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去る11月6日、昨年から始まった「ANNアナウンサー賞」の栄えある第2回受賞者が決定しました。これはANN系列加盟26社(※)のアナウンサーが1年間(9/1〜8/31)を通じて携った業務のうち、多大な努力と1年間の成長、技術向上が顕著な人に対し、年1回行われるものです。総エントリー数59本を数える中、各部門合計9人の方々が受賞なさいました!

(※)ANN系列加盟26社=テレビ朝日系列フルネット24社とクロスネット局である福井放送テレビ宮崎

今年も3人の方々が各部門の優秀賞に輝きました
■高校野球実況部門
優秀賞 HTB 北海道テレビ 谷口 直樹 アナウンサー
「駒大苫小牧 対 倉敷工業 戦 ふるさと実況」
奨励賞 IAT 岩手朝日テレビ 矢田 雄二郎 アナウンサー
「岩手大会準決勝 花巻東 対 福岡 戦」
奨励賞
ABN 長野朝日放送 藤井 学 アナウンサー
「長野工業 対 智弁和歌山 戦 ふるさと実況」
全国のANN系列アナウンス責任者が勢揃いの中、表彰されました
■原稿のあるもの部門(ニュース、ナレーションなど)
優秀賞
KBC 九州朝日放送 宮本 啓丞 アナウンサー
「水と緑の物語・ジャワ島の川を救え」ナレーション
奨励賞
IAT 岩手朝日テレビ 山田 美保 アナウンサー
うじきつよしのワンダーポケット
「ネコの一日に密着」ナレーション
奨励賞
NBN メーテレ 斎藤 寿幸 アナウンサー
「ロノの魂 アスリートドキュメント」ナレーション
テレビ朝日早河常務より表彰される宮本アナウンサー
■原稿のないもの部門(フリートーク、リポート、司会など)
優秀賞
SATV 静岡朝日テレビ 原田 裕見子 アナウンサー
「とびっきり!しずおか・裕見子のぶらり旅」
奨励賞
KHB 東日本放送 岩田 有未 アナウンサー
うじきつよしのワンダーポケット
「実用リニアモーターカー紹介」
奨励賞
EX テレビ朝日 平石 直之 アナウンサー
「 韓国テグ地下鉄火災 現場リポート・中継」
お祝いを述べるテレビ朝日早河常務
-それでは各部門の金賞にあたる「優秀賞」受賞者の喜びの声です!
左からKBC宮本アナ、SATV原田アナ、HTB谷口アナ

■高校野球実況部門
HTB 北海道テレビ 谷口 直樹アナウンサー (入社4年目)
「駒大苫小牧 対 倉敷工業 戦 ふるさと実況」
-本人の喜びの声-
HTB北海道テレビ 谷口直樹アナウンサー

「最も好きな仕事である高校野球の実況で優秀賞をいただけたこと、大変うれしく、また光栄に思います。 入社以来指導してくださった会社の先輩、上司、また系列の先輩に感謝いたします。実は入社以来4年間、夏の甲子園で北海道代表校は1勝もしていません。『もしや僕のせいでは…?』と思いつつも、来年こそは勝ち実況をできることを信じて、今回の賞を糧にさらに上のレベルを目指します!本当にありがとうございました。」

 
あこがれの甲子園に乗り込んで、
地元北海道のために応援実況です
  解説は元札幌光星高校野球部監督の奥村博さん
-選考委員の講評-
大変声が良く、なおかつ明るく歯切れ良く、スポーツ中継として素晴らしい。野球の流れを的確につかんで解説者との会話もスムース。CMへの入り方、コメントのまとめ方なども巧み。
テレビ朝日新社屋のニュースルームで記念にパチリ

■原稿のあるもの部門
KBC 九州朝日放送 宮本 啓丞アナウンサー(入社7年目)
「水と緑の物語・ジャワ島の川を救え」ナレーション
-本人の喜びの声-
KBC九州朝日放送 宮本啓丞アナウンサー
今回の作品は、登場人物が魅力的で 取材内容も興味深く、また 取材スタッフの熱意を強く感じるものでしたので、せっかくのものをナレーションで壊してしまわないよう取り組みました。おかげさまで 放送後の反響も大変良く、いい仲間といい仕事ができたことを嬉しく思っています。さらにこのような賞まで頂き、スタッフと共に喜んでいる次第です。これからも 地域の人たちに喜んでもらえるものを作れるよう力を尽くしていきます。本当にありがとうございました。
 
