◆大沢たかおさん、カッコよかったですね！女の人だけじゃなく、男もホレちゃう、というか…。大下さんとも話してたんだけど、きっと大沢さんも番組を楽しんでくれてたんじゃないかな？　あのね、“いい人”って結構軽い感じじゃないですか。本気でいい人だった、って言うのは難しいと思うんですけど、大沢さんは本気でいい人でしたね◆今回の特集は、たまらなかったですね。第1弾があっても、第2弾をなかなかやらないというスマステーション(笑)が、『6』になってから立て続けに『5』のときにやれなかった分をドドドっと怒涛のごとくやってる流れでは、第2弾としてぎゅうぎゅうに詰め込んだ感じではありましたが、その詰め込み具合も非常に贅沢で、ラスベガス好きのボクにはたまらない内容でしたね。だって、どっちか1本だけでも特集として成立するくらいのものでしょ？だから、次はスマステーションがラスベガスに行って、スティーブ・ウィンにゲストに来てもらいたいですね◆ウィンさんが日本に進出する気満々っていうのも、かなりの大ニュースですよ。石原都知事がカジノを作る、って言っていたこともありましたけど、いまだに日本にはカジノがなく、「どうなったのかな？」っていまも多くの人が気にしているところでのこの独占インタビューでしょ。彼が「東京！」って言ったのは、かなり大きなニュースだと思うんですけど◆ウィンさんには、オーラを感じました。VTRを見ているときって、ワイプが入っているとはいえ、いつも家でテレビを見ているような気持ちで見ているんだけど、今回は重さが尋常じゃなく、いい意味だと思えばいい意味なんだけど、彼がひと言発するたびに、自分がどんどん小さくなっていくような…。自分に当たっていた人生のスポットライトが、どんどん細くなっていくような感じが(笑)。でもちゃんと最後には、「人生を楽しめ」って、ボクらを勇気付けてくれるメッセージもくれて、細いスポットライトだったところが草原になって、明るい太陽の光を与えてくれたような感じが…。あんな短いVTRでも、“お師匠様”みたいな感じがしましたね◆月イチは、難しいラインナップでしたよね。『ワールド・トレード・センター』は、やっぱり気になる作品じゃないですか。でも、あれが3位になった時点で、『明日へのチケット』が1位かな、って思ったんです。ボク、ああいう映画が好きなんですよ。それって、自分がやりたいことがいっぱいあって、走りすぎている方だからなんですよね。『明日へのチケット』ってタイトルだけど、ああいう映画を見るといいブレーキになるというか…。ホッとできる映画が好きで、そこにプラス、ヨーロッパが好きで、いろいろなところに行ったけど無理やり列車に乗るようにしているくらいヨーロッパの列車に乗るのが大好きなボクとしては、「出発がローマで、3部作になってて、いろんな人たちの人間模様…」っていうだけでたまらないですね。でも、さらに上に『ブラック・ダリア』があって…。吾郎ちゃんのあの絶賛ぶりは、いままで100本以上吾郎ちゃんが紹介してきた中で、結構ベスト5に入るんじゃないか、っていうくらいの褒め方だったので、結果、ボクも順位を変えられず…。まあ、別に順位を変えなくてもいいんですよね。でも、悔しいんですよ。そうじゃなくても、最近の吾郎ちゃんは、ますます説得力が増しているから…。映画祭に木村くんの映画を見に行った、っていうのもウケますね(笑)。映画評論家として参加した、っていうのも最高です！ (編集長：香取慎吾)

Copyright(C)2006 tv-asahi All Rights Reserved.