の古いヨーロッパ風の世界観にぴったりと合致していて、同時にどこか懐かしさを感じさせる音楽。植松伸夫さんは「喜びと悲しみが同居している音楽」と表現していましたが、それってなんだかモーツァルトみたいですよね。 アイリッ
伝えてくれました。楽器のすばらしさを知ってもらいたいという「ファゴット愛」に感服します。演奏も実に見事。音楽の喜びにあふれたウェーバーでしたよね。 みなさんの音楽にかける情熱に胸が熱くなりました。 飯尾洋一(音楽ジャーナ
ベートーヴェンとか、こんな弾き方ができるんですね。「エリーゼのために」はクール。ベートーヴェン本人が聴いたら、大喜びしてくれるかもしれません。 ジャズとクラシックには共通点もたくさんあります。例に挙げられていたのが協奏
」という奥田さん。ガーシュウィン本人も即興演奏の名手だったそうですが、もし奥田さんの演奏を聴いたら、きっと大喜びしてくれたのでは。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト) コメント(0) 記事URL mixiチェック ツイート 投稿日:2019年04月20日
たきドラムで披露した創意と夫婦愛、山﨑世知留さんとZaChooさんのスタイリッシュな「ミッション:インポッシブル」、歌う喜びが全身から伝わってくる後藤素子さんの「水に流して」、いずれも「もっと聴きたい」という気持ちにしてくれる音楽
のプリンセス像を表しているかのよう。「雪だるまつくろう」で描かれるアナの孤独には胸が締めつけられます。アナの喜びとエルサの不安が交錯する「生まれてはじめて」、期待感に満ちた「とびら開けて」、オラフのユーモラスなキャラクタ
声と創意の試み」に収められた全12曲の協奏曲のうち、最初の4曲「春」「夏」「秋」「冬」のこと。ちなみに残りの協奏曲は「海の嵐」や「喜び」など、季節感とは関係のない作品が続きます。これらも十分にすばらしい作品ではあるのですが、やはり「四季」の4
の第1楽章は、小菅さんいわく「失われた幸せ」。なるほど、そういう表現ができるのかと、思わず膝を叩きました。この曲の喜びと悲しみが入り混じった陰影の豊かさはモーツァルトならでは。一見明るくはつらつとした曲調であっても、モ
しい春の音楽だなと感じます。クラシックの春の名曲の場合は、ヨーロッパの厳しい冬が終わってようやく春が来た喜びを表現した曲や、生命力にあふれた自然賛歌の音楽が大半だと思います。しかし日本では4月から新年度が始ま
の風景。猟犬が獲物を追いかけ、狩人が仕留めるまでが描写的に表現されています。生気あふれる演奏から、狩の成功の喜びが伝わってきました。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト) コメント(0) 記事URL mixiチェック ツイート 投稿日:2022年10月01日