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自分の努力で予防できるはずなのに、日本人の73%が患っているのが「歯周病」。
チェックの数が少ないほど、あなたは危険!?
冷たい飲み物をよく飲む。
ステーキは分厚い方がいい!
食後に、爪楊枝を使わない。
キスをする時、恋人の方も積極的だ!
歯磨きは寝る前にやる。
寝ている時、いびきや歯ギシリはしない。
風邪でもない限りは、鼻で息をしている。
歯並びはいい方だ。
私は、タバコを吸いません!
親はよく硬いものを食べている。
10〜8個:とりあえず安心です。
7〜4個:ちゃんと歯磨きをするようにしましょう。
3〜0個:歯周病の危険性あり。一度受診することをオススメします。
歯周病は、歯茎など歯の周りで発生する病気。この病気は歯垢がたまることから始まります。歯垢の80%は細菌の塊で、1ミリグラムの中に約100億個の細菌が潜んでいるのです。これが蓄積すると、細菌の働きによって歯茎は赤く腫れ、丸みを帯びた状態になります。すると、歯と歯茎のすき間が広がって「歯周ポケット」と呼ばれる溝ができ、ここに悪質な細菌が繁殖。歯茎の内部で炎症が起こるのです。人が歯を失う原因の5割がこの歯周病(第1位)。10歳の子供の半数以上にさえ、歯周病の初期症状が発生しています。歯周病を引き起こす決定的原因は、不十分な歯磨き。ほかに遺伝、タバコ、糖尿病、噛み合せの悪さなどがあります。
昨年、東京女子医科大学と東京医科歯科大学の研究グループがラットを使った実験で、歯周病によって破壊された膜組織を再生することに成功しました。歯周病が進行すると、歯と骨をつなぐ組織「歯根膜」が炎症を起こしたり、破壊されます。研究グループは培養皿の表面を薄膜で均一に覆い、歯根膜の組織を培養しました。その培養細胞を、歯周病を再現したラットの歯の周りに移植すると…。約4週間で歯根膜が再生して、健康な状態の歯に戻ったというのです。この治療効果は10年以上持続する可能性があるとか。現在は臨床応用を目指して研究を進めているそうなので、ぜひ期待を!
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