ー作品にも引き継がれています。1959年のアニメ映画「眠れる森の美女」では、同じ童話を題材としたチャイコフスキーのバレエ音楽が用いられました。主題歌となったオーロラ姫の「いつか夢で」は、このチャイコフスキーのバレエに登場す
曲にも共通する音楽の本質的な魅力だと思います。ハチャトゥリアンの「剣の舞」はまさにその好例でしょう。この曲はバレエ「ガイーヌ」の一場面のために書かれた音楽ですが、強烈なリズムは、いかにも民族舞曲風に聞こえます。民族衣装
て、本当にすばらしい名曲ですよね。これほど高揚感にあふれたワルツはほかにありません。 チャイコフスキーはこのバレエのために、惜しみなく名曲を注ぎこみました。一作のなかに信じられないほどの密度で名曲が詰め込まれてい
ンバーでもあります。つまり、日々オペラを演奏するのが彼らの職務。ウィーン国立歌劇場では毎晩のようにオペラやバレエが上演されていますので、常時劇場のピットに入って演奏し、その合間に、ウィーン・フィルとしてコンサートを
た芸術プロデューサーとして、まっさきに名前が挙がるのがディアギレフでしょう。ディアギレフが主宰したロシア・バレエ団(バレエ・リュス)は当代随一の画家や音楽家も巻き込みながら、パリで大成功を収めました。ディアギレフはサ
く、しかも奥様であるザハーロワさんへの眼差しがなんともやさしいんですよね。 ザハーロワさんはあのボリショイ・バレエ団のプリンシパル。収録時には、会場に姿を現しただけで、客席がどよめきました。姿勢の美しさからすでにオー
クだけではなく、クラシック音楽でも名曲と呼ばれる音楽のほとんどはダンスのリズムと密接に結び付いています。バレエ音楽や舞曲はダンスそのものですし、交響曲にもメヌエットのようなダンスに由来する楽章が入っていたり
朗読で上演に参加している作品です。 ストラヴィンスキーといえば20世紀音楽に革命をもたらした真の天才作曲家。バレエ音楽の「春の祭典」「火の鳥」「ペトルーシュカ」といった革新的作品でヨーロッパの楽壇にセンセーションを巻き起
。これには納得。しかも音楽の流れに無理がないのはさすが。脱帽するほかありません。 ザギトワ選手の「ドン・キホーテ」はバレエの定番曲。作曲者のミンクスはこの「ドン・キホーテ」をはじめ、「ラ・バヤデール」などバレエ音楽の名曲で知られて
事URL mixiチェック ツイート 投稿日:2019年02月16日 10:30 今週は劇場から誕生した名曲をお聴きいただきました。バレエ、ミュージカル、オペラ、オラトリオ。実にさまざまなジャンルの曲が並んでいますが、共通点は作品にストーリー性がある