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今月の「月イチゴロー イナガキベスト5」は、先日のアカデミー賞受賞作、昨年のカンヌ映画際の受賞作がラインナップ! 見ごたえ満点&重厚感のある社会派ドラマに稲垣さんの満足度も高かったようです。あなたのこの春の1本は?
イナガキベスト5

ノーカントリー
「不愉快…未来も希望もない。でも映画としてはとてもよくできている。アメリカの社会状況を鋭く的確に描いている」
【作品DATA】
2007年(アメリカ映画)
原作:コーマック・マッカーシー
監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン
出演:トミー・リー・ジョーンズ、ハビエル・バルデム、
ジョシュ・ブローリンほか
●日比谷スカラ座ほかにて、ロードショー
マイ・ブルーベリー・ナイツ
「ウォン・カーウァイ監督の真骨頂。印象に残るカットとわかりやすいストーリー。恋をしたくなる映画。N・ジョーンズ大好き。お芝居に対する欲が見えないのもよかった」
【作品DATA】
2007年(香港/中国/フランス合作映画)
原案・監督:ウォン・カーウァイ
出演:ノラ・ジョーンズ、ジュード・ロウ、
デヴィッド・ストラザーンほか
●日比谷スカラ座ほかにて3月22日よりロードショー
魔法にかけられて
「正直期待していなかったが、期待していなかった分、面白かった。実写とアニメのコラボレーションは、案外違和感がない」
【作品DATA】
2007年(アメリカ映画)
監督:ケヴィン・リマ
出演:エイミー・アダムス、パトリック・デンプシー、
スーザン・サランドンほか
●TOHOシネマズ六本木ヒルズほかにてロードショー
4ヶ月、3週と2日
「かなり社会派。すさまじいものが伝わる。俳優さんも素晴らしい。賞を獲った映画というだけで見に行くと、門前払いされてしまうと思う」
【作品DATA】
2007年(ルーマニア映画)
監督・製作・脚本:クリスティアン・ムンジウ
出演:アナマリア・マリンカ、ローラ・ヴァシリウ、
ヴラド・イヴァノフほか
●銀座テアトルシネマほかにてロードショー
ライラの冒険 黄金の羅針盤
「壮大な予告編みたいな感じ。原作を見たりして勉強しておかないと絶対にわからなない。もう少し分かりやすい親切さがあってもいいのでは?」
【作品DATA】
2007年(アメリカ映画)
原作:フィリップ・プルマン
監督:クリス・ワイツ
出演:ニコール・キッドマン、ダコタ・ブルー・リチャーズ、
サム・エリオットほか
●丸の内ピカデリー1ほかにてロードショー


――今月は話題の大作が目立ちましたが、テイストが違う分、ランク付けが難しいとおっしゃっていました。

今回は、好き嫌いとか良し悪しではない、衝撃的な作品が多かったね。見終わったあとに、ずっと余韻が残るような。特に、ルーマニアの実情を描いた『4ヶ月、3週と2日』は、すごく印象に残るものでした。よく、慎吾がこれを選んでくれたと思ったよ。せっかくなんで、彼にも見てほしいけど(笑)。

――カンヌではパルムドールを獲りましたが、日本で話題になるのは難しいタイプの作品かもしれません。そういうものがラインナップに入るのが、このコーナーのよさですね。

そうですよね。テレビでバンバン宣伝されるわけじゃないから、誰かに勧められないとあることさえ気づかないかもしれないよね。女性が見たら、きっと思うことがあると思うし、見てほしいよね。何も感じない映画より、ずっといいと思う。

――ほかの4作品はいかがでしたか?

エンターテインメントだと思っていた『ライラの冒険〜』は、意外と子供向けではない難しさがあったよね。だから、『魔法にかけられて』はわかりやすい分、ポイントが高かったんだと思います。1位にした『ノーカントリー』は、収録でも言いましたけど「こんな映画見たことがない」ってところが凄いのであって、「アカデミー4部門受賞作品だ!」とはりきって見に行くタイプのものではないですよね。誰もが好きな映画ではないですよ、キワモノですもん(笑)。その辺りが、みんなに伝わればいいなと思うんですが。

――そういう意味で、2位の『マイ・ブルーベリー・ナイツ』はバランスがいいと。

そうね。映像もきれいだし、おしゃれな気分に浸れるし、女性はみんな好きだろうから。春のデートムービーにも、ピッタリの作品だと思います。





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