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5月5日の明け方、月が地球の影にかくされる皆既月食が見られます。日本で皆既月食が見られるのは2001年1月10日以来のこととなります。月食の開始(本影)は3時48分、食の最大は5時30分。関東より東の地域では皆既食になる前に月が沈んでしまい、関東以西でも皆既食の最大の前には月が沈んでしまう月没帯食となります(沖縄では食最大まで見られます)。もし皆既月食を見られるチャンスがあれば、注目したいのは月の「色」。すっぽり地球の影に入ったはずの月が、うっすらと赤く輝くのです。これは地球をとりまく大気の層を通った太陽の光が、月面をほんのり照らしているから。太陽光のうち青い光は散乱されてしまいますが、赤い光は大気を通り抜けてやってくるために、月が赤く見えるのです。
29日午前3時ごろ、京都市北区紫野大徳寺町・大徳寺の塔頭(たっちゅう)・龍源院(りょうげんいん)で、ガラスケースの中に展示されていた火縄銃2丁と碁盤、碁石を入れる「碁筒」2個などがなくなっているのを同院の東文洋住職(43)が見つけ、110番通報しました。同院によると、火縄銃はともに長さ約1.5メートル、重さ約10キロ。1丁は天正11(1583)年の銘があります。碁盤と碁筒は金粉で葵(あおい)の紋や桐(きり)の紋があしらわれ、豊臣秀吉と徳川家康が対局で使ったと伝えられているそう。窃盗事件として捜査を始めた上鴨署によれば、ガラスケースにかけられていた南京錠はニッパーのようなもので切られていたそう。東住職は28日午後8時ごろ門に鍵をかけ、午後10時ごろ建物内を見回った時には異状はなかったそうです。
在フランス日本大使館が2000年3月の1か月間に、外交機密費からワインやシャンパン代金、着任レセプション費用などで約990万円を支出していたことが24日、読売新聞社の情報公開請求で分かりました。このうち酒購入費は約849万5700円に上っており、平均すると1日当たり約27万4100円払ったことになります。外務省は「レセプションがあるとワイン代ははね上がる。(年度末なので)3月以前の購入分も含まれる可能性があり、多額とは言えない」(会計課)と説明しています。また、ワインの銘柄や本数は「外交儀礼上支障を引き起す可能性がある」(内閣府情報公開審査会)として非公開になっています。ちなみに、同大使館以外では、在中国大使館が約382万円、在フィリピン大使館が約325万円、在ホノルル総領事館が約56万円をそれぞれ酒購入費として支出しています。
岡山大泌尿器科の公文裕巳教授と松本明特別研究員らは、ヒトの尿路結石の中にアパタイト(リン酸カルシウム)の殻を持つ極小の微生物が潜んでいることを確認しました。この微生物は結石をつくる“核”で、生態が解明されれば尿路結石や動脈硬化の原因解明や新しい治療法開発に応用できる可能性があるそうです。1998年にフィンランドの研究者がヒトの腎臓結石から「ナノバクテリア」という細菌を分離したと発表。米国立衛生研究所の研究者がその存在を疑問視する論文を発表し、議論となっていました。公文教授らは、フィンランドの研究者の方法を踏襲。腎臓から内視鏡で摘出した結石を細かく砕き、フィルターをくぐらせて他の細菌を排除、放射線で殺菌したウシ胎児の血清で培養し、これまでに68個中10個から微生物を分離し、42個でこの微生物に特徴的な形状の粒子を確認したそうです。
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