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パリのルーブル美術館は、収蔵しているレオナルド・ダ・ビンチ作の名画「モナリザ」の保存状態に「懸念すべき点が見つかった」として、2005年初めにも専門機関に精密調査を依頼する方針を明らかにしました。「モナリザ」は約500年前の16世紀初頭に描かれたイタリア・ルネサンスの傑作。1911年に1度盗まれましたが、2年後にフィレンツェで発見されました。絵はポプラ材の薄い板に描かれていますが、美術館によると、この板の湾曲が進行し、「以前よりゆがんだ」状態になったそう。このため、精密調査で、画材の性質や、温度変化にどの程度耐えられるのかを詳しく調べる予定だとか。
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英作家アーサー・コナン・ドイルが生んだ名探偵「シャーロック・ホームズ」。その研究家の謎に包まれた死が波紋を呼んでいます。ロンドン・ウェストミンスター区の検死法廷によると、亡くなったのはシャーロック・ホームズ協会元会長のリチャード・L・グリーン氏(50歳)。グリーン氏は3月27日、自宅ベッドで靴ひもで首を絞められ、玩具に囲まれた状態で発見されました。地元紙によると、グリーン氏は生前、被害妄想に取りつかれ、自宅が盗聴されていると友人に漏らしていたそう。ただ、検視官は、殺人、自殺、事故死のいずれも十分な証拠がないとの見方を示しました。コナン・ドイルが死亡した1930年以来、ドイルの作品に関係した数人が急死。死因については「コナン・ドイルの呪い」との見方もあるそうですが…。
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ノーベル賞物理学者アインシュタイン博士の晩年を克明に記した恋人の日記を、博士ゆかりの米プリンストン大学(ニュージャージー州)関係者が発見しました。筆者は同大図書館の元学芸員で1981年に80歳で死去したジョアンナ・ファントバさん。ドイツ語でタイプ打ちされた62ページの日記には、一緒にコンサートに行ったり、ボート遊びを楽しんだことや博士の書いた詩などが記載され、博士について、鋭敏で時に世間の出来事に対し手厳しい見方をする人物とし、核軍拡の動きなどを露骨に嫌悪していたことなども書かれています。ファントバさんはチェコ出身。22歳年上の博士とは1929年にベルリンで知り合い、第二次大戦が起きた1939年に博士の勧めで渡米。博士が1955年に76歳で亡くなるまで交際を続けました。
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イラク国内で米軍に拘束されているフセイン元大統領が28日、67歳の誕生日を迎えました。旧フセイン政権下のイラクでは、この4月28日には、大学や学校では通常の授業はなく歌手やバンドが入ってのコンサートが行われ、飲み物が振る舞われたりしました。首都バグダッドで入場無料のサッカーの試合が催されたこともあったそうです。国営テレビも元大統領をたたえる特別番組を組み、同じ日に生まれた子供にプレゼントを贈る元大統領の姿を伝えるのが常でした。しかしイラク戦争終結後初めての元大統領の誕生日を迎えたことしは、誕生日について伝えるメディアはありませんでした。バグダッド市民の男性(25)は「サダムの誕生日?忘れていた。みんなひどい目に遭ったから、もう誰も祝ったりしない」と話しています。
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オーストラリアの王立動物虐待防止協会(RSPCA)は、意識不明になった飼い主の異常を知らせ、命を救ったカンガルーの「ルル」に対し、その勇敢な行動をたたえる賞を贈ることを決めました。 ビクトリア州メルボルンの近郊で農場主のレナード・リチャーズさんに飼われていたルルは、昨年9月、強風による農場の被害状況を見回っていたリチャーズさんが、落ちてきた枝で頭を打って意識を失った際、家にいた夫人が異常に気づくまで鳴き続けました。夫人が発見した時、ルルはリチャーズさんを守るように、助けが来るのを待っていたそうです。このルルは、4年以上前、交通事故に巻き込まれて死んだ母親の腹袋の中から助け出され、以来リチャーズ家で育てられていました。
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「ワーナー・ブラザース」と「トリビューン」の合弁会社「WBテレビジョン」は、来月17日からリアリティー新番組「スーパースターUSA」(全7回)を放送すると発表しました。この番組は、新人歌手の発掘を目的としたものですが、歌の上手さではなく、下手さが重視される点が特徴。予選はラスベガスやミネアポリス、オーランド、フィラデルフィアで行われましたが、歌唱力のある参加者は番組の趣旨に合わないため落選。番組では、最終選考まで残った12人が、10万ドル相当のレコーディング契約を争います。米国では人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」に出場した音痴の大学生ウィリアム・ハンが人気者となり、レコードデビューまで果たしています。「スーパースターUSA」は、これをヒントに企画されたものとみられています。
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ロサンゼルス・フィルハーモニー管弦楽団は、楽団が所有するストラディバリウスのチェロが盗難に遭い、ロサンゼルス警察に届け出たと発表しました。チェロを盗んだ人物に対し、時価350万ドル相当(約3億8000万円)の名器を傷つけずに楽団に返却するよう求めています。盗まれたのは、1684年にイタリア・クレモナで製造されたチェロで、18世紀末に英国へ持ち込んだ男性の名前から「ジェネラル・キッド」と呼ばれているもの。1970年代初頭にロサンゼルス・フィルが購入し、最近では2002年に入団した首席チェリストのピーター・スタンプ氏が演奏していました。警察の調査によると、ストラディバリウスはロサンゼルス市内の個人宅から25日早朝に盗まれたとみられています。盗んだ人物はこのチェロの価値を分かっていない可能性が高いそうです。
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