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1位

特捜9 season5
第3話「殺意の再演」

特捜9 season5第3話「殺意の再演」

2位

特捜9 season4
最終話「希望の香り」

特捜9 season4最終話「希望の香り

3位

特捜9 season6
第7話「行旅死亡人334番」

特捜9 season6第7話「行旅死亡人334番」

4位

警視庁捜査一課9係 season1
第1話「偽証の連鎖」

警視庁捜査一課9係 season1第1話「偽証の連鎖」

5位

特捜9 season7
第3話「新たな地へ」

特捜9 season7第3話「新たな地へ」

6位

特捜9 season2
第1話

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7位

特捜9 season4
第3話「最高の日」

特捜9 season4第3話「最高の日」

8位

特捜9 season3
第6話「四色の殺人」

特捜9 season3第6話「四色の殺人」

9位

警視庁捜査一課9係 season12
第8話「9時41分の殺意」

第8話「9時41分の殺意」

10位

特捜9 season7
最終話「何者」

特捜9 season7最終話「何者」

投票エピソード

第1話

警視庁捜査一課9係 season1
第1話「偽証の連鎖」

新品のジャケットを着て歩いていた直樹(井ノ原快彦)は、ケーキを手に走ってきた女性とぶつかってしまう。おかげで新品のジャケットはケーキまみれ。文句を言うと、逆に「どうしてくれんのよ!」と逆ギレされてしまう。どう見たって悪いのは走ってきた女性の方。改めて抗議しようとすると、落ちたケーキを拾い集めて、さっさと走り去ってしまう。 ハンカチでケーキをふき取りながら憤然と歩いていた直樹。そのとき、近くの公園から女性の悲鳴と遠ざかるヒールの音が聞こえてきた。急いで音がした方へ来てみると、倒れた男の足が目に入った。が、突然背後から鉄パイプで殴られ、その場に倒れこんでしまう。 数時間後、意識を取り戻した直樹は胸を刺されて死んでいる男と、背中を刺されて死んでいる女性を発見。さらに近くの石段の下には頭から血を流している男も。直樹は携帯で連絡を入れる。

第2話

警視庁捜査一課9係 season1
第2話「殺人生録画」

警視庁の上層部が集まった会議室に呼び出された倫太郎(渡瀬恒彦)は、是枝刑事部長(誠直也)から公園での殺人事件の捜査から手を引くよう命じられる。お得意のとぼけた調子で返事をごまかしていた倫太郎だったが、言うことをきかなければ部下にまで影響が及ぶと脅されては従うほかない。 とはいえ、何の理由もなく手を引けと言われて9係のメンバーが素直に従うはずがない。直樹(井ノ原快彦)もそんな命令は聞けない、というが、当の倫太郎は「俺、君たちには命令してないよ」としれっとしている。 矢沢(田口浩正)の妻で人気漫画家の早苗(畑野ひろ子)がやってきた。矢沢と一晩連絡がとれずに心配しているという。そんなことはよくあること、となだめる志保(羽田美智子)だが、早苗の手伝いをする日に帰ってこないことなどあり得ないと納得しない。と、そこへ青柳(吹越満)と矢沢が手足を縛られた状態で発見されたという連絡が入る。

第3話

警視庁捜査一課9係 season1
第3話「マドンナ狙撃」

斬新な政策を打ち出し、不正を容赦なく追及、政界のジャンヌダルクともてはやされていた女性国会議員・順子(渡辺梓)が、公衆の面前で何者かに狙撃された。しかし、一発目の銃弾は順子の足元に着弾、二発目は順子を庇ったSPの舟橋(金井茂)の胸を射抜き、舟橋が殉職してしまう。村瀬(津田寛治)と志保(羽田美智子)は狙撃地点と思われるビルの屋上へ。距離からしてプロの犯行と思われるが、それにしては二発ともはずすなどお粗末だ。テレビで事件の一部始終を見ていた倫太郎(渡瀬恒彦)は、舟橋の遺体を調べあるものがなくなっていることを確認する。

第4話

警視庁捜査一課9係 season1
第4話「強盗ゲーム」

結婚したら刑事を辞めてくれ、と言う恋人から逃げ続ける志保(羽田美智子)。村瀬(津田寛治)も、つかさ(浅見れいな)からの他愛もない呼び出しに苛立ちを隠せない。直樹(井ノ原快彦)は直樹で、どうにかこうにか倫子(中越典子)とデートの約束を取り付けることに成功するが…。神崎(河原さぶ)という老人が1億円を銀行に預けようとしたところを襲われ、金を奪われてしまった。毎年5月の第二水曜、午後2時に必ず1億円を預けに来るという神崎。そんな神崎の行動を知っていたのは銀行の人間のみ。ただし、守秘義務が守られていれば、の話だが…。結局、直樹は青柳(吹越満)、矢沢(田口浩正)とともに神崎の周辺を調べることになり、倫子とのデートはご破算に。恐る恐る倫子に電話をした直樹だが、意外に明るい倫子の声に直樹は安堵する。

第5話

警視庁捜査一課9係 season1
第5話「除幕式の死体」

直樹(井ノ原快彦)がいつものように倫子(中越典子)のケーキ屋をのぞいていると、突然倫子のパティシエ仲間の宮原(金児憲史)が現れた。自分は倫子と結婚してケーキ屋を大きくしていく、と言い放つ宮原に直樹は少なからずショックを受ける。一方、村瀬(津田寛治)はつかさ(浅見れいな)とブライダルフェアへ。つかさに式の日取りについて相談され、あたふたする村瀬。その近くでは志保(羽田美智子)が婚約者の片山(石橋保)の両親と会うべく、片山から細かい注文をつけられていた。そこへ事件の電話がかかってきてお互いを確認した村瀬と志保。互いの状況も瞬時に確認する。 大学の名誉教授・結城(浜田晃)の記念碑の除幕式で女性の他殺体が発見された。結城が記念碑の幕を外すと、その記念碑のオブジェにもたれかかるように女性の遺体があったという。

第6話

警視庁捜査一課9係 season1
第6話「動く指紋の謎」

倫子(中越典子)をランチに誘うことに成功した直樹(井ノ原快彦)。すっかりデート気分ではしゃぐが、倫子は「お昼を食べに行くだけ」とピシャリ。予約したお店も倫子のお気に入りであることがわかり、いい雰囲気となるが、そこへ9係から呼び出しの電話が入りご破算に。「埋め合わせはするから」と署へ戻る直樹。そんな2人をこっそり覗き見していた宮原(金児憲史)は直樹がフラれたものと勘違いして…。 ホストの先崎(窪寺昭)がマンションの自室で銛に胸を射抜かれて殺害された。別の部屋には恋人らしいキャバクラで働いていた由佳(未向)が包丁で刺されて死んでいる。財布がなくっていることから強盗の線も考えられるが、怨恨の可能性も捨てがたい。現場から逃げていく若い金髪の男が目撃されており、青柳(吹越満)は矢沢(田口浩正)と先崎が勤めていた店へ向かう。

第7話

警視庁捜査一課9係 season1
第7話「船上の目撃者」

先輩パティシエの宮原(金児憲史)のプロポーズに対して、直樹(井ノ原快彦)と付き合っているから、と断った倫子(中越典子)。実は、恋愛や結婚よりもパティシエとして一人前になりたい、というのが倫子の本音。直樹はあくまでもダミーだったが、突然自分を理由に使われた直樹はワケがわからない。直樹に聞かれた倫子も笑いながら首をかしげるだけだ。 一方、志保(羽田美智子)は、婚約者の学(石橋保)と水上バスでデートを。老舗の呉服屋に嫁ぐことになる志保は、学からプレッシャーをかけられ次第に気が重くなる。この日もすぐにでも刑事をやめて花嫁修業を、と迫られるが、そのとき乗客が川岸の窓辺で女性が男性を包丁で刺す場面を目撃する。

第8話

警視庁捜査一課9係 season1
第8話「Gペンの殺意」

橘美月(荻野目慶子)原作の人気漫画「愛を斬る!」に夢中の直樹(井ノ原快彦)。倫子(中越典子)がパティシエ修業の留学が決まったことを相談しようにも、主要キャラの女剣士が死んだと興奮して話にもならない。そんな「愛を斬る!」の影響は矢沢(田口浩正)家にも。せっかく仕上げた原稿を、「愛を斬る!」を読んだ早苗(畑野ひろ子)はバリバリと破り捨てる。「これじゃ橘美月は抜けない」と激しいライバル意識を燃やす。そんな早苗によると、美月は夫が会社を辞め全面サポートしているとか。刑事を辞めない矢沢はとんだトバッチリを受けてしまう。 その未月の夫・新一(乃木涼介)とアシスタントのカオリ(菜葉菜)が仕事中何者かに殺害された。現場の壁には血文字で「天誅」と書かれている。例の漫画のシーンとまったく同じだ。

第9話

警視庁捜査一課9係 season1
第9話「冷凍花嫁」

倫子(中越典子)がパリへの留学を決めたらしい。倫子がパリへ行く前に、父・倫太郎(渡瀬恒彦)との関係を元に戻してやりたい。直樹(井ノ原快彦)は必死に言葉を尽くすが、倫太郎にはまったく通じない。そんなことをやっていると、参事官の娘村瀬(津田寛治)の恋人のつかさ(浅見れいな)が捜査課へやってきた。志保(羽田美智子)を見つけると、いきなり頬を張り「健吾の心を私から盗んだのよ」と非難する。何も言い訳できない志保、かわりに心配する村瀬の頬を思い切り張って…。とある結婚式場で式を挙げる直前の花嫁の他殺体が大型冷凍庫の中から発見された。被害者の睦美(水谷ケイ)の親族から話を聞こうとすると、なんと彼女の両親、主賓らはすべて睦美によって雇われたエキストラ。それだけでもかなりの出費のはずなのに、披露宴にもたっぷりと金をかけていたらしい。

第10話

警視庁捜査一課9係 season1
第10話(最終話)「最後の判決」

倫子(中越典子)のケーキ店に来ていた女性客が何者かに連れ去られた。連絡を受けた直樹(井ノ原快彦)だが、現場をはっきりと見たわけではない倫子の話に半信半疑。「何とかクリーニングと書かれた不審なワゴン車がうろついていた」と言うのだが…。 領収書の宛名から女性客が最高裁裁判官・猪瀬の娘・仁美であることがわかった。猪瀬といえば、2日後に母子を惨殺、反省のかけらもない凶悪犯・石垣の判決を控えている。いまや話題の人でもある猪瀬の娘が誘拐されたのだろうか。 直樹から相談を受けた倫太郎(渡瀬恒彦)は直樹を連れて猪瀬の将棋仲間・武富(不破万作)を訪ねる。馴れ馴れしい武富に引っ張られるように猪瀬の自宅に上がりこんだ倫太郎と直樹。誘拐の話を切り出すと、最初は否定したものの、そこへ犯人から電話が。猪瀬は仕方なくすべてを倫太郎らに告白する。

第1話

警視庁捜査一課9係 season2
第1話「巌窟王の復讐」

国外逃亡を狙う連続強盗団をみごとに逮捕した9係。取調べで自供に追い込み、ひと仕事終えるが、部屋では係長の倫太郎(渡瀬恒彦)が直樹(井ノ原快彦)に手伝わせて干物作り。その直樹は倫子(中越典子)にメールを打ったものの返事がなく、気が気ではない。村瀬(津田寛治)の食事の誘いを断った志保(羽田美智子)は、親友でテレビ局の報道記者・さやか(加藤たか子)と飲みに。帰宅しようとする青柳(吹越満)には、妻の早苗(畑野ひろ子)とケンカし、家を追い出された相棒の矢沢(田口浩正)が泊めてくれと付きまとっている。そして、村瀬は結局いつものようにわがままフィアンセのつかさ(浅見れいな)に呼び出されて、あわてて部屋を出て行ってしまう。部屋では倫太郎と直樹が2人で干物作りを続けて…。

