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――SmaSTATION-2は大谷さんがご出演されている「スーパーJチャンネル」や「サンデープロジェクト」とは随分違う雰囲気ですが、どうお感じになられましたか?
いやぁ、楽しかったですよ。確かに雰囲気は違いますけどね。どうしても僕が出てるような番組はニュースを堅苦しくやるじゃないですか。「みんなここまで分かっている」という前提でやるでしょ? ところが、この番組はある意味「ニュースステーション」的に掘り下げて、分かりやすくやる。こういうのが本当のニュースだと思うんですね。僕も今日は出演しながら、勉強になりました。何よりも良かったのは、ベラベラで解答させられなかったということです(笑)。
――初対面の香取編集長と一緒に番組をやられてみて、いかがでしたか?
彼は面白い人だね。実は僕、今までは顔だけで見ると、滝沢秀明くんのファンだったんです(笑)。でも今日、香取くんと色々話してみて、彼のキャラクターはいいなぁって、内面的な部分で魅かれましたね。
――その香取編集長は、若い世代の代表というスタンスで番組に参加しているわけですが…。
例えば選挙率も20%とか30%じゃないですか。選挙って日曜日が投票でしょ。だから土曜の夜に、同じ世代の代表である香取くんが「投票しに行こう」って呼びかけてくれるような番組になってくれればいいなって。だって、我々が政治に参加する唯一の手段って“選挙投票”なんですから。そこから政治って変わるんです。香取くんがこの番組をやっていることで、同じ世代の人たちが関心を持ってくれたら一番ですよね。香取くんの存在はとても意味があるんです。今日は北朝鮮について扱っていましたが、あれを見れば、あの国がどんなにひどい状況かは分かる。でも、あんな無茶苦茶なことが長続きするわけがない。北朝鮮にだって若い人がいるわけで、いずれ彼らの時代が来るんです。その時にどうするか――今から、日本の若者も考えていくべきでしょうね。
――北朝鮮の現状は、昔の日本とかぶる部分が多々ありますよね。
ありますね。いくら北朝鮮がひどいと言っても、戦時中の日本はもっとひどかったかもしれない。でも、50年以上経った今、同じ日本とは思えないほど変わったじゃないですか。ということは、北朝鮮だって変わるわけです。だから「あんな国どうしようもない」と言うよりも、いずれお付き合いできるような国に変わった時に、両国の次世代を担う人たちが上手くやっていけるように頑張ってほしいんですよね。
――日本は敗戦によって転機を迎えましたが、北朝鮮はもっと平和的な方法で変われると思われますか?
できれば血を見ずに、変わってほしいですよね。「ひどい国だから、やっつけちゃおう」ということになれば、アメリカも韓国も大量の血を流さなければならない。でも、日本は「戦争をしない」と決めているわけです。じゃ、我々に何ができるのか? この番組を見ながら、それぞれが考えてみてほしいですね。 |
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(大谷昭宏さん・談) |
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