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  Reported by 寺川俊平

2010年12月3日(金)、ANN系列アナウンス責任者会で、「第9回ANNアナウンサー賞」を正式決定しました。その後、社内で表彰式が行われました。



表彰式の様子。盾を渡すのはテレビ朝日平城隆司編成制作局長

ANNアナウンサー賞は、ANN系列各社の放送番組内容の質的向上、発展と、放送文化の向上に寄与することを目的とし、主として加盟各社のアナウンサー及びそれに準ずる者が、年間を通じて関わったアナウンス業務のうち、向上心・探究心が厚く、取材・構成・アナウンスメント技術において多大な努力が認められ、特に一年間の成長、技術的向上が顕著であったものに対し贈られています。

(今回の審査対象2009年10月は1日から2010年9月30日までで、
「高校野球実況部門」「原稿のあるもの部門」「原稿のないもの部門」の3部門から選出しました。)


各部門の受賞者及び受賞作品を紹介します!!


ANNアナウンサー賞 優秀賞


<高校野球実況部門>

秋田朝日放送  高橋 正和

「第92回全国高等学校野球選手権」 秋田大会決勝  能代商業 対 秋田商業 戦 実況


講評:
シーンに合わせて、過不足なく言葉が出てくるようになったのは訓練の賜。ゲームの流れや展開に素直に入って実況しているので、聞きやすい。即時描写の迫力、喋りの軽やかさで躍動感もあり非常にいい中継だった。



<原稿のあるもの部門>

東日本放送  佐藤 千晶

「遠洋にマグロを追って」 ナレーション


講評:
落ち着いてしっかりした読み。トーンもスピードも心地よい。成長著しく、3年目というキャリアから考えて高いレベルのナレーションだった。



<原稿のないもの部門>

北海道テレビ放送   依田 英将

「ほんわかどようび」 石狩さけまつり 中継


講評:
情報の処理が的確。構成も見ている者を飽きさせない。ちょっとした表現が一つ一つ「なるほど」と思わせてくれた。まさに"ほんわか"とした温かい中継だった。


ANNアナウンサー賞 奨励賞


<高校野球実況部門>

山形テレビ  小出 匡志

「第92回全国高等学校野球選手権」 山形大会準決勝  山形中央 対 山形南 戦 実況


静岡朝日テレビ  高橋 圭太

「第92回全国高等学校野球選手権」 静岡大会3回戦 常葉橘 対 浜名 戦 実況

 

<原稿のあるもの部門>

テレビ朝日  八木 麻紗子

「スーパーJチャンネル・手足なくとも満ちる夢」 ナレーション


九州朝日放送  細谷 めぐみ

「とっても健康らんど〜いびき〜」 ナレーション

 

<原稿のないもの部門>

メ〜テレ  鈴木 しおり

「どですか!×どまつり!2010」 中継


大分朝日放送  村島 里佳

「ぶぶちゃんの新学期」 中継

 

(なお、今回のエントリー数は、
「高校野球実況部門」14、「原稿のあるもの部門」23、「原稿のないもの部門」21でした)

受賞された皆様、おめでとうございます!!

そして、見事、優秀賞に輝いた三方にその喜びのお言葉を頂きました!!


<高校野球実況部門 優秀賞>
秋田朝日放送  高橋 正和

この賞を頂けた事に大変びっくりしているところです。振り返ってみると反省点は沢山あるのですが、この賞をいただけたのは、一緒に番組を作った仲間・スタッフ・実況を教えてくださったAAB・社外のアナウンサーの方々、本当にありがとうございました。
入社1年目で奨励賞を頂いたのですが、それ以来ずっと優秀賞を獲りたいと思い取り組んでまいりました。
感激しております!ありがとうございました。


<原稿のあるもの部門 優秀賞>
東日本放送  佐藤 千晶

今回このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄です。
地元・気仙沼のVTRですごく思い入れが強く、
大好きなナレーションでの受賞だったので
朗報が届いたときは嬉しくて胸がいっぱいになりました。
まだまだ至らない点ばかりで
会社、自宅、時にカラオケボックスまで(発声練習も兼ねて利用(笑)
いろいろな所が練習場、日々が修行です。
「好きこそものの上手なれ」の気持ちで
今後もこの賞を励みにますます精進していきたいと思います。
最後になりますが、このような賞をいただけたのも
いつも指導し支えてくださる皆さんのおかげです。
本当にありがとうございました。


<原稿のないもの部門 優秀賞>
北海道テレビ放送  依田 英将

この賞の連絡を頂いたのは、部長からの電話でした。僕はまた大きな誤読をしたのかなと思っていたら、この賞の知らせだったので非常にびっくりしました。まだ2年目なのですが、大きな賞を頂けて大変恐縮だと思います。
この『ほんわかどようび』という番組で、テーマカラーをピンクにして頂いております。この顔でまだ24歳なので、ピンクの眼鏡、ピンクの衣装を身にまとい、格好だけでも若々しくというコンセプトの元、中継をやってまいりました。
ANNの研修中も「思い切りが足りない」と言われ続けてきまして、まだまだ勉強中であります。 この賞は、まだまだ小さくまとまらないでアグレッシブにいけよというシグナルだと思っていますので、これからもピンクを皮切りに思い切りの良さで頑張っていきたいと思います。どうもありがとうございました。


実に謙虚なお言葉を頂きました。
私もみなさんを見習って、来年はノミネートされるように精進していきます。

ちなみに、テレビ朝日からは八木アナウンサーが"原稿あるもの部門"で見事奨励賞を受賞致しました。
その八木アナウンサーからもコメントが届いています!


<原稿のあるもの部門 奨励賞>
テレビ朝日 八木 麻紗子



八木麻紗子アナ

佐野有美さんという、先天性四肢欠損という障害を抱えて生まれた20歳の女性に密着インタビューさせてもらったこの作品。
3日間彼女の住む愛知県へお邪魔して、最後の夜には急きょ有美さんの部屋に私ひとり泊まらせてもらうことになったんです。
自分とも取材する相手とも、じっくり向き合う機会を与えてもらったこの仕事。ずっと忘れることはないと思います。
尊敬するスタッフ、そして明るい有美さんと家族の皆さんにパワーをいただいて、やっぱり取材は楽しい!と心から思いました。未熟な私ですがこの賞を励みにして、一歩一歩成長していきます!


この他にSATVにいる私の同期、高橋圭太アナウンサーが奨励賞を受賞していました。

系列同期のこういった活躍は、本当にとても良い刺激になります。


皆様、おめでとうございました!!

☆↓過去の受賞者の模様はこちら↓☆
第8回ANNアナウンサー賞  2009年
第7回ANNアナウンサー賞  2008年
第6回ANNアナウンサー賞  2007年
第5回ANNアナウンサー賞  2006年
第4回ANNアナウンサー賞  2005年
第3回ANNアナウンサー賞  2004年
第2回ANNアナウンサー賞  2003年
第1回ANNアナウンサー賞  2002年
☆ANN系列26局のアナウンサーHPの直接リンクマップはこちら↓☆
http://www.tv-asahi.co.jp/announcer/special/ann_map/body.html
 

このコーナーのバックナンバーはこちらから
 
<このコーナーは清水俊輔と、2年目の板倉朋希三上大樹宇賀なつみ加藤真輝子
1年目の菅原知弘寺川俊平森葉子が担当しています。>
 
    
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