自然豊かなインドネシア・ジャワ島が舞台です   ジャワ島の川を救えと日本人も立ち上がりました
 
現地で日本と同じ豆腐が作られます   取材スタッフの熱意を強く感じる作品でした
-選考委員の講評-
的確な発音・滑舌で基本技術が身についている。ナチュラルな表現で声質に魅力があり、上手さが引き立って心地良い。今後は力強さを加えて幅をつけ 味わいのある語り手になることを期待したい。

■原稿のないもの部門
SATV 静岡朝日テレビ 原田 裕見子アナウンサー(入社10年目)
「 とびっきり!しずおか・裕見子のぶらり旅」
-本人の喜びの声-
SATV静岡朝日テレビ 原田裕見子アナウンサー
入社10年目という節目の年に、このような素晴らしい賞をいただき、「ご褒美」をもらったような気持ちです。今までお世話になったすべての方に感謝の気持ちでいっぱいです。受賞した「ぶらり旅」とは、私がデジカメで撮影しながらリポートしていくというちょっと変わった行楽もので(ディレクターとの2カメ体制でフットワーク軽くロケに行けます)、画質はイマイチでも(笑)地元の皆さんの、より「素」に近いリアクションを追求でき、リポーターとして撮影者として面白くてたまりません。賞をいただいたことで、より仕事に張り合いを感じる今日この頃。これからもTVの前のみなさんに喜んでもらえるようないい仕事をしていきたいと思います。本当に有難うございました。
 
このカメラで皆さんの下へ伺います
(隣は伊地アナウンサー)
  カメラに向かって元気に出発!
 
自らもカメラを回しながら取材を続けます   時にはこんな形で撮影しながら実況も・・・
-選考委員の講評-
飾らない人柄、親しみやすさがにじみ出て申し分ない。自分でカメラを扱いつつも 自然な話しぶりでアドリブが的確。何でもないことを楽しく喋る能力が備わっている。好感度抜群。

受賞なさった皆さん、おめでとうございました!

そして我がテレビ朝日からも昨年の野村真季アナウンサーに続いて、平石直之アナウンサーが「原稿の無いもの」部門で見事「奨励賞」を獲得しました!韓国テグで起きた地下鉄火災で現場に飛び、厳しい環境の中で冷静かつ的確に捉えたニュースステーションの中継リポートはとても内容の濃いものでした。
-本人の喜びの声-
スタッフの皆さんのおかげです

日々の仕事の中では、それはもう、とにかく次から次へと反省点が出てきて、「これからは絶対に恥ずかしい思い、悔しい思いはしたくない」と思って、次の仕事へと臨むことで精一杯です。そんなある日、「ANNアナウンサー賞奨励賞、受賞」の朗報が届きました。まずはなにより大喜びした!のはもちろんのことですが、現場のスタッフの皆さんによる協力があってこその受賞であることをここで改めて強調いたします。2003年2月19日。地下鉄火災現場「チュンアンノ」駅の構内に中継用のケーブルが引けたのは放送直前。100人以上の方が亡くなった地下鉄構内は煤で真っ黒。ライトの当たらないところはまさに真っ暗で、マスクがなければ耐えられないほどの異臭。リハーサルはなし。中継のスタート地点とした地下2階の改札には音声が届かず、OAの映像も音声もないまま、ディレクターの手の合図だけで中継をスタート。途中、地下3階でカメラのフレームの外に出て、携帯電話(スタジオからの声を聞くため)を受け取り、何事もなかったかのようにフレーム内に戻り、中継を継続。その後、東京のスタジオとトーク。そうした意味では現場のスタッフにとっては極めて難易度が高く、現場のあまりの悲惨さと異臭で、まさに息が詰まりそうになるなかでの中継でした。この賞は、現場スタッフ全員に与えられたものと解釈しております。心より感謝、感謝です。

 
本当に悲惨な現場でした   真っ暗な中、
ライトの明かりを頼りにリポートを続けました
 
消防のホースが使われた形跡はありませんでした   スタジオの久米さんと生中継で結んでのリポートでした
-選考委員の講評-
短い時間で過不足なく現場の状況を的確に伝えている。雰囲気に呑まれず 冷静に着実に基本をわきまえて伝える姿勢が良い。淡々とした口調であるからこそ事故の悲惨さが伝わる。
堀越部長から表彰を受ける平石アナウンサー
 
    
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