第2話

警視庁捜査一課9係 season2
第2話「殺人係長」

倫太郎(渡瀬恒彦)が娘の倫子(中越典子)を誘拐した犯人・赤岩(小日向文世)殺害の容疑で逮捕された。赤岩の指示に従い、倫子が拘束されていた倉庫へと向かった倫太郎。その倉庫から赤岩の焼死体が発見されたのだが、倫太郎は娘を助けるために火をつけた、と証言する。改めて現場を調べた9係のメンバーは、黒焦げの死体、遠くに仕掛けられたボーガンと遠隔操作用のリモコン、灯油缶、ライターを発見する。どうやら倫子に狙いを定めたボーガンのリモコンを手にした赤岩に倫太郎が襲い掛かり、赤岩を殴るなどした際に近くで燃える火が引火したらしい。「まさか、あの係長が…」。志保(羽田美智子)には倫太郎が人を殺すなど、とても信じることができない。取調べに対して倫太郎は、赤岩が倫子を拘束している倉庫を突き止め救出に向かったが、倫子をボーガンで狙う赤岩の指示に従い倉庫に火をつけたという。その瞬間、赤岩の断末魔が聞こえてきたらしいが、倫太郎はすべてが赤岩の罠だと推理する。

第3話

警視庁捜査一課9係 season2
第3話「殺人美容整形」

父・倫太郎(渡瀬恒彦)が病気というニセの連絡にだまされて帰国。誘拐されたばかりか、大事な試験まで受け損ねた倫子(中越典子)。すべては倫太郎のせいとカンカン、直樹(井ノ原快彦)が必死でなだめるが、怒りの矛先は直樹に向けられて…。とあるホテルに宿泊していた志保(羽田美智子)は、人気小説家の由理子(夏生ゆうな)の遺体発見現場に偶然立ち会ってしまう。現場にはバッグや化粧品が散乱、犯人と派手にもみ合った末、家具の角に後頭部をぶつけて死亡したらしい。志保が落ちていた口紅を拾って中身を調べていると、第一発見者で大物作家の梅原(石田太郎)が怒りの声をあげている。青柳(吹越満)らの執拗な質問に苛立ったようだが、その梅原と編集者の河村(石井洋祐)の証言によると、梅原の携帯に由理子からSOSを知らせる電話が入り、あわてて駆けつけて由理子の遺体を発見したという。

第4話

警視庁捜査一課9係 season2
第4話「楽園の悪魔」

矢沢(田口浩正)・早苗(畑野ひろ子)夫妻も何度か慰問に行っている養護施設の園長・高村(森下哲夫)が公園の木から首吊り自殺した。が、検視の結果、高村の肺からゾウリムシなどが見つかり、池か沼で溺死したことが判明。つまり首吊り自殺に見せかけた他殺であることがわかる。しかし、高村に心酔する矢沢は殺されるほど恨まれているはずはないと怨恨説を否定。高村を偽善者と決め付ける青柳(吹越満)と激しく対立する。 公園で高村の遺体は発見したのは施設で生活している隆太(小林翼)。何か見なかったか質問しようとするが、職員の千佳(上原さくら)がすべての質問をさえぎるように隆太を連れて行ってしまう。そんな千佳の態度に志保(羽田美智子)は不審を抱く。

第5話

警視庁捜査一課9係 season2
第5話「殺しの花嫁衣裳」

人気アイドルのまりん(長谷川恵美)が何者かに殺害された。仕事は休みだったはずなのに、遺体はウエディングドレスを着ている。結婚するはずもなく、なぜウエディングドレスなど着ていたのか?矢沢(田口浩正)は遺体のそばでヘアピンを発見。まりんのものか判然としないが、なぜか気になる。そのころ、青柳(吹越満)と同居する妙子(遠藤久美子)は、突然現れたかつての恋人・風間(金子昇)に動揺していた。7年前、妙子と別れて海外へ渡り、5年前に帰国。今では政治家となった風間。その風間から5年前に帰国したときには、真っ先に君を探したと言われ、妙子の心は微妙に揺れ動く。まりんが妊娠していたことが判明した。インタビューで引退をほのめかしていたり、低い靴をはいていたことから、本人も妊娠に気づいていた可能性が高い。まりんといえば、お笑い芸人の亀岡(はなわ)と噂があったが…。村瀬(津田寛治)らは亀岡を含め、まりんの交友関係をあたる。一方、倫太郎(渡瀬恒彦)は、まりんが彼女の歌の歌詞に合わせた嫌がらせを受けていたことをつかむ。今回も「真っ白な砂浜で真っ白なウエディングドレスを着て…」という歌詞に合わせての犯行か。倫太郎は直樹(井ノ原快彦)と嫌がらせを行ってきたストーカーを調べることに。

第6話

警視庁捜査一課9係 season2
第6話「警視総監の秘密」

矢沢(田口浩正)の妻・早苗(畑野ひろ子)が妊娠した。涙を流して喜ぶ矢沢だったが、一方で相棒の青柳(吹越満)は家を出たまま帰ってこない妙子(遠藤久美子)を日夜探し続けている。荒っぽいほど元気な青柳も今は見る影もなく、矢沢の喜びも半減だ。 直樹(井ノ原快彦)と倫子(中越典子)の温泉旅行が中止になった。倫子と働く宮原(金児憲史)が骨折、店を任せることができなくなったからだ。2人がそんな話をしていると、なぜか倫太郎(渡瀬恒彦)が歩いてくる。あわてて逃げ帰る倫子に隠れて様子を見守る直樹。倫太郎は初老の男と何事か会話を交わしていたが、男が倫太郎との会話を終えて立ち上がると、大勢のSPを引き連れて去っていった。驚いた直樹が倫太郎に事情を聞くと、初老の男は警視総監の北田(津川雅彦)だという。直樹は声を失って。北田は倫太郎に“もっとも愛した女性”藤村一枝(平淑恵)の息子・義明(渡辺大)を探して欲しいと依頼してきたらしい。どうやら一枝は北田の愛人、義明も2人の間に出来た子供のようだ。北田によると、義明はとある運送会社に勤めていたが、そこの社長が酒に酔って川に落ちて溺死。以来、義明は妙に金回りがよくなり、何かに脅えているような素振りが見え始めたという。

第7話

警視庁捜査一課9係 season2
第7話「狙われた誕生会」

9係の村瀬(津田寛治)は、恋人のつかさ(浅見れいな)に半ば無理やり、つかさの友人・仁美(英玲奈)の誕生パーティーに出席させられる。仁美は某大銀行の頭取の娘。セレブな雰囲気に村瀬は落ち着かない。パーティーが始まり、つかさが車に置き忘れたプレゼントを取りに戻ったそのとき、会場にマスクで顔を覆ったテロリストのような男が現れた。男は死刑囚・阿川(江端英久)の釈放を要求、2時間以内に実行されなければ人質を殺害するという。 9係を含めた警察は現場へ急行。死刑囚の釈放ということは、犯人は阿川の仲間?金目的ではないのか?犯人との交渉にあたった是枝刑事部長(誠直也)が金について触れると、思いついたように5億円の身代金を要求してくる。 倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は仁美の父で銀行頭取の玄一郎(鹿内孝)のもとへ。状況を把握した玄一郎は5億円を用意すると約束すると、自らも現場へ向かう。

第8話

警視庁捜査一課9係 season2
第8話「薔薇の女」

気鋭の画家・澤井(高杉瑞穂)の作品「薔薇の女」でモデルとなった玲子(吉田智美)が何者かに殺害された。しかも、澤井が出演しているテレビ番組の生放送中に遺体が発見されるというショッキングな展開となった。遺体のそばには薔薇の花びらが落ちていたが、倫太郎(渡瀬恒彦)はその中からおかしな一枚を採取。鑑識へと回す。 澤井と玲子は画家とモデル以上に男と女の関係だったらしいが、真剣だった澤井に対して玲子は遊びに過ぎなかったとか。おかげで最近は2人の間でケンカも多かったという。別れ話のもつれから澤井が殺害した?犯行があった午前5時ごろは自宅で寝ていたようだが、証明できるのは澤井の妻で美人キャスターと評判の奈津美(野村真美)だけ。澤井をとられた奈津美にも動機はあるが、昨夜は仕事で福岡にいたため、早朝東京に戻ってこれるとは思えない。

第9話

警視庁捜査一課9係 season2
第9話(最終話)「最後の晩餐」

さやか(加藤たか子)と合コンに出ていた志保(羽田美智子)のもとに事件発生の電話が入った。倫太郎(渡瀬恒彦)によると、村瀬(津田寛治)と連絡がとれないとか。が、ふと見ると噂の村瀬が婚約者のつかさ(浅見れいな)と、つかさが作った誓約書を前になにやらモメている。矢沢(田口浩正)は矢沢で妊娠した妻の早苗(畑野ひろ子)から刑事を辞めるよう迫られていた。殉職したら自分だけでなく、子供までが…。そういう早苗をうまく説得できない矢沢。事件発生の連絡を受け、そそくさと出かけて行ってしまう。 夫と連れ子を殺害した容疑をかけられながら無罪となった雪美(光井みほ)の黒こげ遺体が発見された。何者かに灯油をかけられ、火を放たれたようだが、夫と幼い連れ子も火事で焼け死んでいる。証拠不十分で無罪とはなったものの、犯人は同じ手口で制裁したつもりなのか。現場には赤ワインの入ったグラスと「聖なる裁きを」と書かれた「最後の晩餐」の絵葉書が置かれていた。刑事部参事官の桃子(名取裕子)が倫太郎に接触してきた。聞けば、今回のように限りなく黒に近い容疑者が無罪になり、被害者と同様の手口で殺害される事件が過去に2度もあったという。資料を見ると、3件の事件すべてをやり手の検察官・石黒検事(宇梶剛士)が担当している。まさか有罪に持ち込めなかった石黒が法に代わって裁きを…?

第1話

警視庁捜査一課9係 season3
第1話「堕天使」

倫子(中越典子)から大事な話があると呼び出されたものの、典子はケーキ作りの真っ最中。話しかけることもできずに捜査一課へと戻ってきた直樹(井ノ原快彦)だったが、それにしても「大事な話」ってなんなのか?まさか、プロポーズ!? 思わずニヤける直樹だったが、そんなところを倫子の父で上司でもある倫太郎(渡瀬恒彦)に見られてしまい大慌て…。とある病院に入院中の代議士・館林(冨家規政)の刺殺体が病室から発見された。ペーパーナイフで刺された館林、さらに看護師の昌子(木村和可)がやはりペーパーナイフで刺され、倒れていた。一見、無理心中のように見えるのだが…。昌子の同僚の良美(弘中麻紀)の話によると、2人は交際というよりも昌子が一方的に館林に好意を寄せていたとか。病院に駆けつけた第一秘書の保田(俵木藤汰)と第二秘書で元アナウンサーの百合子(雛形あき子)に話を聞くと、保田は昌子の存在など一切知らなかったが、百合子はそれとなく聞いていたらしい。とはいうものの、2人は館林からこの病院に入院したことも知らされていなかった。どうやら極秘入院だったらしい。関係者の証言などから、一方的に館林に思いを寄せていた昌子による無理心中である可能性が高い。しかし、昌子の妹・祥子(小池里奈)に「自分が看護師になるまで面倒を見ると約束した姉が死ぬはずない」と涙ながらに訴えられた直樹には納得がいかない。

第2話

警視庁捜査一課9係 season3
第2話「兄弟」

元ボクサーの島津一郎(本宮泰風)によって拉致されていた琴音(大村彩子)の遺体がボクシングジムから発見された。琴音は、恋人である一郎の実弟・次郎(鈴木浩介)の子供を妊娠していた。次郎はケンカでボクシング界を追われた一郎と違い司法試験に合格。琴音との結婚を控えていた。9係では行方がわからない一郎に疑惑を抱くが、弟の婚約者を拉致し殺害する動機がいまひとつ判然としない。直樹(井ノ原快彦)は、次郎から一郎が立ち寄りそうな思い出の場所を聞き出す。婚約者を殺されているにも関わらず次郎は兄・一郎を許すという。そこまで寛大になれるものなのか?疑問を抱いた直樹は、念のため次郎のアリバイを確認すると、琴音が殺害されたころは映画を見ていたという。婚約者が拉致されているのに映画というのも不自然だが…。事件現場のジムの近くから珍しい土が発見された。報告を受けた倫太郎(渡瀬恒彦)は自分の靴下についた土を鑑識の理沙(加賀美早紀)に調べてもらうのだが…。

