でいったんはあらゆる演奏会がなくなってしまった音楽界ですが、今ではオーケストラの公演が開かれるなど、緩やかに再始動が始まっています。しかし、そんな中でも苦心しているのが合唱団。合唱でいかに飛沫を防ぐのか、さまざま
前奏曲」を書いて持ち込んだ。そんなエピソードからもうかがえるように、一筋縄ではいかないひねくれ者がサティ。ほかにも「梨の形をした3つの小品」や「官僚的なソナチネ」など人を食ったようなタイトルの曲をたくさん書いています。
してきたモリコーネだけに、その作品数は膨大です。「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」「ニュー・シネマ・パラダイス」「海の上のピアニスト」などなど、挙げればきりがありません。 なかでも名曲の誉れが高いの
直樹」に影響を与えていたとは! 作曲は「ニュー・シネマ・パラダイス」で知られるエンニオ・モリコーネ。服部さんの「ハーモニカにマカロニウエスタンの味が少し出ている」という解説には目から鱗が落ちました。 最後に演奏された「テーマ・オブ・
では比較的よくある解釈なのですが、上野さんはさらに一歩踏み込んで、この傑作に秘められた鉄道モチーフを明らかにしてくれました。第4楽章でたった一度だけ鳴らされるシンバルの音は、蒸気機関車のブレーキ音。しかも、これに
ボエ、クラリネット2、ファゴット、バリトンサックス、ピアノという、木管楽器中心の編成でした。これはカッコいい! たしかにソーラン節なのですが、ゆったりとたゆたうような前半からしてモダンでスタイリッシュ。後半はピアニストの
で、現代ではこの逸話は眉唾ものとみなされています。小菅さんが「テンペスト」第3楽章に感じるイメージは「遁走」。たしかにこの曲にはなにかに追い立てられているような切迫感があります。 最後はショパンのピアノ・ソナタ第3番の第
た。教えてもらったことを、すぐに実践できる応用力もすばらしいですよね。 嶋田雄紀さんには、Aメロの終わりでわずかに遅れるという指摘がありました。クラシックではフレーズの終わりにわずかな「タメ」を入れることで自然な呼吸
は先週に引き続いて、「題名プロ塾」第2弾の1次審査後編をお届けしました。今回のテーマは、直前に渡された譜面をいかに弾きこなせるか。5人の受講生のみなさんが、それぞれ多彩なアレンジが施された有名曲に挑みました。メインの
と、日本語が美しいだけではなく、言葉が聴き取りやすく書かれていることに気づきます。曲の情景が無理なく頭のなかに浮かんでくるのは、この聴き取りやすさゆえでしょう。加えて、ドイツ語と日本語が持つ響きの違いも感じました。