、原曲をカットしたりつなげたり、順番を変えたり、いろいろな工夫が施されています。宇野昌磨選手のヴィヴァルディ「冬」の構成がおもしろかったですよね。第3楽章ではじまって、いつのまにか第1楽章にジャンプしているという思
を開拓した人ですから、こういったアーティストがラ・フォル・ジュルネに招かれるのは必然といえるかもしれません。 冬にナントを賑わせたラ・フォル・ジュルネは、この連休に東京へ。未知のアーティストとの出会いに心を揺さぶられた
の有名な「四季」のメドレー。ヴィヴァルディがヴェネツィアの四季折々の情景を描写した協奏曲集です。本来は「春夏秋冬」の順で演奏されますが、今回は萩森英明さんの巧みな編曲によって、「夏」の嵐から始まり、豊穣の「秋」、寂寥とした「冬」を経
、ヴィヴァルディのヴァイオリン協奏曲集「和声と創意の試み」に収められた全12曲の協奏曲のうち、最初の4曲「春」「夏」「秋」「冬」のこと。ちなみに残りの協奏曲は「海の嵐」や「喜び」など、季節感とは関係のない作品が続きます。これらも十分にすば
は大成功でしたね。 村治佳織さんが鈴木優人さん指揮東京フィルとともに演奏したのは、ヴィヴァルディの「四季」より「冬」第1楽章。以前の放送では「秋」をお楽しみいただきましたが、「冬」も負けず劣らず名曲です。曲の冒頭で静かに「ブルッ、ブ
てしまうことは避けられません。そこで松本さんが挑んだのが、現代日本語訳によるシューベルトの訳詞。これまでに「冬の旅」「美しい水車小屋の娘」「白鳥の歌」のシューベルト三大歌曲集が訳されています。お聴きいただいたように、どれも
す。こういった曲を聴くと、日本らしい春の音楽だなと感じます。クラシックの春の名曲の場合は、ヨーロッパの厳しい冬が終わってようやく春が来た喜びを表現した曲や、生命力にあふれた自然賛歌の音楽が大半だと思います。しかし
は、廣津留さんのヴァイオリンが切れ味鋭くエネルギッシュ。ピアソラは劇付随音楽としてこの「夏」を作曲した後、「春」「秋」「冬」を書いて、「ブエノスアイレスの四季」と題した曲集に仕立てました。もともとはバンドネオン五重奏団のために書か
ルダウ」以外にも、ヨハン・シュトラウス2世の「美しく青きドナウ」やシューマンの交響曲第3番「ライン」、シューベルトの「冬の旅」や「ます」等々。 ベートーヴェンの交響曲第6番「田園」で描かれるのは自然の光景。第2楽章は「小川の情景」という標
とき、 まさに「森の青さ」に感動した青森。 本格的に寒いときの表情も見てみたいと思っていて、 自分の中では、この冬、行ってみたい場所ナンバーワンなのです。 そのときには、青森のみなさん、よろしくお願いします。 下平さやか コメント(3) 記