第3話

警視庁捜査一課9係 season3
第3話「装飾死体」

8年前、傷害致死事件を起こして逮捕されたことがある椎名(杉浦文紀)が、顔や身体に生クリームやらケーキの材料を塗りたくられた遺体となって発見された。まさに装飾(デコレーション)死体…。異常な遺体に声を失う直樹(井ノ原快彦)だったが、倫太郎(渡瀬恒彦)だけは被害者に心当たりがあった。椎名は8年前、美人局まがいの強請りから磯村という男を殺害。事件発生当時は、その磯村の妻・信子(高畑淳子)がメディアによって犯人扱いされる騒ぎを起こしていた。その原因となったのは、とある刑事が情報をマスコミにリークしたため。そのリークした刑事こそ倫太郎だったという…。倫太郎から事件を知らされた信子はあっさりと犯行を自供。取調べでは今も消えない倫太郎への怒りを露にする。お菓子教室の講師をしている信子は事件直前にスーパーで買い揃えたケーキの材料を死んだ椎名に塗りたくったと証言。倫太郎はスーパーで信子が買ったものと同じものを買い揃え、椎名の遺体から検出されたものと照合してみる。その結果、倫太郎は信子が犯人ではないと…。

第4話

警視庁捜査一課9係 season3
第4話「時給五万円の殺人」

歌手を目指していた17歳の加奈(鉢嶺杏奈)が何者かに覚せい剤を打たれ殺害された。現場の廃ビルのオーナー、真知子(長野里美)はおかしな噂がたっては困ると事故として処理して欲しいと村瀬(津田寛治)らに詰め寄る。そんなわがままな真知子に秘書の坂巻(上杉祥三)も手を焼いているようだ。加奈の行き着けのクラブを訪れた青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、矢沢が3年前に覚せい剤所持で補導したあゆみ(山本ひかる)と偶然再会する。まだ、こんなところに出入りしていたのか!?怒りを露にする矢沢に対して、あゆみは加奈とは友人だったと認めながらも事件について心当たりはないという。事件直前、加奈と会っていた男によると、加奈がこれから会おうとしている男性のことを「ややこしい相手みたい」と言っていたという。そういいながら顔にタトゥシールを貼っていたという加奈。「ややこしい相手みたい」ということは、出会い系サイトなどで知り合った男と初めて会おうとしていたのではないか。いずれにしてもその「ややこしい相手」が犯人である可能性が高いが…。

第5話

警視庁捜査一課9係 season3
第5話「封じられた捜査」

ブラックジャーナリストの高村(河野洋一郎)が議員宿舎のベランダから転落死した。その部屋は以前、秘書の小倉百合子(雛形あきこ)に殺害された館林が借りていたことが判明。館林は高村に百合子のスキャンダルを探らせていた。さらに高村の爪から他人の血と皮膚片が発見されたことから、何者かに突き落とされた可能性が高くなる。館林が借りていた議員宿舎に、実は義弟で外務省のエリートの黒木(松永博史)が住んでいたことがわかった。が、家族とではなく、一人プライベートで部屋を使っていたという。いったいなんのために使っていたのか?アリバイも曖昧な黒木は、青柳(吹越満)らの質問に怒りを露にする。その黒木が翌日遺体で発見された。所轄は自殺と断定したが、口封じで殺された可能性もある。倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は黒木の自宅を訪ね、自殺などしないという妻のちとせから黒木の日記をこっそり受け取る。捜査終了の命令が下される中、倫太郎と直樹は黒木の日記に出て来た百合子に会いに行く。その百合子は驚くべき事実を倫太郎らに明らかにする。その事実とは?

第6話

警視庁捜査一課9係 season3
第6話「殺しのピアノ」

青柳(吹越満)と同棲しているクラブ歌手・妙子(遠藤久美子)のバックでピアノを弾いていた児玉(遠藤嘉人)が、何者かに殴り殺された。児玉は覚せい剤を所持しており、どうやら売人だった可能性が高い。かつて暴力団によって覚せい剤中毒にされていた妙子の周辺でまたも覚せい剤が…。青柳は妙子を気遣う。そんな妙子の弁護を担当した弁護士の千恵(映美くらら)が、犯人の重野(小谷幸弘)を連れて現れた。が、倫太郎(渡瀬恒彦)は重野に児玉を殴り殺せるほどの力がないと判断。青柳らの追及に重野は、誰かに頼まれて出頭しただけ、と証言を翻す。いったい誰に言われて出頭してきたのか?重野の背後関係の捜査を続ける中、児玉が隠し持っていた大量の覚せい剤が発見される。その覚せい剤の袋には動物の毛と思われる繊維が付着していた。そんな話を聞いた千恵は、その動物の毛から、かねてから麻薬密輸の大元と噂されていた輸入業者代表・小林(堀内正美)が重野らの背後にいることをつかむ。しかも小林は妙子の忌まわしい過去とも関係があるという。千恵からこっそり情報を得た青柳は怒りも露に単独で行動を開始するのだが…。

第7話

警視庁捜査一課9係 season3
第7話「割れないグラス」

インテリアショップのカリスマバイヤー奈々子(中村綾)の遺体が店内から発見された。ワインと一緒に毒を飲んだようだが、遺書はあるものの、自殺とは断定しがたい。現場で志保(羽田美智子)は、ベテラン鑑識の猪狩(伊東四朗)と再会。喜ぶ志保に見つかってしまったという状態の猪狩が、いきなり倫太郎(渡瀬恒彦)を一喝…。証拠品のグラスを床に転がした事に対してだが、グラスが割れていないという倫太郎の疑問に何かを感じ取った猪狩は、素直に分析をする。 奈々子が死の直前、夫の譲(志村東吾)から店の経営権や自宅の土地などすべての権利を取り上げていたことがわかった。動機もあり、アリバイも曖昧だが、譲は犯行を否認。また、事件当夜に奈々子と会っていたという不倫相手の中倉も自分が店に来たときには奈々子は死んでいたと主張する。奈々子の携帯電話の通話記録リストを見ると浅輪という名前があった。直樹(井ノ原快彦)は、兄・和樹(豊原功補)でないかと本人に確認するが、倫子(中越典子)のために奈々子のアシスタント佳代(金子さやか)を紹介しようと思っただけで事件とは関係ないという。それでも兄が信用できない直樹はアリバイを確かめる。再び現場に戻った倫太郎は猪狩と鉢合わせ。どうやら猪狩も気になり一人で現場に戻っていた。すると、二人は、不審なネクタイピンを発見…。猪狩を訪れた志保は、奈々子の遺体の傍らにあった毒薬の瓶に不思議な繊維質の物質が付着していたことを聞く、その繊維質とはいったい…。

第8話

警視庁捜査一課9係 season3
第8話「疑惑の花嫁」

ベストセラー作家の磯辺(佐々木勝彦)が自宅で何者かに殺害された。若い後妻の聡子(小沢真珠)は、3日前に籍を入れたばかりで、志保(羽田美智子)らの聴取に、結婚は財産目当てと開き直る。それでも殺してはいないというが、志保は図々しい聡子に怒りを覚える。磯辺の娘・沙織(石田未来)は実の母が死んだのは家庭を顧みなかった父のせいだと磯辺との関係を絶っていた。しかし、三田村(森岡豊)と結婚する事を報告。最初は何も言わなかった磯辺が最近になって突如結婚に反対し始めたという。磯辺と沙織の関係を自分と倫子に重ね合わせた倫太郎(渡瀬恒彦)は、なぜ磯辺が娘の結婚に反対したのか疑問を口にする。娘のことを何も知らずほったらかしの自分は、倫子と直樹(井ノ原快彦)の付き合いに反対などしようがない。磯辺には反対する理由があったのだろうか?直樹はそんな倫太郎に倫子が金を騙し取られたことを告げる。そして、自分の兄・和樹(豊原功補)が原因だと…。

第9話

警視庁捜査一課9係 season3
第9話「赤と白の殺意」

倫子(中越典子)の開店資金を和樹(豊原功補)が親友と思っている橋本(浜田学)に騙し取られた。殺されると和樹に電話をする橋本は、龍神会に持っていけば金になるというSDカードのありかを教えていたが…。 元女優・見留優(尾崎亜衣)の死体が発見された。なぜかウエディングドレスを身にまとい、何者かに殴られたのか、ドレスも血で真っ赤に染まっている。経済界の風雲児と言われる夫の見留(小木茂光)は仕事柄恨まれることも多いが、自分で復讐すると心当たりのある人物を話そうとしない。見留の秘書・絵里子(遊井亮子)によると、優はブライダルショーの会場から何者かに連れ出されたらしく、見留が仕事で対立していた龍神会、優の元恋人でロックシンガーの武田が怪しいという。武田の証言で優が見留と結婚したのは親の借金返済のために違いないと。しかも、目撃者の証言から優は、ショーの会場から男と逃げるように出ていったとか。そんな折り、直樹(井ノ原快彦)は、和樹から優の殺害事件と橋本の死につながりがあると…。倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹は橋本が死んだ現場を調べると、優のドレスに付着していた赤いペンキを発見する。優と橋本は死の直前まで一緒だった…? 倫太郎・直樹が捜査を続ける中、和樹は、SDカードを手に龍神会へ。1000万円を請求するが…。

第10話

警視庁捜査一課9係 season3
第10話(最終話)「殺人研究室」

大学院生の広田が研究室で何者かに殺害された。暴力団にナイフで刺され意識不明となった兄・和樹(豊原功補)の世話を倫子(中越典子)に頼み、直樹(井ノ原快彦)は倫太郎(渡瀬恒彦)と捜査に合流する。 広田が食べていた高級料亭の弁当に注目した倫太郎は、その料亭へ。実は弁当は広田と付き合っていた仲居の桜(星井七瀬)が用意したものだとわかる。が、倫太郎らの質問に桜ははっきりと答えない。何かを隠しているのだろうか。 広田が量子暗号装置の開発に関係していたことがわかった。量子暗号装置は、吉村官房長官(田山涼成)率いる富士山の会が開発を進めているスパイ活動防止用の装置だ。さらにその吉村が桜の愛人と噂されるほどの上客だったこともわかる。 広田の研究を自分の手柄にしていた松江教授(升毅)、さらには桜、吉村が事件と関係していた可能性が高い。が、是枝刑事部長(誠直也)から捜査を終了せよ、という圧力がかかる。どうやら吉村が圧力をかけてきたらしい。 それでも9係は捜査を続行。倫太郎も吉村と安西(三浦浩一)の失脚を狙う参事官の桃子(名取裕子)から極秘の資料を受け取る。 尾行する直樹の目の前で、桜が何者かに襲われた。あわてて助けに入る直樹だったが…。

第1話

新・警視庁捜査一課9係 season1
第1話「殺人占い」

人気占い師ゴッドアイ・マリーこと稲葉万里江が殺害された。現場で見つかった顧客名簿には政財界の大物の名前がずらり。暮らしぶりもかなり良かったようだ。棚を調べていた係長の加納倫太郎(渡瀬恒彦)はあることに疑問を抱く。きちんと番号順に並べられたアルバムから1冊分のスペースが空いている。誰かが抜き取り持ち去ったのだろうか? そんな時、若い女性が突然入ってくると手際よく遺体を調べ始めた。「失礼ですが…」と尋ねる村瀬健吾(津田寛治)。通勤途中、たまたま現場を通りかかった監察医の早瀬川真澄(原沙知絵)だと愛想も無く答え、状況見分後、碌に挨拶もせずさっさと現場を引き上げた。そんな態度に小宮山志保(羽田美智子)は…。第一発見者の里実は、大物政治家・北島の秘書である大野の娘であった。大野と万里江の関係が気になった倫太郎は、浅輪直樹(井ノ原快彦)と共に大野を訪ねた。そこへ、北島が弁護士・高坂と現れ万里江とは友人でありブレーンの関係であったと説明。北島が大野に万里江を紹介し、大野が娘のために今回予約をとったという。万里江の遺体を解剖した結果、刺し傷からマイクロチップが発見され、直樹が9係に呼戻された…なんのチップだったか聞く直樹に、青柳靖(吹越満)が「もったいぶらずに見せてやれ」と言うと矢沢英明(田口浩正)は「浅輪君、気を確かに持ってね」と言う。プロジェクターに映し出されたものは、直樹の写真と「浅輪直樹、お前のせいで、この女は死んだ」の文字…。まったく心当たりがない直樹だが、万里江の資料を見ると気になる点を発見した。"

