大家が書いた楽譜を後世の演奏家が弾く場合もあります。 クラシックでは作曲と演奏の分業化がすっかり進んでしまいましたが、ときにはこんな遊び心にあふれたアレンジに浸ってみるのもよいもの。新鮮な感動がありました。 飯尾
」とズバッと切るのが高嶋さん。 あの有名な「運命」のエンディングも「しつこすぎる」ということで、大幅にカットされてしまいました。そう、「運命」って、なかなか終わらない曲なんですよね。「そろそろ、終わるのかな?」と思わせておいて、また盛り
れたのが今回の見どころ。4人で一台のチェロを弾く「水戸黄門」のテーマなど、無駄に難度の高い技に思わず笑ってしまいました。超高速版「くまんばちの飛行」は圧巻。ヴァイオリンの早弾きで耳にする機会が多い曲ですが、とてもチェロ
ーモニカを習ったのではないでしょうか。今では教育用楽器としての地位をすっかり鍵盤ハーモニカに奪われてしまいましたが……。 このタイプのハーモニカではドレミファソラシドを鳴らせても、その間にある半音は出せません。とい
がっただけでもNGという繊細さが求められる場面で、太腿を使ってグイッと手で曲げて、わずかなズレをなくしてしまいました。これは熟練の技でしょう。到底まねできるものではありません。 最後は中川英二郎さんと上野耕平さんと
ン。AとB、どちらがストラディヴァリウスだったか、分かりましたか。 石丸さんと松尾さんで意見が見事に分かれてしまいましたが、これは簡単な問題ではないんですよね。AとBが「違う」ことはわかります。でも、どちらが「よい」かとなると、
こんな下品な曲があってはならないと思われたのでしょう、「愉快にやろうね!」という上品な歌詞に差し替えられてしまいました。「俺の尻をなめろ」と「愉快にやろうね!」では大違いです。本来の歌詞が広く知られるようになったのは、20世紀
することが難しくなっています。全国の吹奏楽部員たち憧れの場である全日本吹奏楽コンクールも中止になってしまいました。 しかし、大編成ばかりが吹奏楽ではないはず。今回新たに提案されたのは7人だけの小編成吹奏楽「ブリー
関車のブレーキ音。しかも、これに続く管楽器のフレーズを「ブレーキ後の煙」とおっしゃるのには、思わず膝を叩いてしまいました。なるほど! シンバルという楽器は、普通なら強烈な一撃でクライマックスを盛り上げてくれそうなもので
節」。古い曲を歌い継ぐだけではなく、新曲も書かれているんですね。曲名から広々とした光景を歌った曲を想像してしまいましたが、「ワイド」とは徳之島の方言で「がんばれ」「やった」の意。徳之島には闘牛の文化があり、その掛け声なんだそう