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22日、北朝鮮・朝鮮民主主義人民共和国を訪問した小泉首相は、金正日総書記との第2回日朝首脳会談に臨み、拉致被害者の蓮池薫さんと地村保志さんの家族計5人の帰国などで合意しました。帰国したのは、蓮池さん夫妻の長女(22)、長男(19)と、地村さん夫妻の長女(22)、長男(20)、二男(16)。5人は同日夜、政府専用機の予備機で日本に帰国し、約1年7か月ぶりに父母との再会を果たしたわけですが、曽我ひとみさんの夫・ジェンキンスさんは、約1時間に渡る小泉総理の説得にもかかわらず「日本へ行けば身柄が米国に引き渡される」として来日を拒否。さらに、安否不明の拉致被害者10人についても、「今後、日本も参加して積極的に調査をしていきたい」(小泉総理)というに止まる結果に。この結果を受けて、家族連絡会代表の横田滋さんは、「予想していた範囲の最悪の結果となった」と今回の小泉訪朝を批判。田口八重子さんの兄で家族連絡会副代表の飯塚繁雄さんも、「人道支援という言葉は格好いいが、取引に使われたと誰しも感じている。子どもの使いに等しい」と怒りを顕わにしてしています。そんな今日1日の出来事を受けて、報道センターより最新情報をリポートする形で始まった今夜のSmaSTATION-3。ゲストには、檀ふみさん、宮本亜門さんをお迎えしました。「セカイノニュース」で紹介したのは、現在開催中の「カンヌ映画祭」に関する話題。各国のスターや映画関係者が集まる中、ついに上映されたのはご存じマイケル・ムーア監督の最新作「ファーレンハイト911」。ブッシュ一族とオサマ・ビン・ラディン氏らサウジアラビアの有力者一族の関係に焦点を当てたこの映画、上映終了後にはカンヌ史上最長という25分にもおよぶスタンディングオベーションを受けたそう。その「ファーレンハイト〜」とともに話題を集めたのがウォン・カーウァイが監督を務め、SMAPの木村拓哉さんが出演している「2046」。会見の席上で「日本での経験は脇に置いておいて、チームの中でみんなに手とり足とり教えていただきました」という木村さんの演技は、カーウァイ監督も絶賛。「タクはあらゆるエンターテインメントの訓練が出来ている。彼は必ず海外の映画に出ることになるよ」と賛辞を送っていました。ほか、イングランド・プレミアリーグのフルハムが、今シーズン最も素晴らしいシュートをした選手に送られる「ゴール・オブ・ザ・シーズン」に、昨年10月25日マンチェスターユナイテッド戦で芸術的なシュートを決め、39年ぶりにアウェーでの対マンU戦勝利を演出した稲本潤一選手を選出、という話題などをお伝えしました。続いては「ジャパニーズ・イン・ザ・ワールド特別編 華麗なるブロードウェイミュージカル!伝説の日本人女優!!」。ブロードウェイには、300以上の客席を持ち、商業的作品を公演する「オンブロードウェイ」、100席から299席までの劇場で、芸術性と興行性を併せ持つ作品が上演される「オフブロードウェイ」、100席未満の客席で、主に実験的な作品を上演する「オフ-オフブロードウェイ」という3種類の劇場があります。その中では、7485回もの公演を行い、420億ドル(4兆6000億円)を売り上げた「キャッツ」をはじめ、「コーラスライン」「オペラ座の怪人」「ライオンキング」「マンマミーア」「STOMP」「デラグラーダ」などなど、日本人でも多くの人がその名前を知っているであろう作品が、想像を絶する華やかさと熱狂の中で、連日上演されているのです。そんなブロードウェイで活躍し、スターの座を手に入れた日本人といえば、以前番組でも紹介したナンシー梅木さん。彼女は、1950年代に「フラワードラムソング」でその人気を不動のものとしました。が、そのナンシーさんより30年以上も前に、ブロードウェイで愛されたひとりの日本人女性がいました。それが川畑アリス文子さんです。番組では、13歳でブロードウェイデビューを果たし、“ベイビースター”と呼ばれて愛された彼女の生い立ちを紹介。また、現在ブロードウェイで活躍する岡本りかさん(「ムービン・アウト」に出演」)、宮元やこさん(「STOMP」に出演)、高良由香さん(「マンマミーア」「フラワードラムソング」改訂版に出演)にもスポットを当てました。

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