以上)。(2)中途覚醒…睡眠中に何度も目を覚ましてしまう。(3)早朝覚醒…起床予定の2時間以上前に目が覚めてしまうという3つのタイプがあります。以上のような症状が1カ月以上続いている人は、精神科・内科など睡眠障害を扱う科を受診したほうがいいでしょう。また、入眠法としては、寝る前にホットミルクを飲む、読書をする、かかと部分を中心に青竹踏みをするというのが効果があるそう。眠れないという人は、ぜひ、試してみて。 |
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普段は無口で、人付き合いが苦手だ。 |
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タバコや酒は、一切やらない! |
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気が付くと、顔が脂ぎっている。 |
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疲れてる訳じゃないのに、何となく体が重い。 |
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近頃、便秘に悩まされている。 |
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ボタンの付け外しが遅くなった気がする。 |
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ヘコんでる訳じゃないが、ボソボソ喋ってしまう。 |
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無表情になったと、人からよく言われる。 |
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正直な話、夜の営みが出来なくなった。 |
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最近なぜか、手がプルプル振える。 |
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0~3個:とりあえず安心です。
4~7個:症状によって医師の相談を受けた方がよいでしょう。
8~10個:すでにパーキンソン病が発病している可能性もあるので、一度、頭部MRIなどの検査を受けることをオススメします。 |
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パーキンソン病とは、脳の一部に異常が発生し、体が思うように動かなくなってしまう疾患で、モハメド・アリやマイケル・J・フォックスが発病したことでも知られています。代表的な症状は、(1)手の震え…何もしていない時に震える。(2)筋肉が硬くなる…身体がこわばり、疲労感が強くなる。(3)動きが減る、遅くなる…着替えなど、日常生活の動作に時間がかかる、喋りの抑揚がなくなり、ボソボソ喋る、など。(4)歩行障害…歩幅が狭くなり、よちよち歩きになる、などの障害が起こってきます。また、自律神経にも影響が及ぶため、便秘、顔が脂ぎる、頻尿、立ちくらみ、性交渉が出来ない、時には、うつ状態に陥ったり、痴呆症状が出る場合もあります。発症原因は不明ですが、患者の大多数が「几帳面で生真面目な性格」という不思議なデータがあります。体育会系よりは文系、酒もタバコもやらず、仕事人間で趣味がない、人付き合いが苦手というような人が、なぜか発症しやすいようです。 |