楽とディズニーは最強のタッグ」。楽器を持っていないお客さんも手拍子や歌で加わって、客席が一体になりました。 「ゼロ・トゥ・ヒーロー」や「ビビディ・バビディ・ブー」といったディズニー映画から生まれた名曲に加えて、今回はスマートフォ
スの作曲家です。軽快なラテンのリズムに乗って、はじけるような明るいサウンドが聞こえてきました。中川さんのソロと高校生たちのトロンボーンの掛け合いが楽しかったですよね。これぞ協奏曲の醍醐味といっていいでしょう。 オ
の世界にはないもの。「スムーズ・クリミナル」という選曲もよかったのでしょう。激しく情熱的なパフォーマンスは、チェロという楽器へのイメージを一新したといってもいいかもしれません。YouTubeの動画はどんどんとSNSを通じて拡散され
しまいました。超高速版「くまんばちの飛行」は圧巻。ヴァイオリンの早弾きで耳にする機会が多い曲ですが、とてもチェロとは思えない軽快さでした。 さらにチェロの立奏まで飛び出しましたが、これにはびっくり。チェロって、立って弾け
後のドヴォルザークのチェロ協奏曲です。まさか、この曲を4人のチェリストで演奏してしまうとは! 本来は独奏チェロと80人規模のオーケストラが共演する作品です。円熟期のドヴォルザークが書いた傑作で、おそらくあらゆるチェ
角をあらわしてきており、本当に層が厚くなったと感じずにはいられません。藤田さんのみずみずしく伸びやかなソロと、弦楽器の豊麗なサウンドが一体となっていました。ピアノを離れたときの藤田さんの飄々とした語り口も、演奏
何度となく同様の質問に向き合ってきたのでしょう。演奏もすごいけれども、教え方もすごい! 「パプリカ」で高校生がプロと共演する場面もおもしろかったですよね。おなじみの「パプリカ」がジャズに生まれ変わっている新鮮さもさるこ
たつの個性がぶつかり合って、ひとつの音楽を作り出すところ。どんな化学反応が起きるかわからないという点で、ソロとはまた違った期待感があります。 最初はギターの村治佳織さんとチェロの宮田大さんの共演による久石譲作曲「
きました。一般にピアノ三重奏といえば、ピアノ、ヴァイオリン、チェロの編成ですが、この曲はピアノ、クラリネット、チェロという珍しい編成で書かれています。本日お聴きいただいたのはその第1楽章。この曲の第3楽章では当時の流行
が、20世紀になって古楽復興運動により復活を果たしました。一方、マリンバは20世紀の新しい楽器。雅やかなチェンバロとモダンなマリンバというギャップが新鮮です。でも、一緒になると意外にも心地よい響きが聞こえてきます。フラ