
2006年、ロードレースシーズン到来!
中でも最大の人気を誇るのが、学生駅伝。10月の「出雲駅伝」、11月の伊勢路「全日本大学駅伝」、正月の「箱根駅伝」、この3レースを称して、「学生三大駅伝」と呼ばれている。出場校が関東地区のみに限定される「箱根駅伝」、選抜方式で距離も短い「出雲駅伝」。それに対して、全国各地の予選会を勝ち抜いた25の大学が頂点を競うのが、「全日本大学駅伝」。この大会こそ、事実上の「大学日本一」を決める戦いなのだ!
大学日本一を賭けた「戦国駅伝」、戦いはさらに激化!
昨年から今年の正月にかけて、大学駅伝界の戦力図が大きく塗り替えられた。それまで箱根駅伝4連覇を始め、全日本でもその圧倒的強さを見せつけていた王者・駒澤大学が「王座」から陥落したのだ。昨年の全日本、豪雨の伊勢神宮にトップでやってきたのは日本大学。そして正月の箱根駅伝では、周囲の予想を大きく覆し、伏兵・亜細亜大学が初優勝を遂げたのだった。
そして、今年の関東地区予選でも大波乱。学生トップランナーを複数擁する東海大学、さらに名門・早稲田大学も本戦出場ならず。そう、大学駅伝界は今、まさに大混戦、「戦国の世」なのだ!
大学日本一を賭けた「名古屋⇒伊勢106.8キロ」の道のり、その戦いも
まったく予想のつかない展開が待ち受けているはず。もちろん、大学長距離界を代表するスターランナーたちの走りにも注目!花の2区で繰り広げられる、エースたちの力と力の戦負、8区アンカー勝負では今年もモグス(山梨学院大)が驚異のゴボウ抜きを見せるのは必至!
昨年優勝校のプライドを賭けた日本大学。出場校の中で、最も戦力充実とも言われ、18年ぶりの優勝を狙う日本体育大学。新時代へスタートを切る駒澤大学。さらには、初優勝のチャンス到来、東洋大学。正月の箱根制覇の勢いをそのままに、亜細亜大学。虎視眈々と優勝を狙う各校はいかなる走りを見せるのか。接戦・混戦間違いなしの日本一決戦が、今年もいよいよ幕を開ける!
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