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去る11月4日、今年も「ANNアナウンサー賞」の栄えある第3回受賞者が決定しました。これはANN系列加盟26社(※)のアナウンサーが1年間(毎年9月30日〆)を通じて携った業務のうち、多大な努力と1年間の成長、技術向上が顕著な人に対し、年1回行われるものです。各局での社内オーディションを経た総エントリー数60本を数える中、各部門合計10人の方々が受賞なさいました!

(※)ANN系列加盟26社=テレビ朝日系列フルネット24社とクロスネット局である福井放送テレビ宮崎

テレビ朝日早河常務と並んで
【優秀賞】
■ 高校野球実況部門
YAB 山口朝日放送  井川 弘宜 アナウンサー
 
■ 原稿のあるもの部門(ニュース、ナレーションなど)
HTB 北海道テレビ   森 清佳 アナウンサー
 
■ 原稿のないもの部門(リポート、フリートークなど)
KBC 九州朝日放送  濱田 しのぶ アナウンサー
左から井川アナ、森アナ、濱田アナ
テレビ朝日ニュースルームにて
このまま3人で新番組が出来そう?
【奨励賞】
■ 高校野球実況部門
AAB 秋田朝日放送  高橋 正和 アナウンサー
YTS 山形テレビ     佐藤 優 アナウンサー
EAT 愛媛朝日テレビ 市脇 康平 アナウンサー
 
■ 原稿のあるもの部門
KBC 九州朝日放送  岩淵 梢 アナウンサー
EAT 愛媛朝日テレビ 川上 裕子 アナウンサー
 
■ 原稿のないもの部門
KAB 熊本朝日放送   武藤 麻美 アナウンサー
メ〜テレ名古屋テレビ 清水 由美 アナウンサー
受賞作品はANNアナウンサー責任者会議で上映されました

それでは各賞受賞者の喜びの声です
 
【優秀賞】
■ 高校野球実況部門
 
YAB 山口朝日放送 井川 弘宜  (入社11年目)
「山口大会準決勝・岩国-宇部商」
山口県大会決勝進出をかけての熱戦でした
緊張感あふれる授賞式。もったいないくらいのお褒めの言葉をいただき恐縮しています。野球というスポーツ自体チームワークが大切ですが、高校野球の中継にもチームワークが要求されます。スタッフ・関係者、全ての方々のサポートがあっての実況。それを評価していただいたことに関して、みんなでこの喜びを分かち合いたいと思います。自信を過信に変えることなく、今後は全ての仕事により高いハードルを設定して取り組んでいきたいと思っています。ありがとうございました!

【選考委員の講評】
放送、番組としての完成度が高いこと。それでありながら、自分のパターン、考えを押しつけることなく、視聴者、高校野球ファンの目線で中継を進めている。高校野球、地方大会の躍動感、高揚感をとてもうまく、素直に出せている。

 
■ 原稿のあるもの部門(ニュース、ナレーションなど)
 
HTB 北海道テレビ 森 清佳  (入社2年目)
「利尻・礼文・サロベツ国立指定30周年記念
夢!花!グルメ!最北サンセット」

村野武範さんが北海道の大自然を旅する番組です
受賞したこのナレーションは、番組のOAを見ながら「ああ、もっと間を取れば良かった。鼻濁音が弱かった。もっと違う読み方が出来たかも・・」と、大反省でした。それだけに、「ANNアナウンサー賞受賞」の朗報は、喜ぶことを忘れるほど驚きました。
私はナレーションが大好きです。読む機会はあまりないのですが、毎日、狭いアナウンスブースに篭もっては「ラジオのDJ風」「アニメの声優風」「ワイドショーの事件風」と様々な読み方を試します。色々な原稿を読みたいからと、先輩が読んだ原稿を貰ったり、ある時は社内のゴミ箱に捨ててある原稿を拾って、アナブースに入ることもありました。
今後はもっと技術を磨いて、意味や温度の伝わる読みを目指します。そして、入社以来アナウンスメントの基本を熱心に教えて下さった先輩方に、改めて感謝します。

