、町はどこも似た印象。建物は比較的新しく、道路はバイクがいっぱい。戦争による破壊と近年の経済発展の影響なのか。通り沿いには、小さな間口の店が並ぶ。個人商店が多いみたい。 フォーの看板を掲げた食事処は多く、100メートルの間
に、クラシックとジャズの比較をしてくれたのが、とてもおもしろかったですよね。クラシックは楽譜に書かれている通りに弾く。でもジャズは即興(アドリブ)によってメロディを自由に変化させる。両ジャンルの違いが端的に示されて
ているでしょうか。素敵な王子様もお菓子の国もみんな少女の夢だった。夢から覚めたら、ベッドのそばにいたのは元通りのくるみ割り人形……。 「くるみ割り人形」の物語の元となっているのはE.T.A.ホフマンのメルヘン「くるみ割り人形と
わらず、書かれているのは「3声」分の音符のみ。見慣れない記号まであって、読み方がわかりません。しかし、あの曲が題名通り「6声の三重カノン」として再現できることを、鈴木優人さんが鮮やかに解いてくれました。 楽譜を上下反転させる
徴に対してまるでプロレスの決め技のように名前が付いているのがおもしろいですよね。ここぞという場面で、期待通りの技がビシッと決まる。ブルックナーの交響曲には、そんな快感があります。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト) コメン
で、高校生たちの弾けっぷりには圧倒されるばかり。ユーミンの「ポップスは聴き手に届いて完成するもの」という言葉通りの光景で、音楽の力を実感せずにはいられませんでした。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト) コメント(0) 記事URL mixiチェ
ぶこと」を意味する「イル・ヴォーロ」と名付けられたんだそうです。そして、彼らは人気ボーカル・ユニットに育ち、その名の通り世界中を飛び回っています。 イル・ヴォーロにとって、モデルとなったのは「三大テノール」でしょう。ドミンゴ、パヴァ
」は、エリック・ミヤシロさんによる金管楽器+ドラムスの編成。テューバにもソロが用意されていて、山田和樹さんの言葉通り、「7人全員が主役」。パワフルで重厚な響きは7人の演奏とは思えません。 2曲目は、吹奏楽の定番「宝島」。伊賀拓郎さ
ルディは生涯に600曲を超える協奏曲を書きました。大変な多作家だったんですね。ほとんどの作品は協奏曲のお約束通り、「急─緩─急」のテンポからなる3つの楽章で構成されています。どれも一定のパターンに従っていることから、20世紀
した「パガニーニによる大練習曲」に収められているバージョンです。初稿の難しさについては番組内で説明があった通りですが、曲の作りにも違いがあります。初稿にはパガニーニのヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章の鐘(ラ・カンパ