◆美輪さんとのトークは、凄く楽しかったです。あの感じが、美輪さんの魅力なんだな、と思いました。魅力の中の、いままで見たことがない美輪さんを見ることが出来たような気がするので、スマステーションに登場していただけたこと、本当に嬉しく思います◆美輪さんとの出会いは…これが一番最初かどうか定かじゃないんですけど、いしだ壱成くんの舞台を見に行ったんです。それは、今日のVTRの感じだともしかしたら「毛皮のマリー」だったかもしれないな、と思ったんですけど、そのときに、美輪さんを紹介していただき、楽屋を開けた瞬間に、美輪さんがお洋服を着替えているみたいな最中に出くわし…。もう度肝を抜かれて、「この人は何だ？」と。「あ、すいません」みたいな感じで外で待ってたら、「全然大丈夫よ！」って言って美輪さんがガウンを着て外に出てきてくれたのが凄く印象に残っています。楽屋も、違う部屋になってたんですよ。照明があったりとか、カーテンがあったりして…。そこにいたあの美輪さんが、あまりにも衝撃的で。それがきっと最初の出会いなんじゃないかな、と◆そんな美輪さんと、今日はじっくりお話しすることができてよかったです。今日のは、ちょっといままでにないくらいじっくり話せた感じがあったんですけど、それで「もうちょっと話したかったな」っていう感じです。今日話したのと同じ分くらいもっと話せたら…それでも本で言うところの目次くらいの感じかもしれないけど。目次が完成しなかった感じ、くらいかな(笑)◆印象に残っている言葉は…オーラな感じでいくと、「宇宙から地球を見る」っていうお話かな。1周も2周もしたところの、凄く遠いオーラな感じの美輪明宏さんのコメントとして聞かせてもらった中では…ね。あと、そっち方向でいきますと、「見えないことになってるんです」っていうところ。「見えるのに、見えないことになってる」ってことを知ることができました(笑)。あと、昔のところでいうと、「男でも女でもない」っていう会話が何回も出てきましたけど、そこはね、「聞きたいな」って思っていたところだったんですよね。「男と思っているのか、女なのか…」っていう質問をしよう、と、何日も前から思ってたんだけど、その質問をする必要がなくなるくらいに、さらっと“男でも女でもないもの”を作りたかったところから始まって、自分でアイデアを出して、しかもそれが日本の文化で…っていうのをサラッと聞けたので。それを美輪さんがサラッとおっしゃったときに、「男なのか女なのかどう思っているのか」っていうことじゃなく、「男でも女でもないんだ」っていうのがわかりました。 (編集長：香取慎吾)

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