第2話

新・警視庁捜査一課9係 season1
第2話「殺人女優」

映画監督の平柳の遺体が撮影所から発見された。ベルトで自らの首を吊ったようだが、倫太郎(渡瀬恒彦)は、ある不自然さに気が付く。それは…。スタッフによると、平柳は、人気シリーズ「女の流転」の台本の後半部分を執筆中だったとか。台本がすべて完成していなくても公開に間に合わせるために撮影はスタート。しかし、平柳の机にあった原稿用紙は、白紙だった。書けないことを悩んでの自殺か…。スタッフの話によると、口の悪い平柳を恨む人もかなり多かったという。そこへ、主演女優の千賀子が現れ熱く語った。平柳は、後半部分の台本構想を自分だけに話してくれた。監督の魂は私たちの中に生きている、監督の為に撮影を続けようと。白ける青柳(吹越満)だが、矢沢(田口浩正)は、すっかり感動して…。青柳は、千賀子の付き人・美雪の態度に不審を抱き接触する。そこで、千賀子と平柳が不倫関係にあり、最近トラブルが続いていたということを聞き出す。倫太郎と直樹(井ノ原快彦)は、監察医・真澄(原沙知絵)の解剖結果から、平柳は、相当強い力で絞殺された後、吊るされたのではないかと報告を受けた。つまり、自殺に見せかけたというのか…。その後、スタッフの記録・民子から台本の後半部分の構想を何者かの反対にあいボツにされ、平柳がかなりいらだっていたという証言も得た。大監督にダメを出せる人は、そうはいない。台本を巡るトラブルか…。千賀子に対する疑惑も深まり…。

第3話

新・警視庁捜査一課9係 season1
第3話「殺人スクープ」

青柳(吹越満)が女性記者・ゆき殺害容疑で逮捕された。ゆきの殺害現場にいたところを、巡回中の所轄・森脇刑事らに逮捕されたらしい。ゆきの自宅マンションで会う約束をしていたことは認めた青柳だったが、部屋に行ったときには、すでに殺害されていたと犯行を否認。しかし、ゆきのパソコンのキーボードから青柳の指紋が検出された事でデータの全消去も青柳の仕業と推測された。矢沢(田口浩正)によると青柳とゆきは、以前から面識があったようだ。暴露記事ばかり扱うゆきのパソコンデータを全消去した事が事実なら、青柳自身に関する記事の口封じか…。まさか、妙子(遠藤久美子)の記事まで書かれていたとしたら…!?9係のメンバーは、青柳のために行動を開始する。村瀬(津田寛治)と志保(羽田美智子)は、ゆきが暴いた刑事の不正情報があまりにも詳しすぎる事に不審を抱き、記事で非難された元刑事のもとを訪ねる。一方、倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は、ゆきの隣室に住む晴美から、最近ゆきが不審な男と言い争っているところを見たという証言を得る。その頃、妙子のもとに一本の電話がかかってきた。それは…。

第4話

新・警視庁捜査一課9係 season1
第4話「殺人ダイヤモンド」

深夜の輸入雑貨店に侵入した高名な政治学者・宇都宮が殺害された。宇都宮と面識がないという経営者の安本だが、彼の様子に不振を抱いた青柳(吹越満)は、安本の身元を洗う。宇都宮が勤務する大学を訪ねた倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)だが、助手の石野も宇都宮が店にいた理由はわからないという。が、倫太郎らは、宇都宮が現場近くのキャバクラに通っていた証拠をつかむ。監察医・真澄(原沙知絵)が、宇都宮の遺体を解剖した結果、胃の中からコンタクトレンズが発見された。本人のものではない。ではなぜ胃の中に入ったのか?一方、村瀬(津田寛治)と志保(羽田美智子)は、宇都宮の自宅で石が入ったビニール袋を発見する。この石は、いったい何なのか?青柳の調べで店の経営者の安本が元暴力団で覚せい剤を売りさばいていた過去があることがわかった。さらに、安本も宇都宮が通っていたキャバクラに通っていたことが判明。安本と宇都宮は知り合いだったのか?元暴力団員と政治学者の関係とは…。謎の石…。そして、コンタクトレンズ…。さまざな、謎をつなぎ合わせた結果、意外な人間関係が浮上した。

第5話

新・警視庁捜査一課9係 season1
第5話「殺人レシピ」

バーやレストランを数多く経営している実業家・板東の刺殺体がとある公園で発見された。胸に刺さったままのナイフには、特殊なマークが、さらに遺体のポケットからクッキーが見つかった。直樹(井ノ原快彦)は、そのクッキーに心当たりがあり、倫太郎(渡瀬恒彦)を連れその店に向かった。結果、直樹の思った通りクッキーは、倫子(中越典子)が働いている店のものであった。板東は、女性を連れて店に来たが用意した席が気に入らないとさっさと帰ってしまったという。倫太郎は、厨房で凶器と同型のナイフを発見した。シェフの高木によると、フランスの老舗メーカーのチーズナイフだと言う。調べたところ、事件当日板東に連れられてきた女性編集者・夏美が凶器と同型のナイフを購入していたことが判明した。夏美は、事情聴取に黙秘、しかし、小さなナイフで女性が人を殺せるとは思えない。夏美の犯行に疑問を抱く青柳(吹越満)は、板東が殺される直前に食べた料理に事件の謎を解くカギがあると指摘。板東が立ち寄った店を探し始めた。そうした中、一人の容疑者が浮かび上がる。坂東に恨みを持つシェフ・小原だ。板東を殺害したナイフも小原のものであることが判明。しかし小原は、事件当夜から失踪したまま、発見されていない。小原は一体どこへ消えたのか?そして板東が死の直前に立ち寄ったと思われる店とは?

第6話

新・警視庁捜査一課9係 season1
第6話「アロマ殺人事件」

志保(羽田美智子)が通うヨガ教室のインストラクター・百合子が教室の一室で殺害された。現場でアロマの匂いに気付いた倫太郎(渡瀬恒彦)はアロマポットに付着する血痕を発見。犯人のものか?血痕が被害者のものではなく、A型の女性のものであることが判明。動機を怨恨と判断した9係は、百合子を最後に見たという3人のスタッフから事情を聞く。美紀、麻巳子、千枝の3人とも百合子とは密接な関係にあった。中でも、千枝は共同経営者として百合子とうまくいっておらず、独立を考えていたことを認めた。千枝の血液型はA型。しかし、百合子殺害は否定。アリバイも主張する。一方で、ヨガ教室では、生徒、スタッフ全員がそれぞれ異なった調合のアロマオイルを持っていることが判明。そして、千枝は百合子の香りを紹介するが、現場にあった匂いとは異なると倫太郎は気付く。何故、事件当日だけ、百合子は自分の香りを焚いていなかったのか?来客があったからに違いない、とすると、それが犯人?殺害現場に漂っていたのは一体誰の香りなのか?

第7話

新・警視庁捜査一課9係 season1
第7話「殺人歌姫」

「今まで本当にありがとうございました」。 突然の妙子(遠藤久美子)の言葉にショックを受ける青柳(吹越満)。妙子からの別れの言葉に違いない…。宿直で一人部屋に取り残される青柳にいつもの元気はまったく見られず…。翌朝、大手レコード会社社長・西の遺体がホテルの一室から発見された。所持品の中から妙子のプロフィールが発見される。妙子は歌手だから西が資料を持っているのは当たり前だと懸命に強がる青柳だが、事件の直前、西は妙子によく似た女性と口論していたという目撃情報が入ってきた。あわてて自宅へ戻った青柳は何かに脅える妙子にそれとなく質問を。しかし、西が殺害されたという事実を知ると、泣きそうな目で青柳を見ながら「ごめんなさい」と謝っている。一体何があったというのか?凶器の灰皿から妙子の指紋が検出され、妙子は任意同行で警視庁へ。志保(羽田美智子)らの取調べに妙子は、西からメジャーデビューの話をもちかけられ現場のホテルで会う約束をしていたという。しかし、西は強引に妙子の体を要求、必死に逃げようと妙子は、灰皿で西の頭を殴ってしまったらしい。監察医の真澄(原沙知絵)によると、死因は頭蓋内出血、6回も殴打された痕があったという。6回も…!?思わず声を失う志保だが、妙子に殺意があったとは思えない。懸命に庇ってはみたものの…。西のレコード会社を訪ねた倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は、同社の副社長から西の殺害に関して意外な証言を得た。さらにSHORT LEG SUMMERというバンドのメンバーが西殺害の責任を感じていることがわかった。

第8話

新・警視庁捜査一課9係 season1
第8話「落雷花嫁」

結婚を間近に控えた人気お天気キャスター・亜希子の遺体が自宅マンションの屋上で発見された。第一発見者の管理人・森川によると、停電のため屋上へやってきたときに遺体を発見したという。どうやら停電は昨夜の落雷が原因らしいが、すると亜希子は落雷が原因で命を落としたのか…。亜希子の自宅を調べた倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は、床一面に散らばった塩と動物の毛のようなものを発見するが、事件との関係は?屋上にあった鯉のぼり用のポールがつい最近立てられていたことがわかった。そして、亜希子の死因が感電死であることも判明。何者かが落雷の確立を高める為に立て、屋上に亜希子を呼び出したのか? 一方、亜希子の結婚式を村瀬(津田寛治)の婚約者・つかさ(浅見れいな)がコーディネイトしていることがわかった。そのつかさによると、亜希子は妊娠3カ月だったが、婚約者の建築家・黒田から堕ろすように言われていたという。取り調べに応じた黒田だが、犯行を全面的に否認。さらに黒田は亜希子が妊娠した子供が他人の子ではないかと疑っていた。その理由とは?

第9話

新・警視庁捜査一課9係 season1
第9話「新コンビ誕生」

人気アパレルブランド社長兼チーフデザイナーの本多数馬が会社のアトリエで刺殺された。第一発見者でパタンナーの保子によると、事件当夜、本多はコレクションの準備をしていたという。現場には、社長・本多の盗作と思われるデザイン画と、制作途中の服が残されていた。倫太郎(渡瀬恒彦)は、現場から裁ちばさみがなくなっているのを発見。監察医の真澄(原沙知絵)によると、凶器はその裁ちばさみの可能性が高いという。更に、傷口から体毛らしきものが発見された。 専属モデルの明日香の証言から殺害現場に残されていた制作途中の服は、新人モデルのマユが着ると分かった。直樹(井ノ原快彦)は、違う人間によって描かれた同じデザイン画をアトリエで見つけ不審に思う。殺害状況から犯人は、顔見知りの可能性があり、本多が会社を受け取りとする5億円の保険に加入していたことも判明した。専務の村上から事情を聞くと、本多の才能に会社の全てがかかっていただけに「5億円の生命保険など当たり前だ」と言い切る。青柳(吹越満)は、本多の所持品の中に村上の背任ともいえる帳簿を発見する。背任の事実を闇に葬る為に専務・村上が社長・本多を殺害したのか?犬猿の仲の村瀬(津田寛治)と青柳は、みごとなコンビネーションで村上を追い詰めていく。一方、直樹が見つけたデザイン画を描いたのは、意外な人物であることがわかる。

第10話

新・警視庁捜査一課9係 season1
第10話(最終話)「生命の捜査線」

暴力団員・郷田の射殺体が発見された。正面から何者かに銃で撃たれたようだが、暴力団同士の抗争だろうか?現場に駆けつけた警官が、不審な男を拘束。9係が臨場し、男は国会議員・大江の第一秘書、西脇であることが判明する。青柳(吹越満)らは取り調べを始めるが、必死で事件とは無関係であることを主張する西脇。だが倫太郎(渡瀬恒彦)の機転で、実は大江議員は何者かに誘拐され、身代金として二億円を要求されていた、ということが判る。つまり西脇は身代金を届けに行き、偶然郷田の殺害現場に出くわしただけだったのだ。その後、犯人から「医者を連れて来い」という新たな要求が入る。大江議員は重度の低血糖症によりこのままでは死に至る可能性もある。犯人はその大江を治療する医者を探しているのか?倫太郎は、監察医・真澄(原沙知絵)に頼み、真澄は犯人が指定した場所で待機する。9係のメンバーも万全の態勢で張り込むが、真澄は忽然と消えてしまう。このままでは大江議員も真澄も殺害される可能性がある。ただでさえ危険な状態にある大江。一刻の猶予も許されない。このまま9係単独での捜査を続けるか、公開捜査に切り替えるべきか…判断を迫られる村瀬(津田寛治)。こうした中、犯人からさらに二億円の要求がされる。

