作品が演奏されましたが、いかがでしたか。先週のベートーヴェンやワーグナーとはまったく違った発想で作品が書かれているのを感じていただけたかと思います。 特にペンデレツキの「広島の犠牲者に捧げる哀歌」には、「うーん」と腕組
「カノン」を例に、クラシックとジャズの比較をしてくれたのが、とてもおもしろかったですよね。クラシックは楽譜に書かれている通りに弾く。でもジャズは即興(アドリブ)によってメロディを自由に変化させる。両ジャンルの違いが端
隠されていたなんて。そう思った方も多いのでは。本日は「バッハの謎を知る休日」。もっとも有名なバッハの肖像画に描かれている小さな楽譜の秘密を探りました。 あの肖像でバッハの手にしていた楽譜が、本当に演奏可能な作品だった
みを感じるかもしれません。でも、ファイナルファンタジーの音楽は、世代にかかわらずに、ゲーム音楽の名作として聴かれているように思います。VIIをプレイしていないけど「片翼の天使」は聴いたことがある、といった方も少なくないの
けではありませんが、年月が経てば言葉も変わるもの。松本さんの訳詞は、私たちにまっすぐに伝わる現代日本語で書かれているのが特徴です。 松本さんの訳詞による「海辺」「ドッペルゲンガー」「鳩」の3曲を聴くと、日本語が美しいだけでは
有なことだと思います。 おもしろいなと思ったのは昭和のシマ唄、「ワイド節」。古い曲を歌い継ぐだけではなく、新曲も書かれているんですね。曲名から広々とした光景を歌った曲を想像してしまいましたが、「ワイド」とは徳之島の方言で「が
タについて装飾の実例がありましたが、それぞれの演奏がぜんぜん違っていることに驚かされます。原曲の楽譜に書かれている音符はとてもシンプル。これはこれで美しいメロディですが、ルーマン版ではぐっと音符の数が増えて、華
でも、ピアノトリオで聴くとまた違った新鮮な味わいがありますよね。 葉加瀬さんから「室内楽という言葉にとても惹かれている」というお話がありましたが、室内楽の分野では、ピアノ、ヴァイオリン、チェロによるピアノトリオは基本編
使った例としてはガーシュウィンの「パリのアメリカ人」がありましたが、リゲティのこの曲はクラクションのみで書かれているのですから、本当に発想がぶっ飛んでいます。 飯尾洋一(音楽ジャーナリスト) コメント(0) 記事URL mixiチェック
、鈴木優人さんに解説していただきました。優人さんが注目したのは短調の作品。モーツァルトの曲の大半は長調で書かれているのですが、数少ない短調の曲はとびきりの名曲ばかり。そんな短調の傑作を集めてみました。 モーツァル