2006 FIFAワールドカップ ドイツ|櫻井アナの現地リポート Vol.9

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日本サッカー応援宣言
アナリポ。 櫻井アナの現地レポート
現地取材記 Vol.9 いよいよベスト8が出揃う! (06.06.30)
6月28日。
日本の梅雨とは無縁に、からっとしているドイツです。
ここ3日ほどは曇りがちな天気で、少し肌寒い状態ですが・・・。
 
さて、私がドイツ入りしてから35日が経ちました。
いや〜日本を離れて1ヶ月以上にもなるんですね。
ドイツはとっても居心地のいい土地柄なので快適に過ごしています。

これまで日本代表がキャンプ地としていた旧西ドイツの首都だったボンという街を拠点に生活していたのですが、今日ドイツ第2の都市・北部の港町ハンブルグに移動しました。 ハンブルグといえば、そう、高原選手がプレーしたハンブルガーSVの本拠地です。 早速、田畑アナウンサーと共に街を散策し、海辺で記念撮影。
 
日本代表がドイツの地を後にして5日が経ちましたが、W杯はいよいよベスト8が出揃い、
面白さと興奮の度合いを増しています。
ドイツ代表とアルゼンチン代表は90年イタリアW杯決勝の時と同じ顔合わせです。
あの時は現在ドイツ代表監督を務めるクリンスマンや現浦和レッズ監督のブッフバルト、日本にも馴染み深いリトバルスキー、フェラー、マテウスらを擁し、ブレーメがPKを決めドイツ代表が優勝しました。アルゼンチン代表にはマラドーナがいましたね。
今回は地元ドイツ代表が国民の声援を背に勢いに乗っています。一方アルゼンチン代表も世界屈指のタレント軍団で死角は見当たりません。果たして勝つのはどちらなのか?
 
フランス代表とブラジル代表は、記憶にもある98年フランスW杯決勝と同じカード。
こちらはフランス代表がジダンの活躍でブラジル代表を圧倒し、優勝しましたよね。
今回もフランス代表にはジダンが健在。アンリ、トレゼゲ、ビルトールといった強烈な
ストライカー擁する攻撃陣に、テュラム、ギャラス、サニョル、バルテズらを中心にした
守備陣も元気。中でもボランチでキャプテンを務めるビエラとポスト・ジダンの呼び声も
高いリベリーに注目です!彼は22歳のドリブラーです!
ブラジル代表は言うまでもなく世界最強のスター軍団です。この1戦はサッカーの醍醐味、極みが存分に味わえる試合になるものと思われます!
 
イングランド代表とポルトガル代表も、これまた堪らない対戦です。
オーウェンの故障離脱はあったものの、ほぼベストな状態のイングラド代表に対して、
ポルトガル代表は前の試合で退場処分となった司令塔デコを欠き、若きストライカーの
クリスチアーノ・ロナウドが前の試合で負傷して不安を抱えた状態。それでもフィーゴ、
マニシェといったところが魅せてくれるはず!
イングランド代表はベッカム、ジェラード、ランパードとワクワクする布陣が揃います!
 
そしてもう1試合は、イタリア代表と初出場でベスト8進出のウクライナ代表。
この試合はテレビ朝日系列で中継しますよ!イタリア代表にはトッティ、デル・ピエロ、
インザーギ、ピルロ、ジラルディーノ、トニなどなど皆さんもご存知の選手ばかりです。
ベスト16のオーストラリア戦で、土壇場PKを決めたトッティは生まれて数ヶ月の息子に
捧げる「おしゃぶりポーズ」が話題を呼んでいます。実はトッティ自身も地元のローマで「大きな赤ん坊」というニックネームで呼ばれているところもあるようなんです。
以前からローマの王子様と言われるトッティが今大会で優勝して「王様になれるか!?」。
ウクライナ代表は何と言ってもウクライナの国民的英雄シェフチェンコ!イタリアのACミランに所属していた彼にとってイタリア代表と対戦するのは感慨深いものがあるはず。
来季からはイングランドのチェルシーに移籍することが決まっていますが、お互いに手の内を知った中でどのような攻防になるのか楽しみです!皆さんもお見逃しなく!
 
ここでちょっと、勝手に思いで写真館!
ベスト16の試合を取材に行ったときに各国のサポーターと友達になりました!
旧東ドイツの街・ライプツィヒでアルゼンチン代表とメキシコ代表戦を取材した時のもの。

 
それから、ケルンでウクライナ代表と
スイス代表戦を取材した時にスイスサポーターと。
 
W杯は、国境を越えて世界中が友達になれるところです。
 

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