第1話

新・警視庁捜査一課9係 season2
第1話「100億の殺人」

五代銀行頭取の西丸の遺体が発見された。進行中のエコシティ開発プロジェクトに融資している五代銀行だが、皮肉なことに西丸はそのエコシティのミニチュア模型で殴り殺されたらしい。そんな状況がわかった瞬間、村瀬(津田寛治)は志保(羽田美智子)を連れて捜査へと飛び出していく。かつて関東の独立国家化を進めた平将門をもじり、将門プランとも呼ばれているエコシティ計画だが、村瀬は五代銀行が融資を打ち切ろうとしていた事実をつかんでいた。となれば、当然、西丸頭取を恨む人物もいる。手柄を独り占めしようとする村瀬は、プロジェクト関係者から事情を聞きに行く。 残された青柳(吹越満)は矢沢(田口浩正)と目撃者探しへ。直樹(井ノ原快彦)は秘書で第一発見者の真由美から話を聞いていたが、倫太郎(渡瀬恒彦)はその真由美に現場に残された将棋盤について質問する。部屋に2つもあり、一つは棚に無理やり突っ込んである。真由美によると、将棋は西丸の趣味ではあったらしいが、将棋盤がどのようにしまわれていたかはわからないという。直樹はそんなことが気になる倫太郎の真意がわからず…。

第2話

新・警視庁捜査一課9係 season2
第2話「殺人酵母」

作家兼評論家の小杉が、話題の超人気店・和久井ベーカリーの工房で変死体となって発見された。ウエストポーチには合鍵と自家製天然酵母が入った小瓶が。天然酵母さえあれば、和久井ベーカリーの味は再現できる。どうやら企業秘密を盗みに来たところを何者かに殺害されたらしい。第一発見者で店の主人の遙は、車椅子で生活していることから小杉のドキュメンタリー番組で取り上げられたことがあった。その遙によると、午前6時ごろ、工房にやってくると、逃げていく不審者を目撃したという。ボーダーのTシャツにジーンズ、パーマのかかった髪にサングラス、というその不審者の割り出しを急ごうとする村瀬(津田寛治)と直樹(井ノ原快彦)だったが、青柳(吹越満)はそんな2人を冷ややかに見つめている。というのも、相棒の矢沢(田口浩正)と「決定的な情報」を入手していたからだ。

第3話

新・警視庁捜査一課9係 season2
第3話「殺人ベストセラー」

“青春小説の教祖”と呼ばれていた作家・恩田真理の変死体が、某出版社の書庫で発見された。一見、首つり自殺のように見えたが、首には2本の索条痕、爪でひっかいたらしい擦過傷もある。どうやら何者かが首を絞めた後、自殺のように偽装したらしい。さらに、監察医の真澄(原沙知絵)によると、真理は両膝を亀裂骨折。何者かに自力では立てなくなるほどの傷を負わされていたという。村瀬(津田寛治)は、真理が出版社に来てから殺されるまでの間、社内にいた人物全員から話を聞くよう指示する。が、例によって青柳(吹越満)は矢沢(田口浩正)を連れて別の捜査へ。心配する志保(羽田美智子)だが、村瀬は無視する。一方、文芸誌を呼んでいた倫太郎(渡瀬恒彦)は真理が新人賞の選考委員を担当しており、第一発見者の南条あかりの作品を酷評していたことを発見。倫太郎は直樹(井ノ原快彦)とあかりのもとへ。あかりはデビュー前に真理と一度会っており、新人賞受賞作の「青の鎮魂歌(レクイエム)」を小説ではないと面と向かって非難されていた。

第4話

新・警視庁捜査一課9係 season2
第4話「死者からのメール」

4階建てビルの下で多田という男の変死体が発見された。顔に奇妙な傷もあったことから村瀬(津田寛治)は他殺も念頭に置いての捜査を指示する。青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、ビルの屋上で女性用の高級腕時計を発見するが、こっそりとしまってしまい…。一方、死体が発見された現場では倫太郎(渡瀬恒彦)が妙な模様が写っている紙片を発見するが、それが何かはわからない。監察医・真澄(原沙知絵)によると、顔の傷は煙草を押し付けられて出来た火傷だという。しかも、死後についたものだとか。さらに右手の中指の根元にも傷が。誰かと殴り合っていたのか、いずれにしても他殺の可能性が高くなった。死亡した多田は事件を起こし中等少年院に入っていたが、1年半前に仮退院。保護観察中の身で、名前の多田も改名後の名前であることがわかった。多田、旧名・川村は工業高校時代、同級生をいじめて自殺に追い込んでいた。

第5話

新・警視庁捜査一課9係 season2
第5話「殺人DJ」

とある公園でイラストレーターを目指して勉強している専門学校生・明日香の変死体が発見された。青酸性の毒物をコーヒーなどに混ぜて飲まされたらしい。傍らに残されたバッグの中にはコミュニティFM局の周波数に合わせたラジオが。公園近くのビルにはそのFM局があり、青柳(吹越満)と同棲している妙子(遠藤久美子)のレギュラー番組が、毎晩深夜0時から放送されていた。事件とは関係はないとは思うが、青柳は何か引っかかる。倫太郎と直樹(井ノ原快彦)は明日香の部屋から妙子宛の大量のリクエストハガキを発見する。どうやら妙子の番組のヘビーリスナーだったようだ。ラジオ局で社長の藤並らに話を聞くと、ラビットというラジオネームでほぼ毎日リクエストハガキを送ってきていたとか。しかも深刻な悩みを相談してくることから、妙子も気にかけていたという。青柳と矢沢(田口浩正)らの調べで、事件があったころ妙子に似た女性が公園で目撃されていたことがわかった。明日香と妙子の番組との関係を聞かされた青柳は、妙子から直接話を聞くことに。

第6話

新・警視庁捜査一課9係 season2
第6話「殺しのルージュ」

河川敷で若い女性2人の死体が発見された。真澄(原沙知絵)の解剖によると、死因は窒息死。何かで口と鼻を塞がれて殺害されたらしい。さらに被害者の一人は顔に整形手術を受けた痕があり、鼻には隆鼻用のプロテーゼが入っていた。志保(羽田美智子)は身元特定の手がかりになると力が入る。指紋から整形していない方の被害者が恐喝で検挙された過去を持つ大橋彩という女性であることが判明した。有罪判決を受け、その後はキャバクラで働いていたらしい。遺体に塗られていた口紅が同じもので酸化防止剤が含まれていないことがわかった。ということは、犯人が手作りの口紅を遺体に塗ったことになる。彩が勤めていたキャバクラで聞き込みを行った青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、元刑事で現在はテレビ番組のコメンテーターとして警察批判を繰り返している門脇が店の常連であることを知る。一方、村瀬(津田寛治)と志保は、残る一人の身元が佐々木明美というOLであることをつかむ。

第7話

新・警視庁捜査一課9係 season2
第7話「聴かれた殺人」

志保(羽田美智子)の高校時代の友人、理子の遺体が自宅で発見された。そばに七輪が置いてあり、換気扇と窓には目張りがしてあったことから自殺のように見える。しかし、死亡当日に理子と会う約束をしていた志保には理子が自殺したなどとはにわかに信じられない。遺体には引きずった跡もあり、他殺の可能性が高くなる。第一発見者である理子の夫・光太郎はテレビでも活躍する大学教授で、「ベストハズバンド賞」を受賞するほどの愛妻家。当日はゴルフの練習場へ行っており、夕方帰宅した際、妻の遺体を発見したという。そんな夫婦の部屋で青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は盗聴器を発見。光太郎は心当たりなどないというが…。真澄(原沙知絵)の解剖結果から、理子は死ぬ30分ほど前にコーヒーと一緒に多量の睡眠薬を飲まされていたことがわかった。ということは顔見知りの人間が自殺を装い殺害した可能性が高い。理子が心療内科に通っており、噂ほど友人に恵まれていないことがわかった。

第8話

新・警視庁捜査一課9係 season2
第8話「歩く死体」

とある交番に男が現れ、未解決事件の情報提供を求めるポスターを指さし、自分が犯人と言いながら息絶えるという事件が発生した。偶然、現場にいた直樹(井ノ原快彦)も声をかけられた巡査も3件のポスターのうち、どの事件を指していたのかはっきりと見ておらず…。真澄(原沙知絵)の解剖で、男の死因が側頭部打撲によるものであることがわかった。何者かに腕を強くつかまれた痕もあり、頭を殴られた可能性が高い。被害者が暴力団の元構成員・森野と判明した。しかし、どの事件の犯人なのかは依然わからない。候補は「中野サラリーマン刺殺事件」、「三鷹遺体切断遺棄事件」、「新大久保資産家夫婦殺害事件」の3件。村瀬(津田寛治)の調べで、森野が三鷹からタクシーで現場の交番近くまで来ていたことが判明。三鷹の事件の犯人と確信する村瀬に従い、直樹と倫太郎(渡瀬恒彦)は三鷹へ、村瀬と志保(羽田美智子)は森野のアパートへ。青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は指示を聞かず勝手にどこかへと出かけてしまう。青柳と矢沢は森野が持っていたとある病院の売店のレシートから、森野が由奈という女性を見舞いに来ていた事実をつかむ。由奈は森野が勤務するキャバクラのホステス。しかし、由奈によると、その日森野は病室に現れなかったという。

第9話

新・警視庁捜査一課9係 season2
第9話「二つの血痕」

新進の女優・菜穂子の死体が自室で発見された。何者かに殴られ、倒れた拍子に後頭部をチェストの角にぶつけたことが致命傷になったようだが、同棲しているはずの男の姿が見えない。さらに部屋からは世界的な演出家・片山による公演「ハムレット」の台本が見つかった。倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は、片山の劇団の稽古場へ。演出補の亜季によると、片山が菜穂子の出ているラジオドラマを偶然耳にして惚れ込み、今回ヒロインに大抜擢したのだという。事件当夜は7時まで稽古、そのあとみんなで飲みに行ったが菜穂子だけ30分もしないうちに帰ったようだ。しかし、菜穂子は同棲中の純一に「深夜まで用事がある」とメールしていた…。村瀬(津田寛治)と志保(羽田美智子)の報告で、菜穂子が日常的に暴力を受けていたことがわかった。メールのやり取りによると、同棲相手である自称ミュージシャンの純一は菜穂子に捨てられることを恐れていた様子。そんな菜穂子に片山の舞台の大役がつけば、穏やかでいられるわけがない。犯人はやはり純一か?純一が路上ライブをやっていることをつかんだ倫太郎と直樹。その現場へは村瀬と志保が行くことになり、直樹らはとある銀行の貸金庫へ。倫太郎が菜穂子の部屋で銀行の貸金庫のカギを拾っていたのだ。そこにはなんと、DVDと共に紙袋にぎっしり詰まった札束が!?

