日本の魚が変だ
~いま、海に何が起きているのか〜

2024年4月19日(金)
よる8時~
番組概要

■今回、スポットを当てるのは、“日本の魚に起きている異変”。
近年、不漁や値段の高騰といったニュースが多数報じられていますが、今、日本の海で何が起きているのか!? この先我々の食卓はどうなってしまうのか!? 日本の海と海洋生物の未来を徹底検証していきます。 スタジオゲストには、ダイビングと海をこよなく愛する女優・木村文乃と専門家を迎え、2時間たっぷり“魚”と“海”の現在を見つめていきます。

■冬のタチウオ、イワシ大量死、巨大クジラ出現…日本各地の海で異常現象続々!!
近年、冬の東京湾で本来“夏の魚”であるタチウオの漁獲量が増加。昨年1月には、大阪湾と東京湾に立て続けに巨大クジラが出現。昨秋には長崎、三重、北海道…と相次いでイワシが大量漂着するなど、異変が相次いでいます。 また、日本には大間マグロや明石鯛などその地域だけしかとれないブランド魚が多く存在しますが、一部のブランド魚の漁獲量が激減していることが明らかに…。 これらの背景には地球温暖化による海水温の上昇があるといわれていますが、ほかにも理由が!? “消えた魚たち”はどこに行ったのか!?

■まるで《南国の海》! 東京湾の海底調査にタモリ&木村文乃も驚がく!!
さらに、東京湾とも中継を結び、東京湾で起きている異変について、地元ダイビングガイドにリポートしてもらいます。 すると、南方系のサンゴの間を色鮮やかな魚たちが泳ぐ…というまるで南国の海のような光景が東京湾海底に広がっていることが判明。

■「海に大変なことが起きている!」《見過ごせない異変》に、タモリも警鐘!
収録を終えたタモリは、「今回は“魚”という切り口から検証を進めましたが、魚だけの問題ではない。海に目を向けてみると、今、大変なことが起きているんですよね。そしてそれが地球規模の温暖化とつながっているんです」と切実な感想を告白。 そしてそれらを引き起こす地球温暖化について「CO2排出量の削減への取り組みって、“こんなこと、自分ひとりがやってもたいした効果はないだろう…”とつい思ってしまいがち。でも、小さなことでも積み重なれば、確実に削減できるんです。ぜひともみなさんに考えてもらいたい」と力強く呼びかけていました。


【出演者】
<MC>
タモリ

<ゲスト>
白山義久(京都大学名誉教授/海洋研究開発機構アドバイザー)
藤井賢彦(東京大学大気海洋研究所教授)
坂上暁史(“鮨 銀座おのでら”統括総料理長)
木村文乃

<進行>
渡辺瑠海(テレビ朝日アナウンサー)