快晴の熱田神宮。深い緑がバックに迫る西門鳥居前をスタート。気温は12度、湿度72%。
全選手とも慎重な立ち上がりで飛び出す選手はいない。
1kmは約3分の速くも遅くもないペース。
2kmすぎ、第一工大・中野が前に出る展開。広経大・ガンガが続く。集団を引っ張っていく。
5km、約15分で通過。依然、数校の遅れを除いて団子状態が続く。有力校はすべて集団の中にいる。
半分の7km手前、集団は幅広で相変わらず飛び出すものは出てこない。
1区の約半分が過ぎた約8km、ややペースが上がり縦長の展開に変わる。ぽろりぽろりと少しずつ、脱落校が見え始めた。念願の初出場を果たした明大が、すでに大きく遅れた。
10.5km付近、優勝候補日体大・鷲見が苦しそうな表情で、第1集団から遅れ始めた。出雲で1区15位の
汚名返上を目指す男が、苦しんでいる。
13km、城西大1年・高橋優太と立命大・森田が2人で飛び出した。2人を追うのが広経大・ガンガ。高橋をぐんぐん引き離しかけた森田だが、高橋がさらに逆転。1
区は1年生城西大・高橋がなんとトップ通過。日体大は15位と出遅れ。 |