第10話

新・警視庁捜査一課9係 season2
第10話「高層の死角」

以前、青柳(吹越満)が世話をしたことがある田宮が工事現場で転落死した。しかし、無銭飲食で捕まった過去から心を入れ替え、安全に人一倍気を遣って真面目に働いていた田宮が事故死するとは、青柳には信じられない。青柳は事故死と断定した検視官の溝口に抗議するが、根拠がなければ解剖は出来ないと突き放されてしまう。溝口と言えば、肩書きは警視。自らの出世を考える村瀬(津田寛治)が青柳を止めに入り、二人は激しく対立する。田宮が勤めていた久我土建が経営不振で苦しんでいることがわかった。田宮に保険金をかけて殺害したのではないか。青柳と矢沢(田口浩正)は久我社長から事情を聞くが、多額の保険金が支払われるケースは少ないことがわかる。しかし、久我社長と別の生命保険会社のつながりを見つけた青柳は…。そのころ溝口から食事に誘われた村瀬はお付き合い。溝口は9係の動きをリークするよう村瀬に要求。気に入られようと取り入る村瀬だったが、溝口の財布に久我土建の名刺を見つけてしまい…。

第11話

新・警視庁捜査一課9係 season2
第11話「殺人ネイル」

カリスマネイリストとして話題となり、現在はネイルサロンを経営する神谷の刺殺体が発見された。第一発見者のカップルの話によると、黒っぽい服を着た男が逃走するところを目撃、さらに自分たち以外にも現場に駆けつけた男女がいたという。村瀬は、知り合いの雑誌記者・黒沢を現場で見かけていた。翌日編集部へ向かい、黒沢から話を聞くと、やはり現場に駆けつけたもう一組の男女は黒沢と女性カメラマンの裕子だったことが判明。近くで政治家の不倫をスクープしようと張り込んでいたが失敗し、引き上げる途中に偶然事件と出くわし、逃走する男の背中をカメラに収めていたのだという。村瀬の追及に黒沢は渋々その写真を提供する。神谷の店で聞き込みをしていた青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、村瀬らが入手した写真をもとに、現場から逃走した男、従業員の増田を拘束する。暴力団の準構成員でもあった増田は、神谷の監視係として店で働き、経営不振で闇金から借金した神谷がちゃんと返済できるよう働かせていたという。

第12話

新・警視庁捜査一課9係 season2
第12話(最終話)「ヒミコ強奪」

カリスマネイリスト殺害犯として逮捕目前で逃走した黒沢がビルから転落、ひん死の重体に陥る。その一方、商社マンの十河の死体が発見された。大金が動くエネルギー関係の部署に勤務しており、仕事がらみで殺害された可能性もある。婚約者をめぐって十河ともめていたという同僚・泉川の情報を得た倫太郎と直樹は、本人から話を聞くが犯行については否認。しかし、十河が宿泊していた部屋に残されたメモ「ヒミコ」を倫太郎がつぶやくと、微妙に反応を見せる…。 その後、テロリストとも結びついているという危険な仲介人「死の商人」が来日していることがわかる。村瀬は、黒沢が「死の商人」を追っていたのではないかと推理する。案の定、黒沢が張り込んでいたマンションには泉川が部屋を借りていた。しかも、十河の死体発見現場と黒沢が転落したビルは近い。泉川が事件のカギを握っていると9係は確信を強める。そして、「ヒミコ」という言葉に引っ掛かっていた倫太郎が…。

第1話

新・警視庁捜査一課9係 season3
第1話「消された女刑事」

都会の死角に女性の遺体が発見されるところから。14係の係長となった村瀬、その部下の女性刑事が登場。主任に昇格した青柳と捜査線上でぶつかり合い、捜査は9係と14係を交錯する形で意外な展開をしていきます。弁護士とホステスの仕組んだ巧妙なトリックが暴かれます。

第2話

新・警視庁捜査一課9係 season3
第2話「殺人バースディ」

セレブ女性社長の誕生パーティーでトップモデルが毒殺されます。しかし、彼女は極端なダイエット中で料理も飲み物も口にしていない。 犯人はどうやって彼女に毒をたべさせてのか。女社長の危険な誘惑が係長に迫る中、懸命の捜査が展開されます。巧妙で、緻密ながら大胆なトリックが暴かれます。

第3話

新・警視庁捜査一課9係 season3
第3話「赤い破片の秘密」

音楽スクールの学長殺人。現場には不思議ま形の何かの欠片が。それは海外製の特殊なボイストレーニング器具。兄と妹の意外な過去と偶然の出会い。人気声優に疑いがかかります。

第4話

新・警視庁捜査一課9係 season3
第4話「ルビー殺人事件」

顔に不思議な形の傷のある女性の遺体が発見されます。ピジョンブラッドと呼ばれる真紅のルビーのネックレス。呪われたルビーといわれるものですが、浮び上る彫金師の容疑者。母娘の愛憎劇から意外な犯人像、被害者像が描かれます。

第5話

新・警視庁捜査一課9係 season3
第5話「美食の殺人」

小料理屋の主人が店内で殺害されます。第一発見者の女性従業員と、その妹が捜査線上に上がり、小料理屋の権利、父親の生命保険金などが絡み複雑な展開に。そんな中、倫太郎は相変わらず店のメニューにあったふるさと汁なるものに注目して皆の理解を超えた行動をとりますが、そこから意外な犯人が浮上します。

第6話

新・警視庁捜査一課9係 season3
第6話「秘密の部屋」

舟だまりで一流商社の部長の刺殺体が発見されます。凶器のペーパーナイフが発見されその特徴からその妻が容疑者として浮上します。しかし、被害者の鞄の隠しポケットから発見された謎の鍵から、秘密の部屋の存在が明らかに。有名代議士を巻き込み、パワーハラスメント、女装癖という意外な共通点から犯人が。

第7話

新・警視庁捜査一課9係 season3
第7話「殺人法廷」

ある民家で自殺に見せかけられた他殺体が発見され、捜査するうちに過去、殺人事件の容疑者となり裁判員裁判で無罪となった男とわかります。その男が体験をもとにした小説を書きコンクールに応募したことから当時の裁判員だった女性を巻き込んで事件は意外な展開に。

第8話

新・警視庁捜査一課9係 season3
第8話「殺人渓谷」

奥多摩地区の渓谷でつり橋からの転落死体が発見され、死体に刺し傷があることから殺人事件として捜査。被害者は地元出身の有名プロテニスプレーヤー。死体のそばには何故か野球のグローブが。記念館建設をめぐる町長と設計士の不適切な関係や昔起こった殺人事件、買い物難民の老人たち。

第9話

新・警視庁捜査一課9係 season3
第9話「殺意の赤いライン」

共映撮影所で人気若手俳優のマネージャーの女性が殺害されます。娘の学校でのふるまいがいわゆるモンスターペアレント。さらに、その傍若無人さはマネージャー業でも同じ。ゆえに、多くのトラブルから多くの容疑者が浮かび上がりますが、意外な関係者、二世脚本家が真犯人として浮かび上がります。

第10話

新・警視庁捜査一課9係 season3
第10話「悪魔の連載」

週刊誌の記者が殺害されます。記者の書いていた記事の内容からある有名プロボクサーが捜査線上に浮上します。記者は異常な正義感を振りかざし、対象を徹底的に糾弾する記事を書くことから様々な恨みを買っていました。倫太郎は、些細なヒントからボクサーの意外な秘密にたどり着きます。

第11話

新・警視庁捜査一課9係 season3
第11話(最終話)「最期の銃弾」

本警察官で直樹の友人、現在は退官して射撃選手として活躍する人物の子供が誘拐され、解放の条件としてある人物を狙撃することを犯人から要求されます。9係の面々も刻々と変わる要求に翻弄されつつ、犯人の真の要求の解明、倫太郎の並外れた洞察力と勇気ある行動によって、狙撃の阻止に成功します。

第1話

警視庁捜査一課9係 season7
第1話「Uの傷跡」

高級マンションのベランダから女性が転落死する事件が発生した。そのマンションの一室では若者たちが脱法ハーブを使ってのパーティーを行っていたことが判明。しかも、その部屋の持ち主が与党幹事長・坂東喜一郎(西岡徳馬)の次男・卓(須賀貴匡)であることがわかった。さっそく青柳(吹越満)は卓を取り調べるが、父親の喜一郎は元警察庁副長官。さっそく倫太郎(渡瀬恒彦)に圧力がかかると、捜査は所轄の担当となり、事故死として片づけられてしまう。権力に弱い村瀬(津田寛治)は胸をなで下ろし、矢沢も「我々が扱うまでもない」と半ば納得するが、反骨新旺盛な青柳だけは納得がいかない。それにしても倫太郎も今回はあっさり引き下がったのか…。

第2話

警視庁捜査一課9係 season7
第2話「殺人陶器」

今は亡き陶芸作家・斎藤茂三郎(河原さぶ)の作品を売り出すことで成功を収めていた会社社長・松岡(本城丸裕)の遺体が社長室で発見された。何者かにナイフのようなもので襲われたようだが、その割には出血が少ない。 秘書の徹子(馬渕英俚可)によると、聡子(麻乃佳世)という社員が出社していないようだという。青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、聡子の自宅を訪ねようとした途上、自殺しようとした聡子を救出。その聡子はあっさり犯行を自供する。

第3話

警視庁捜査一課9係 season7
第3話「シェフ殺人事件」

フレンチシェフの吉見の刺殺体が、自らが講師を務める料理教室で発見された。教室職員の話によると、吉見は教える料理の試作をするため、一人教室に残っていたという。倫太郎(渡瀬恒彦)は鍋の中に完成している試作品を発見するが、その料理に使われていないジャガイモの皮とオレンジの皮が捨ててあることに疑問を抱く。遺体のそばには書きかけのレシピがあったが、別の料理を作ろうとしていたのか?テレビでも活躍していた吉見は、自らの番組で街のレストランの料理を食べて批判することもあったらしい。村瀬(津田寛治)と志保(羽田美智子)は、父親の料理を批判されたことで吉見に激しく抗議していた二宮という青年がいたことをつかむ。吉見のコメントが原因で二宮の父は店を閉めてしまい、父子の行方はわからないままだ。

第4話

警視庁捜査一課9係 season7
第4話「殺意の芝生」

スポーツエージェント会社社長の小早川(山田純大)の他殺体が自宅の庭で発見された。庭にはスプリンクラーが設置されており、朝の8時半と夜の8時半に自動的に散水が行われる。遺体の下の芝生が濡れていることから、村瀬(津田寛治)は散水が終わった後の犯行と断言する。一方、凶器の火掻き棒があった薪ストーブ周辺を調べていた倫太郎(渡瀬恒彦)はカメオのブローチを発見する。第一発見者の妻・貴子(北原佐和子)は、夫の会社で専務をしているが、別居しており夫婦生活は破綻。とはいえ、遺産目当てに夫を殺害しかねない。青柳(吹越満)は、村瀬と志保(羽田美智子)に事件当日の小早川の行動の確認、倫太郎と直樹(井ノ原快彦)にブローチの捜査を指示。自分と矢沢(田口浩正)は妻の貴子を調べることにする。

第5話

警視庁捜査一課9係 season7
第5話「悪魔の似顔絵」

児童養護施設の職員・由佳里がペットボトルのお茶を飲んで死亡した。死因はお茶の中に何者かが仕込んだ毒殺。昼食をとる前の午前中に何者かがペットボトルに入れた可能性が高い。 しかし、事件当日の午前中、職員は由佳里以外に不在。子供たちの証言などから、由佳里の不倫相手らしい男が訪ねてきていたことがわかる。 倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は、不審者を唯一目撃したという少女・鳴海から改めて事情を聞く。 倫太郎らの質問に器用に不審者の似顔絵などを描き、捜査に協力する鳴海だが、由佳里が死んだのに涙ひとつ流さないと他の子供たちから奇妙な目で見られるなど養護施設でも孤立しているようだ。

第6話

警視庁捜査一課9係 season7
第6話「アロハ殺人事件」

花屋を経営する緑(宮本真希)の絞殺遺体が店で発見された。凶器のリボンが店に置いてあったものではないこと、遺体にうっ血があったことから、犯人は別の場所で緑を殺害、スーツケースなどに入れて店に遺体を遺棄したらしい。緑が過去に3人の男と結婚。そのうち2人が不審死していることがわかった。そのうちの一人、坂井(一條俊)については保険金殺人として裁判となったが、緑は証拠不十分で無罪となっていた。坂井には多額の保険金がかけられていたようだが、契約1年以内の自殺のため緑は保険金を受け取ることが出来なかったらしい。いずれにしても死んだ坂井、もう一人の村田の遺族が緑を恨んでいる可能性もある。青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は坂井の母・静江(山口果林)、倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は村田の元妻・佳代子(山下裕子)を調べることに。

第7話

警視庁捜査一課9係 season7
第7話「穏やかな死体」

頭部を強打し死亡している身元不明の男性の遺体が発見された。近くにはプルタブが開いた缶コーヒーが置かれていたが、なぜか飲んだ形跡がない。犬の散歩に出た女性が「返せよ!」という男の怒声を耳にしていた。その後の真澄(原沙知絵)の報告で死亡推定時刻が女性が声を聞いた時刻と一致している。さらに手付かずの缶コーヒーから多量に摂取すると死に至るスリーパーという合成麻薬が検出された。真澄によると、これまでにもスリーパー入りの缶コーヒーを飲んで死亡した身元不明遺体が連続して発見されているという。

第8話

警視庁捜査一課9係 season7
第8話「犬は見ていた」

お笑いコンビのボケ役から、最近ではマルチタレントとして活躍していた千穂の遺体が発見された。自宅である団地のバルコニーから転落したらしいが、指紋が拭き取られていたことから、何者かに突き落とされた可能性が高い。部屋には千穂が飼っていた大型犬がいたが、直樹(井ノ原快彦)らを見ても吠えることもしない。どうやら番犬の役目は果たしていなかったようだ。村瀬(津田寛治)は、千穂とは対照的に仕事が激減してしまった相方の珠子(雛形 あきこ)に疑惑を抱く。人気者の千穂に嫉妬、殺害した可能性もある。さっそく村瀬は珠子に会いに行くが、倫太郎(渡瀬恒彦)は千穂の部屋にあった植物の名前を必死で調べて…。

第9話

警視庁捜査一課9係 season7
第9話「殺人同窓会」

河川敷で戸神という男性の刺殺体が発見された。別の場所で殺害されたようだが、被害者の胸ポケットから土が発見された。さらにズボンのポケットからスカイツリー近くの商店街のチラシが。青柳(吹越満)は、村瀬(津田寛治)に解剖の立ち会いを指示すると、自分たちは商店街へ。チラシの「日曜日はマグロ祭り」に惹かれた倫太郎(渡瀬恒彦)も直樹(井ノ原快彦)と商店街へと向かう。倫太郎と直樹は、商店街で年に一度の祭りを手伝う倫子(中越典子)にばったり。その倫子によると、日曜日のマグロ祭りを前にマグロは売り切れてしまったというが・・・。かつては商店街の近くに住んでおり、高校時代は野球部で甲子園にも出場したという戸神がなぜ、殺されたのか!?