【選考委員の講評】
若々しく明るいナレーションは、視聴者を自然と内容に引き込んでいく。原稿があるのを感じさせない語りかけになっている。まるで話をしているような自然さがよい。

 
■ 原稿のないもの部門(リポート、フリートークなど)
 
KBC 九州朝日放送 濱田 しのぶ  (入社7年目)
「アサデス。九州・山口」

福岡の良さを見ていただければ…。スタッフや皆さんに感謝します。
この度は優秀賞をいただき、大変光栄に思います。「原稿のないもの部門」とのことでKBCテレビ「アサデス。九州.山口」のグルメ取材企画「吉井町のおひな様めぐり」のリポートを提出しました。系列局の方々に「せっかくだから福岡の代表的な文化を見ていただければ…という想いで選んだVTRです。現場は楽しく、お天気が良くて雰囲気もとてもよかったことが印象的でした。
私自身のリポートは、いくら甘い評価をしても「入賞」には程遠く、結果を聞いたときには「ドッキリ大作戦かな?」と一瞬疑ってしまったほどです。しかし、このような賞をいただけたのは何よりも、ディレクターと取材クルー、そして取材先でお世話になった方々のおかげと感謝しております。
新たな気持ちで今後とも精進してまいりたいと思います。

【選考委員の講評】
リポートとして完成されたクオリティを持っている。タレントさんに対して地の出し方が絶妙。好感度も高く、飽きさせないリポート。見ている側が楽しくなる。

 
【奨励賞】
■ 高校野球実況部門
 
AAB 秋田朝日放送 高橋 正和  (入社1年目)
「秋田大会・秋田経法大附-秋田商」
「野球実況をする」という夢を叶えられた今年、いきなりこのような賞を頂いて、本当に感激しています。これもお世話になった先輩や中継スタッフの皆さん、そして素晴らしいゲームを見せてくれた両チームの選手や監督のおかげです。この場を借りて感謝します。しかし、私にはまだまだ直すべき課題が山ほどあります。なのでこれからも気を緩めず、もっと人に伝わる実況が出来るよう頑張ります。来年は優秀賞を取ってみせます!今後もよろしくお願いします。

【選考委員の講評】
音声的に魅力あり。解説の話、守備位置にも目を配っていてセンス抜群。
新人、実況2回目とは思えない。素晴らしいの一語。優秀賞に推したいくらい。

 
 
YTS 山形テレビ 佐藤 優 (入社4年目)
「山形大会準々決勝・羽黒-寒河江工業」
受賞したと聞いた時は信じられなくて、とりあえず1回強烈にホッぺタを抓ってみました。大好きな高校野球で、受賞出来たことを心から嬉しく思っています。これまで本当に多くの人の支えがありました。中でも、実況どころか描写もままならなかった私を一から指導して、自分の‘‘ウリ‘‘まで見つけてくれた新人アナ研修と甲子園研修は私の原点で、2つの研修がなければ今の自分はなかったと思います。実況はまだまだ下手ですが、もっともっと上手くなって、幼い時から通った夢の舞台で、夏の甲子園・山形県勢初のベスト8の瞬間を伝えられるよう頑張ります。

【選考委員の講評】
野球が好きな雰囲気があり、実に素直、反応良く、柔らかく良い中継。
選抜研修の出来を考えると初実況は長足の進歩。努力の跡に拍手。

 
 
EAT 愛媛朝日テレビ 市脇 康平 (入社5年目)
「愛媛大会決勝・済美-新田」
県外出身で高校野球未経験者の私ですが、このような賞をいただき驚いています。最近は趣味と称して県内各地のグラウンドに出かけるようになり、監督や選手に話を聞くなど試行錯誤を繰り返しているところでしたし・・・。まだまだ完成には程遠い状況ですが、色んなアイデアを吸収して実況へ反映出来るように精進していく所存です。局内外から様々なアドバイスを送っていただいた方々に少しは恩返しが出来たかなと思っています。この場を借りて御礼申し上げます。

