ンクールはゴールではなく、スタート。小川典子さんのおっしゃる「この人をもう一回聴くために私はチケットを買うかどうか」という選考基準が、コンクールの意義を言い尽くしているように思います。 若い演奏家にとって、コンクール
印象的だったのは「イナたい音」。この言葉、ご存じでしたか。初耳だったのですが、枯れた音、ブルージーな音を指すのだとか。どういう語源なんでしょう? 「田舎」から派生してできた言葉なんでしょうか。 寺澤ひろみさんが複音ハーモニカを駆
することもありえます。審査基準は熱意。この人がオーケストラと共演するところを見たい!と審査員に思わせられるかどうかがカギでしょうか。技術的な水準で合否が決まるわけではありません。みなさん、楽しそうなのがいいですよ
は稀有な存在です。ウィーン・フィルと双璧をなすベルリン・フィルなどは超多国籍集団で、ドイツ人楽員はほんのわずか。どこで生まれ、どこで学んだかはまったく関係ありません。それに比べると、ウィーン・フィルにはウィーンの流儀が
てコンテスタントがどんどん減っていく形式ですから、予選の結果発表のたびに、応援するピアニストが残っているかどうか、ドキドキしていた方も多いことでしょう。 反田さんは過度の緊張のあまり「3次予選で空回りしてしまった」
を奏でて、どんどん音色が移り変わるのが聴きどころ。だったら小太鼓が別の打楽器に変わったらどんな曲になるのか。ドラムセット、カスタネット、アゴゴベル、銅鑼、しまいには相撲太鼓まで登場して超ジャンル横断的「ボレロ」が誕生し
ストラのサウンドです。おそらくプレーヤーの多くも頭の中で雄大なサウンドを想像していたのではないでしょうか。「ドット絵」と呼ばれるグラフィックスもそうですが、当時のゲームはプレーヤーのイマジネーションをいかに刺激
シカル・ミュージック)に「ポスト」という言葉が付いていますから、最初にこの言葉を耳にしたときは古いのか新しいのかどっちなの?と微妙に違和感を感じたものですが、今や新たな音楽ジャンルを示す言葉としてすっかり定着してい
きたのが、ピアニストで指揮者の大井駿さん。温泉地から生まれた4曲を演奏してもらいましたが、気のせいでしょうか、どの曲もとても心地よく、体がリラックスできたように感じられます。 ヘンデルがドイツのアーヘンで療養した直
ん馬耳東風だろう。 でも、説明責任はやはり大事だ。同時に、それを果たすのは簡単ではない。どの範囲まで説明すべきかどうかを含めて。政治家たちをかばうつもりはないが。 小林製薬の紅麹原料を使ったサプリメントを摂取した人たち