第10話

警視庁捜査一課9係 season7
第10話(最終話)「殺人オーケストラ」

女性人気作曲家の彩華が、自らの作品のオーケストラコンサートが行われる会場の控室で殺害された。倫太郎(渡瀬恒彦)は現場に落ちていた幼稚園の「お遊戯発表会」のチラシに目を留めるが、矢沢(田口浩正)はそんな倫太郎が気になって仕方がない。というのも、倫太郎を妻の早苗(畑野ひろ子)が検査を受けている病院で偶然見かけてしまったから。倫太郎は友人の医師・大町(林与一)の検査を受けに来ていたのだが、そんなことは知る由もない矢沢はこっそり直樹(井ノ原快彦)に報告する。倫太郎はオーケストラのメンバーの中に大町の娘・詩音(原史奈)がいることを知る。「お父さんは僕の高校時代の友人で…」、と気安く話す倫太郎だが、詩音は「父ではありません。ずっと前から」と言い放つ。どうやら倫太郎と倫子(中越典子)のように、父娘の間には微妙な距離があるようだ。

第1話

警視庁捜査一課9係 season8
第1話「捏造された殺人」

行列のできる人気ベーカリーのオーナー、津久浦弘子の死体が自宅近くの遊歩道で発見された。後頭部を金属バットで執拗に殴られており、深い恨みを持つ者の犯行と思われたが、臨場した加納倫太郎(渡瀬恒彦)は不自然さに疑問を抱く。犯人は弘子が倒れて動かなくなってからも後頭部を殴り続けたようなのだが、遺体の倒れ方を見ると、犯人の位置からは後頭部を殴打しづらいはずなのだ。犯人はなぜ後頭部にこだわったのか…!?なんと被害者の弘子は3年前、夫を金属バットで殴り殺した過去を持っていた。彼女は常々、夫からDVを繰り返されており、事件当日も金属バットを使って暴力を受ける中、夢中で抵抗し、撲殺してしまったという。人権派として有名な若手弁護士・若月裕一の弁護もあって正当防衛が認められ、無罪が成立。その事件から3年、弘子は旧姓の津久浦に戻り、ベーカリーショップのオーナーとして成功を収めたようだった。

第2話

警視庁捜査一課9係 season8
第2話「殺人美容室」

人気美容室のトップアーティスト・飛鳥(神楽坂恵)の遺体が、開店準備中の自らの店舗で発見された。志保(羽田美智子)を新たな主任とする9係のメンバーが現場に駆けつけるが、そのころ倫太郎(渡瀬恒彦)は前主任の青柳(吹越満)のことで、人事課長の三島(江藤潤)に呼び出されていた…。飛鳥が事件当夜、エステ会社社長の紗登美(国生さゆり)と食事をしていたことが判明。さらに飛鳥の顧客リストの中から志保と村瀬(津田寛治)は、青柳と同居する妙子(遠藤久美子)の名前を見つける。また隠していたのか。村瀬は青柳に対して憤りを覚える。

第3話

警視庁捜査一課9係 season8
第3話「逃亡者の殺意」

雑居ビルの一室で、10年前の建設会社爆破事件の主犯として指名手配されていた飯野(比留間由哲)の刺殺体が発見された。現場からは多数の“飛ばし携帯”が見つかり、いわゆる“振り込め詐欺”に手を染めていたらしい。10年前、飯野は自らが勤めていた建設会社を爆破。横領の疑いで解雇されたことへの逆恨みが犯行の動機だったが、同様に解雇された麻生(土佐和成)も指名手配されていた。飯野と麻生、さらに正体不明のもう一人の共犯者は現場となった雑居ビルに同居、詐欺で稼いでいたようだ。とすると、飯野は仲間割れで殺害されたのか?志保と村瀬は現場に落ちていたレシートからスーパーで聞き込みを行うが、レジ係の麗子(三浦理恵子)は麻生に見覚えはなく、麗子の夫で店長の上野(矢柴俊博)に防犯カメラの映像を見せてもらうが手がかりは得られない。

第4話

警視庁捜査一課9係 season8
第4話「昼下がりの銃殺」

とある町の防犯会長をしている摂子(藤真利子)が何者かに拳銃で殺害された。現場の状況から強盗殺人の可能性が高いが、青柳(吹越満)と村瀬(津田寛治)は外国人窃盗団の犯行と珍しく意見が一致。が、青柳は被害者が地元の交番に何度も電話をしていた携帯の発信履歴をもとに秘かに捜査を開始。村瀬も凶器の拳銃から摂子の指紋が検出されたことから、顔見知りによる犯行の線で捜査を始め、志保(羽田美智子)にあきれられる。一方、倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は、凶器が太平洋戦争中に大日本帝国陸軍が使用していた十四年式拳銃であることに着目。事件の第一発見者である岩倉(深水三章)が父親の遺品として鑑定に出していたことをつかむ。が、岩倉によると、店主が警察に通報。押収された拳銃は8個すべての銃弾とともに保管庫にあることを、安全課の千佳(大和田美帆)とともに確認する。

第5話

警視庁捜査一課9係 season8
第5話「殺人生原稿」

加代(あめくみちこ)の刺殺体が、宿泊していた友人・奈美(横須賀昌美)の自宅で見つかった。加代は事件前日に青森から上京、とある出版社を訪ねた後、何者かと都内ホテルの喫茶店で待ち合わせしていたことがわかる。加代は右手で固定電話を抱え込むようにしており、伸びた左手の先には10月が開いた卓上カレンダーが。ダイイングメッセージのようにも見えるが、倫太郎(渡瀬恒彦)は、監察医の真澄(原沙知絵)から加代が右利きであることを確認すると、電話を右手で抱えていることに疑問を抱き…。

第6話

警視庁捜査一課9係 season8
第6話「127の殺意」

元ファンドマネージャーの百武(湯江健幸)の他殺体が、とある建設現場で発見された。何者かに後頭部を殴打されたようだが、左手には「127」と数字が書かれている。監察医の真澄(原沙知絵)によると、百武本人が書いた可能性が高いというが、何を意味しているのか?百武が、とある新聞社の経済部記者・実希子(野々すみ花)と連絡を取っていたことがわかった。実希子は、証券会社社員から独立し、推定百億の資産を作って引退した百武が最近になって活動を再開したため、取材を依頼したのだという。その活動とは、日本海底資源開発という新会社への投資を募ること、百武の遺体が見つかった建設現場は、その会社の本社ビル建設予定地だった。

第7話

警視庁捜査一課9係 season8
第7話「死の紋様」

世界的な金融グループの日本支社に勤務する桜田(井田國彦)の刺殺体が見つかった。仕事場として借りていたマンションの駐車場で背後から刺されたらしいが、部屋にはペアグラスや夫婦茶碗があるなど生活感にあふれており仕事場らしくない。倫太郎(渡瀬恒彦)は、遺体の手のひらに残っていた不思議な形の塗料の跡に不審を抱く。桜田のセカンドバッグから妻・由里子(七瀬なつみ)の署名、捺印がある離婚届が見つかった。由里子によると、桜田には5年ほど前から愛人がいたらしい。仕事場のマンションも愛人との密会場所だったとか。しかし、志保(羽田美智子)はそんな由里子に不審を抱く。遺体確認の際にわざわざ喪服を着ていたこと、夫の遺体を見たときにも他人事のように冷静だったこと…。まるで桜田が死んだことを知っていたかのようだった。

第8話

警視庁捜査一課9係 season8
第8話「殺人スタント」

ベテランスタントマンの武藤(浜田学)が撮影現場のビルの屋上から転落死した。昼休憩中に、飛び降りるシーンを撮影する屋上から転落したとか。仕事にこだわる武藤だけに飛び降りるイメージトレーニングをしていて誤って落ちた事故なのか、それとも自殺か、他殺か?武藤は5年前に一度引退。妻・香織(遊井亮子)が父親の後を継いで経営する葬儀社で副社長をしていたという。今回は長年コンビを組んでいた主演の影山(大浦龍宇一)に頼まれ、現場に復帰したらしいが、香織は自殺の可能性はないと否定する。

第9話

警視庁捜査一課9係 season8
第9話「殺しのネックレス」

倫子(中越典子)の前に自分が本当の父親だと名乗る男が現れた。ショックを受ける倫子に男は、近くのカフェで証拠を見せるから、と言って去っていく…。その男、風間(有薗芳記)の遺体が発見された。遺体を一目見た倫太郎(渡瀬恒彦)は表情を変えると、近くの短期契約マンションの一室へ。室内は争いがあったように乱れ、窓は開けっぱなしだ。どうやら風間はここから転落したらしい。倫太郎の素早い行動に驚く直樹(井ノ原快彦)に鑑識を呼ぶよう指示した倫太郎は、こっそりと倫子のネックレスを拾い、ポケットにしまいこむ。真澄(原沙知絵)の検死により風間は転落死であると断定。目撃者などの情報から女性と争って落ちた可能性が高い。風間は10年前に殺人を犯し、10日前に仮釈放になったばかり。無実を主張して控訴していたが、有罪のショックで一人娘が自殺。直後に控訴を取り下げ、服役していた。

第10話

警視庁捜査一課9係 season8
第10話(最終話)「殺人船長」

倫太郎(渡瀬恒彦)が、高校時代からの友人で日本海洋大学の山尾(笹野高史)から大学での講演を依頼された。豪華客船で犯罪が発生した時の対処法などがテーマだったが、それなら適任がいると倫太郎は村瀬(津田寛治)を指名。しかし、その村瀬は警務部への異動の話があり、刑事をやめるべきか思い悩んでいた…。村瀬の講演が終了した後の日本海洋大学の構内で学長の倉持(佐伯新)の他殺体が見つかった。傷跡から凶器は二股の槍のようなものと判明。さらに右手の小指の付け根に奇妙な形の傷が残っている。

第1話

警視庁捜査一課9係 season9
第1話「殺人クルーズ」

直樹(井ノ原快彦)と倫子(中越典子)がルームシェアを解消し、別れを告げた。その同じ日、ウォーターフロントの店でレストランウエディングが行われる直前、新郎の前田(笠原秀幸)が何者かに刺殺された。直樹の高校時代の同級生でウエディングプランナーの朱音(黒谷友香)の証言から、前田は式が始まる前の10分間で殺害された可能性が高い。容疑者も招待客など33名に絞り込まれるが、肝心の凶器が発見できない。防犯カメラの映像から前田の上司・三澤(久松信美)が海に何かを落とすような動きをしていたことがわかった。時間は遺体発見直後、凶器を海へ捨てたのか?青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は三澤に事情を聞きに行くが…。倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹に、新郎新婦や親族なども幸せそうだったと言う朱音だが、倫太郎はその朱音に疑問を抱く。直樹と朱音が友人としての話をしている間、朱音の同僚などから話を聞いた倫太郎は前田の意外な一面を知ることになる。さらに倫太郎は朱音の秘密も明らかにしていく。その秘密とは…!?