【選考委員の講評】
魅力的な声。オン、オフの見分けができ野球も見えている。新人の時から「それらしさはあったが、一段進んだ安定感が出てきた。

 
■ 原稿のあるもの部門
 
KBC 九州朝日放送 岩淵 梢  (入社4年目)
「とっても健康らんど」
受賞と聞いて驚きました。「とっても健康らんど」は、身近に潜む病気とその最新治療に関して、分かりやすく紹介する番組です。楽しみながら見てもらいたいというのはモットーですが、病気を扱っているだけに、ナレーションではむやみにはしゃぎすぎるのも不適切だったりします。そんな中で、飽きさせない内容のナレーションを制作スタッフが考えたからこそ、今回の評価に繋がったと思います。一緒に仕事をしている周りの方々に感謝します。有難うございました。

【選考委員の講評】
リズム感のよさが喋りに反映され、飽きさせずに視聴者に内容を伝えていく技量もついてきた。テンポのある喋りは4年目のキャリアとしてはすばらしい。

 
 
EAT 愛媛朝日テレビ 川上 裕子 (入社7年目)
「旅の一句」
受賞の知らせを受けたとき、本当に驚きました。うれしい気持ちがこみ上げてくるのと同時に、こうやって自分なりの目標に向かってやってきた道のりは、間違いではなかったということに、ほっとしました。今回のナレーションは今までの話し方と違うこともあって、「もっといい声だったら」「もっと滑舌がよかったら」と悩み、つまづくことが多かったように思います。「しっとりと、優しい眼差しで出演者に声をかけるように・・・」そんな気持ちで取り組んだナレーションでしたが、自分自身が大きく成長し充実していないと表現できない部分が沢山あることを思い知り、大きな課題を見つけることもできました。これから、また新しい目標に向かって日々頑張っていきます。ありがとうございました。

【選考委員の講評】
上品で落ち着いていて、聞きやすい。全くの素人から7年で見事開花。聞き手を自然に映像に引き込んでいく。

 
■ 原稿のないもの部門
 
KAB 熊本朝日放送 武藤 麻美  (入社2年目)
「花畑情報カフェ・サタブラ」
「今日は、どこに行った。また行方不明か」「美味しい物でも食べ回っているんでは」。職場では毎日、こんな会話が飛び交っているらしい。どうやら私は放し飼い?
アナウンサーの仕事を始めて1年。朝の情報番組で主に食のリポートを担当する私は、日々うきうき気分で県内各地を渡り歩いています。そんな時に飛び込んできた、今回の賞。いつも「好きなようにやればいい」と自由にのびのびと仕事をさせてくださる周囲の皆さんのおかげだと改めて感謝申し上げます。
「フリートークは、普段の生き方が素直にでるもの」テレビ朝日での新人研修で教わった大切なことを忘れずに、これからも楽しさを忘れず精進していこうと思います。

【選考委員の講評】
とにかく表情が豊か。何種類ものチーズケーキを自分の言葉でしっかり伝えていた。自然なリアクションもすばらしい。2年目のキャリアでは雰囲気をもっている。

 
 
メ〜テレ名古屋テレビ 清水 由美  (入社2年目)
「朝ワイド どですか」
「本当に私でいいのでしょうか?」受賞の連絡を頂いたときは喜びより驚きが先でした。毎週月曜日の中継を担当して3ヶ月が経ち、初めて自分で伝えたい内容、周囲のスタッフや取材先の方のアドバイスを少しずつですが取り入れることができました。現場はとにかく楽しく、ビニールハウスの中の熱気と緊張で汗をかきながらの中継でした。これからも現場のチームワークを味方に、生き生きとした“楽しさ”を伝えていきたいです。

【選考委員の講評】
生き生きしている。楽しそう。2年目というキャリアにしては段取りを感じさせない自然さ。情報もしっかりと伝えられている。
 

このANNアナウンサー賞表彰式の模様は
12/5(日)5:00AM〜の「はい!テレビ朝日です」で放送予定です
これからも頑張ります!
 
    
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