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#822
2022年6月19日
朝まで生テレビ!35周年(後編)
【番組司会】寺崎貴司(テレビ朝日アナウンサー)
八木麻紗子(テレビ朝日アナウンサー)
【出 演】田原総一朗(ジャーナリスト)
鈴木裕美子(「朝まで生テレビ!」プロデューサー)
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
八木麻紗子(テレビ朝日アナウンサー)
【出 演】田原総一朗(ジャーナリスト)
鈴木裕美子(「朝まで生テレビ!」プロデューサー)
【ナレーター】田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
放送開始から35周年を迎えた深夜の討論番組「朝まで生テレビ!」。
舞台裏やこれからの番組作りについてお話を伺いました。
舞台裏やこれからの番組作りについてお話を伺いました。

<大切にしてきたこと>
田原さんと鈴木さんが「朝生」で大切にしているのは「出演者を絶対に否定しない」「言いたいことをいかに引き出すか」。

<パネリストの人選>
出演するパネリストの人選は、テーマに合わせて決定。
対立する主張をする人にも必ず出演してもらいます。
女性のパネリストを増やすことにも積極的で、「女性の数を増やす、それが議論の原点」と番組は考えています。
対立する主張をする人にも必ず出演してもらいます。
女性のパネリストを増やすことにも積極的で、「女性の数を増やす、それが議論の原点」と番組は考えています。


<朝生五人衆(タイムキーパー・山内洋子)>
タイムキーパー・山内さん35年の記憶。
「CMに行かなければいけない決まりの時間で、議論が盛り上がっているのにCMを入れてしまうと、田原さんに『なんで今CMに行くんだよ!今行っちゃダメなんだ!』とCM中にずっと言われていた」
田原さんに一番怒られているTKかも。
「CMに行かなければいけない決まりの時間で、議論が盛り上がっているのにCMを入れてしまうと、田原さんに『なんで今CMに行くんだよ!今行っちゃダメなんだ!』とCM中にずっと言われていた」
田原さんに一番怒られているTKかも。


<朝生五人衆(プロデューサー・吉成英夫)>
放送開始当初のキャスティングについて。
「インターネットが普及していない時代、討論のテーマについて書かれた本を探し、その著者に直接出演交渉をしに行った」
「パネリストを探すため、自宅の部屋にテレビを何台も置いて他局の番組をチェックし、パネリストを探した」
と、当時の苦労を明かしてくれました。
吉成さんから見た田原さんは
「仕事をする人間として頭が下がる」
「上から目線ではなく、同じ目線で自分の気持ちをぶつけてくる人」。
「インターネットが普及していない時代、討論のテーマについて書かれた本を探し、その著者に直接出演交渉をしに行った」
「パネリストを探すため、自宅の部屋にテレビを何台も置いて他局の番組をチェックし、パネリストを探した」
と、当時の苦労を明かしてくれました。
吉成さんから見た田原さんは
「仕事をする人間として頭が下がる」
「上から目線ではなく、同じ目線で自分の気持ちをぶつけてくる人」。

<米寿を迎えて>
88歳になった田原さんは、これまでの活動を評価され、日本外国特派員協会より「報道の自由・生涯功労賞」を受賞。
「死ぬまで朝生を続けたい」「体を張って言論の自由を守る」「日本に絶対に戦争をさせない」「引退はまったく考えていない」そうです。
「死ぬまで朝生を続けたい」「体を張って言論の自由を守る」「日本に絶対に戦争をさせない」「引退はまったく考えていない」そうです。




<田原総一朗とテレビ>
田原さんは現在のテレビ番組について「クレームを恐れ、クレームがこない番組を作ろうとしている」。無難な番組が多くなっているからこそ「クレームが来るような番組を作りたい」。
<視聴者の選択肢>
情報を得る選択肢が増えた現代を、田原さんは「良くもあり問題もある」と分析。嘘のニュースが多く「情報洪水の中でいかに溺れず、情報を読む力と見極める力が求められている」。
田原さんが大切にしているのは「伝聞や推定は一切なし」「一次情報を直接確かめること」。
田原さんが大切にしているのは「伝聞や推定は一切なし」「一次情報を直接確かめること」。
<「朝まで生テレビ!」とは>
「言論と表現は自由だ!」を実証する番組
田原総一朗
「自分の言葉で話し相手の言葉も聞く もっとも人間的な番組」
鈴木裕美子
田原総一朗
「自分の言葉で話し相手の言葉も聞く もっとも人間的な番組」
鈴木裕美子
