ー『ライラの冒険 黄金の羅針盤』、稲垣吾郎さんも大好きだという女性シンガー、ノラ・ジョーンズの映画デビュー作『マイ・ブルーベリー・ナイツ』の5作品。その中で吾郎さんが1位に選んだのは「アメリカの社会状況を鋭く的確に描いている」
飾ったのは、グラミーシンガーのノラ・ジョーンズ主演、あのウォン・カーウァイ監督が初めて全編英語で撮影した『マイ・ブルーベリー・ナイツ』。コンペティション部門では、クエンティン・タランティーノ監督の『デス・プルーフ』や、コーエン兄弟
すが、稲垣さんのコメントはとても鋭いですよね。ああいう見方があるのかって、興味深かったです。 ――あの5本では、『マイ・ブルーベリー・ナイツ』が気になったとおっしゃっていました。 ノラ・ジョーンズとウォン・カーウァイの両方が好きなの
はないですよ、キワモノですもん(笑)。その辺りが、みんなに伝わればいいなと思うんですが。 ――そういう意味で、2位の『マイ・ブルーベリー・ナイツ』はバランスがいいと。 そうね。映像もきれいだし、おしゃれな気分に浸れるし、女性はみんな好きだ
さんのおかげです、有難うございます」と超満員のオーディエンスに素直な感謝の気持ちを伝える。 『リンジュー・ラヴ』『ブルーベリー・ナイツ』などおなじみの曲にオーディエンスをさらに引き込んでいくと、軽いポップス調のイントロが印