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2006 FIFAワールドカップ ドイツ|F組特集 第2戦vsクロアチア クロアチア博士・長束恭行コラム 第2回
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2006 FIFAワールドカップ ドイツ
> クロアチア博士・長束恭行コラム(第2回)
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第1戦vsオーストラリア オーストラリア分析
第2戦vsクロアチア クロアチア分析
クロアチア博士・長束恭行コラム
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◇第2回◇ クロアチア代表の戦術
ズラトコ・クラニチャル監督
「私のサッカー哲学は“相手選手より多くの得点を取る”ということだ。それを実現するためにはフィールドで相手を支配するチームでなければならない。私のコンセプトは“攻撃こそが最大の防御”というものだ。」クラニチャル監督が語るこのコメントにクロアチアの戦術が集約されている。現役時代はFWとして活躍した監督だけあって、彼は相手から点を奪いに来るサッカーをやってくる。クロアチアは攻撃パターン、勝ちパターンを持ったチームだ。
ダド・プルソ選手
クロアチアの攻撃の要となるのはFWのダド・プルソ。190cmの長身ながら足元の技術に優れたアタッカーだ。彼にボールが渡れば前線でキープすることで、両サイドの選手が上がって来られる。また相手のマークが緩いとみるや、積極的にドリブルも仕掛けてくる。もちろんヘディングにも強い。しかしながら彼はかつて左膝を手術しており、決して無理な起用はできない。プルソがいなかったらクロアチアの攻撃力は間違いなく半減してしまうのがクラニチャル監督の悩みだ。
ダリヨ・スルナ選手
もう一人のキーマンは右MFのダリヨ・スルナ。90分間エネルギッシュに右サイドを駆けずり回り、守備となれば積極的なチェイス、攻撃となればスピードあるドリブルで突破し、鋭いクロスを挙げてくる。昨年8月のブラジル戦ではロベルト・カルロス、今年3月のアルゼンチン戦ではカンビアッソが彼の餌食となった。また右足のFKも強烈だ。直接ゴールを沈めてくるだけでなく、長身選手が揃うクロアチアにとっては彼からのセットプレーが最大の得点源。ワールドカップ予選ではそれぞれチーム最多の5得点、4アシストという数字が彼の実力を示している。
マルコ・バビッチ選手
クラニチャル監督はスルナ以外にも若い力をどんどん投入している。左サイドのマルコ・バビッチはフィジカルに優れ、かつ細かいボールテクニックで相手を突破する選手だ。
ニコ・クラニチャル選手
トップ下には監督の実息であるニコ・クラニチャル。甘いもの好きのニコはウェイトオーバーのため動きは鈍いとはいえ、「クロアチアのファンタジスタ」の代名詞を持つように意外性のあるプレーやラストパスを出してくる。
ルカ・モドリッチ選手
アルゼンチン戦では彼よりも若い20歳のルカ・モドリッチがデビュー。ディナモ・ザグレブで司令塔を務める彼は運動量と正確なテクニックが売りの選手だ。
ニコ・コバチ選手
守備力も決して遜色はない。クロアチアは予選を通して5失点と非常に堅い守備力を持っている。これは早くにDF陣の世代交代がなされ、彼らが年齢的にも円熟期を迎えてきたからだ。その中心となるのがロベルト・コバチ。ユベントスではカンナバーロとテュラムの陰に隠れているが、読みとカバーリングでは欧州でもトップクラスのDFだ。兄はクロアチア代表キャプテンでボランチのニコ・コバチ。中盤の穴を的確に塞いでいくだけでなく、ピッチの汚れ役として相手のキーマンを潰していく。守備のリーダーとなるコバチ兄弟の名前は覚えておいて欲しい。
堅い守備力を持つとはいえ、クロアチアにも弱点はある。ドリブラーに非常に弱いということだ。これまで親善試合ではポルトガルのクリスティアーノ・ロナウド、スペインのメッシ、アイルランドのディミアン・ダフといったドリブラーに再三ディフェンスを崩されてしまった。また3トップのチームを相手にした場合、両サイドの裏をあっさりと突かれてしまう場面がみられた。クラニチャル監督は予選では3-4-1-2のシステムで通してきたが、ドイツ本大会では安定したディフェンスを構築するため4バックを導入する予定だ。4-3-1-2、4-2-3-1のどちらかのオプションを使ってくるだろう。クロアチア代表はマルチな選手が多いため、組合せは何パターンも考えられる。それでも右サイドのスルナ、そしてFWのプルショは最も警戒すべき選手だ。
予想フォーメーション(4-2-3-1)
プルソ
(クラスニッチ)
オリッチ クラニチャル スルナ
(モドリッチ)
N.コバチ トゥドール
バビッチ シムニッチ R.コバチ シミッチ
(トマス)
ブティナ
クロアチア博士 長束 恭行 プロフィール
クロアチアの首都ザグレブ在住。1973年、名古屋生まれ。
同志社大学経済学部卒業、ザグレブ大学クロアチア語コース修了。
大学生時代にはクイズ王番組に多数出演。
現在は、クロアチア語通訳・コーディネート、クロアチアの観光スルーガイドをするかたわら、生き甲斐であるクロアチア・サッカーを追っかけている。国内リーグ、代表試合を含めて年間40戦ほど取材。お気に入りのクラブはディナモ・ザグレブ。
現在、「
やべっちF.C.
」では”クロアチア博士”として出演中。