時に、世界的な名チェリストとして広く知られていました。ピアニストの原智恵子と結婚したこともあり、日本と縁の深い音楽家でもあります。上野さんがカサドの作品を演奏するのは必然といってもよいかもしれません。 ヴァイオリ
であっても言語を意識して演奏するというお話が興味深かったですよね。日本語だけではわからない西洋音楽の奥深い世界を垣間見たように思います。 ブラームスですばらしい演奏を聴かせてくれたのは岡本誠司さん。昨年、第1位
がマリンバなんですね。 シロフォンがヨーロッパ出身、マリンバがラテンアメリカの出身の楽器だというお話も興味深いと思いました。どちらかといえば身近に感じていたのはマリンバのほうだったのですが、よく考えてみると、クラ
スがあまり踊られていないようです。昔の学校の風景がアニメを通して若い世代に伝わっているという現象は興味深いですね。 Cocomiさんが選んだ秋を感じる曲は、アース・ウィンド&ファイアーの「セプテンバー」。フルートのソロにストリン
えばベテラン・ピアニストが好むレパートリーだと思いますが、若い北村さんは真正面から作品に向き合って、味わい深いブラームスを奏でてくれました。 トランペット奏者の松井秀太郎さんはクラシックとジャズを学び、作曲もでき
ヴェンの交響曲第7番を指揮している映像がありましたが、まさに現在の反田さんの姿を予告するかのようで、感慨深いものがあります。今回はそんな名物企画が一日限りの復活。9歳の柚木心琴さん、13歳の永原聖恵さんがブラーム
作品というと「ロココ風の主題による変奏曲」が有名ですが、晩年に書かれたこの「ペッツォ・カプリチオーソ」にも味わい深い魅力があります。メランコリックで寂寞とした部分と、活発で技巧的な部分のコントラストが実に鮮やか。 岡本誠
の共演で示したい」とおっしゃるのが、テナーサックス原野敏さん。サックス歴はなんと56年! なんともいえない味わい深い「ダニー・ボーイ」でした。やっぱりオーケストラといっしょに演奏すると映えますね。ダンディでした。 飯尾洋一(音楽
いでしょうか。 荒井里桜さんが選んだのは「アラジン」より「ホール・ニュー・ワールド」。華やかなヴァイオリンがジャスミン、深い音色のチェロがアラジンの役を担い、ふたりの掛け合いがくりひろげられる趣向が素敵でしたね。「ホール・ニュー・
真央さんと宇宙飛行士の野口聡一さんの対談をお送りいたしました。これから目指す道や人生観などについて、興味深いお話がいくつもあったと思います。 藤田さんの言葉でとりわけ印象的だったのは、コンクールとのかかわり方。「い