第2話

警視庁捜査一課9係 season9
第2話「世界平和殺人事件」

最先端の電子技術を扱う研究所所長の津島(清水章吾)が転落死した。自殺か、他殺か。現場検証をする9係の刑事たちの前に現れた新聞記者の渡辺(蟹江一平)は、津島殺害の犯行声明とも言えるメールが届いたと打ち明ける。他殺の線で捜査を開始する9係だが、村瀬(津田寛治)は志保(羽田美智子)と親しげな渡辺が気になって仕方がない。渡辺の証言で、津島が核兵器開発にも応用できる技術を、危険国家に提供していた疑いがあったことがわかった。渡辺はその津島の背後にいる政治家や官僚を追っていたらしいが、だとすれば、津島は口封じで殺害された可能性もある。現場近くの小料理屋で聞き込みをした倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は、津島が死の直前、その店の前で何者かに殴られ、その場で探し物をしていたことを知る。結局、探し物は見つからず、女将にメニューにない“ほうとう”を注文。おいしそうに食べていたとか。倫太郎らが、津島が探し物をしていた場所を調べると古い新聞記事を見つける。津島の探し物とは、そのゴミのような記事だったのか?

第3話

警視庁捜査一課9係 season9
第3話「殺人ギター」

国税調査官・富樫(奥田達士)が何者かに殺害された。志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)の調べで、富樫が不正経理などの疑いで調査していた会社社長・猪狩(尾関伸嗣)が浮上するが、一方で青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は富樫が事件当日、理緒(メイサツキ)という歌手と会っていたことをつかむ。その理緒は、直樹(井ノ原快彦)の調べで、かつて富樫の妻・弥生(中山忍)とデュオを組んでいたことがわかった。デュオを解散・引退後、富樫と結婚した弥生は、現在では専業主婦となっていたが、理緒と三角関係にでもなっていたのか?そんな中、倫太郎(渡瀬恒彦)は、富樫の所持品にあったセーム革に興味を抱き…。富樫にかつて歌手だったことを隠していた弥生だったが、最近になって理緒から再結成をもちかけられ困っていたという。富樫が理緒に会いに行ったのも、再結成を断るためだったのか?

第4話

警視庁捜査一課9係 season9
第4話「殺人家計簿」

加代という38歳の女性が自室で殺害された。が、見た目は20代にしか見えない。青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、原田幸(黒川智花)という24歳の女性の免許証を発見。被害者は加代と幸という2つの顔を持っていたことになる。どっちが本物なのか?直樹(井ノ原快彦)ら9係のメンバーは首をかしげるが、一人倫太郎(渡瀬恒彦)だけは、テーブルにあった肉ジャガにたまねぎが入っていないことにひっかかる。真澄(原沙知絵)の検視の結果、被害女性の年齢は20代半ばであることがわかった。ということは、被害者は幸である可能性が高い。その幸が1年前に、父・原田(樋渡真司)と夜逃げしていたことがわかった。整備工場を経営していた父は従業員の保証人となり多額の借金を抱え、借金取りから追われていたとか。本物の加代(尾上紫)によると、個人情報を盗まれたことがあり、どうやら幸が盗んだ個人情報で加代になりすまし、借金取りから逃げていたようだ。志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)は、幸の双子の妹・遥(黒川智花=二役)から話を聞く。父・原田と別れた母について家を出て以来、姉の幸とは会っていないという遥。しかし、遥の同僚から様子がおかしかったことを聞いた志保は、遥の前でわざとペンを落とし、指紋をとることに成功する。

第5話

警視庁捜査一課9係 season9
第5話「殺人ミュージカル」

舞台女優・美玲(折井あゆみ)の遺体が控室で発見された。美玲は大物ミュージカル女優・舞衣(真琴つばさ)が主演する舞台の稽古に余念がなかったが、事件当日、舞衣が作ったスムージーを飲んでいた。そのスムージーは、舞衣を含め、俳優の正樹(寿大聡)、演出家の棚橋(山崎直樹)も飲み、食中毒のような症状を訴えていた。美玲はスムージーに入っていた毒物によって殺害された可能性が高いが、他の3人はなぜ死に至らなかったのか?スムージーの材料に疑問を抱いた倫太郎(渡瀬恒彦)は、何者かがグリーンクロッカスという毒性のある植物を仕込んでいたことをつかむ。舞衣はグリーンクロッカスをギョウジャニンニクと思い込み、スムージーを作ったようだ。だとすると犯人は、舞衣らスムージーを飲んでいた4人のうちの誰かを狙った可能性がある。美玲の死によって、ダブルキャストの新人女優・メグ(小宮有紗)が全公演に出演することになった。新人のメグは舞衣や美玲にいじめられていたらしい。動機は十分と判断した志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)だったが、メグから事件前夜、棚橋の妻で舞衣の親友である聖美(久世星佳)が最後に劇場を出たことを聞かされて…。

第6話

警視庁捜査一課9係 season9
第6話「殺しの感謝状」

スナック経営者・近田(松本実)の他殺体が見つかった。現場で村瀬(津田寛治)は、志保(羽田美智子)にも説明せず、ノートパソコンの搬出を鑑識に指示。青柳(吹越満)は、こっそりとスマートフォンをポケットにしまい込み、矢沢(田口浩正)を呆れさせる。一方、倫太郎(渡瀬恒彦)は、スナックの最後の客の伝票にあった「CR」という文字に疑問を抱く。聞かれた直樹(井ノ原快彦)もなんのことだかわからず…。スマホの通話記録から飲食店経営者の御木本という男が浮上した。が、青柳らの質問にも近田とは幼馴染だったというだけで、事件当日の電話でも大した話もしていないという。一方、倫太郎と直樹は、聞き込みから近田がはるか(小池唯)というアイドルを脅していたことがわかった。事件当日、宅間(中西良太)の運転するタクシーが近田の店の前ではるかと接触。はるかは近田の店に行ったことを認めたものの、店には食べかけのカレーライスがあっただけで、誰もいなかったと証言する。どうやら伝票の「CR」はカレーライスのことらしい…。

第7話

警視庁捜査一課9係 season9
第7話「殺しの処方箋」

独身セレブが集まるフィットネスクラブに真澄(原沙知絵)と参加した志保(羽田美智子)。イケメン実業家の藤木(姜暢雄)といい感じになりかけるが、クラブの上の階にあるホテルの一室で客が自殺。駆けつけた所轄署刑事に刑事であることをバラされて落ち込んでしまう。志保の思わぬ“婚活”に気が気でない村瀬(津田寛治)だったが、倫太郎(渡瀬恒彦)は、志保の“自殺”という報告に疑問を抱き、直樹(井ノ原快彦)とともに昼食を装い真澄のもとへ。倫太郎の動きを察知した青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)も行動を開始する。死んだ水川(伏見哲夫)は、数年前に会社を潰して破産。さらに末期がんを患っており、自殺する動機は十分だ。倫太郎と直樹は、水川の娘・博美(村井美樹)に話を聞くが、父親とは中学生のころに出て行ったきり、ここ15年ほど会っていないという。そんな父を恨んでいるらしく自殺の動機についても心当たりはない、と取りつく島もない。

第8話

警視庁捜査一課9係 season9
第8話「殺人大学」

プロ野球チームのベテランスカウト、東野(山田明郷)の遺体が大学野球部のグラウンドで発見された。東野は大学野球部のスラッガー、伴藤琢也(杉本健介)を注目していたようだったが、事件当日の紅白戦で琢也は弱点を露呈。志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)は、プロ入りを後押しする父親・大造(隆大介)が、プロ入りに否定的な東野に対して怒りを露にしていたことを知る。真澄(原沙知絵)の解剖結果で凶器は野球のバットである可能性が高い。が、部室にあったバットからルミノール反応は検出されていない。犯人は凶器を持ち帰ったのか?東野の部屋を調べた倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は、東野が琢也のほかに田中(永嶋柊吾)という投手にも注目していたことを知る。部屋にあったスコアブックを手にするが、まるで暗号のようだ…。青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、大造の車のトランクからルミノール反応が出た金属バットを発見する。取り調べで息子をプロ入りさせるために東野に賄賂を送っていた事実を暴露する大造。プロでは活躍できないと断じた東野を相当恨んでいるようだが、それでも犯行を否認する。

第9話

警視庁捜査一課9係 season9
第9話「殺人オーデコロン」

プロのビリヤード選手、明神(金子昇)が、美人プロと評判の美鈴(森カンナ)との対戦を前に殺害された。現場には血まみれのオーデコロンの瓶が転がっていた。美鈴が負ければ大会スポンサーの社長の愛人になるという賭けをしていたことを、明神が対戦前の会見で暴露。美鈴の怒りを買っていたことがわかり、倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)は美鈴に話を聞きに行くが、私は犯人じゃない、と言うだけで取りつく島もない。そこへ大会スポンサーの社長・石沢(佐藤誓)が美鈴にレッスンを受けにやってきた。どうやら明神が指摘した賭けは本当だったらしい。殺害される直前、明神が何者かと言い争っていたことをつかんでいた青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)。こっそり持ち出した明神のタブレットPCなどから、言い争っていた人物が、田茂山(山田アキラ)という男であることをつかむ。そして、その田茂山が事件の前夜、とある店でケンカをしていたことを知り…。

第10話

警視庁捜査一課9係 season9
第10話(最終話)「運命殺人事件」

若い女性に人気のアパレルメーカー専務・白崎(大鶴義丹)の他殺体が港の海上で発見された。何者かに鈍器で殴られた後、海に投げ落とされ溺死したらしい。が、真澄(原沙知絵)の解剖結果によると、後頭部には別の凶器による傷があるという。アパレルメーカーでは、創立10周年記念の式典で社長の睦月(東ちづる)の娘でプロのピアニストを目指す花音(瀬戸さおり)と、世界的なピアニストの松川(春田純一)の連弾を企画。そんな文化事業に金を使う睦月と、合理化を推進していた白崎は対立していたらしい。事件前にも社長の睦月が何者かに襲われるなど不穏なことが続いていた。対立が暴力にまで発展した白崎を睦月が殺害したのか?睦月が学生時代、倫太郎(渡瀬恒彦)が担当した事件でケガをしていたことがわかった。当時のことを思い出した倫太郎だったが、睦月はそのケガが原因でピアニストになる夢をあきらめたことを初めて明かす。それでも今は娘の花音の才能にかけているとか。白崎と対立していた事実を確認する直樹(井ノ原快彦)に対して、睦月は毅然と「納得できるまで調べてください」と言い放つ。

第1話

警視庁捜査一課9係 season10
第1話「空飛ぶ花嫁 -危険ドラッグ殺人事件-」

ウエディングドレスの女がマンションの屋上から転落死した。すぐにモデルの理沙と判明し、危険ドラッグの過剰摂取による事故、または自殺の可能性が大きいとされたが、倫太郎(渡瀬恒彦)は遺体に残されたアザが気にかかる。理沙の母親が上京し、遺体にすがって泣き崩れた。必ず真実を突き止めると約束した直樹(井ノ原快彦)に、母親は1通の手紙を託す。理沙が母親に送ったその手紙には「ある政治家さんの下で働いている」という言葉が。「ある政治家」とは誰なのか…。

第2話

警視庁捜査一課9係 season10
第2話「殺しのレシピ」

有名フレンチレストランで、スーシェフの遠藤が殺された。鍋に名物のコンソメスープが残されており、調理中に襲われたと思われたが、直樹(井ノ原快彦)の調査で、レシピはオーナーシェフの貴子(古手川祐子)しか知らないとわかる。遠藤はキッチンで何をしていたのか?真澄(原沙知絵)の解剖で判明した変わった形状の凶器とは?

第3話

警視庁捜査一課9係 season10
第3話「伝説の鑑識」

会員制交流パーティーで、イベント会社社員・安奈が死んでいた。発見場所は参加者の今井の控え室で、第一発見者も彼だ。倫太郎(渡瀬恒彦)らは、現場でベテラン鑑識課員の猪狩(伊東四朗)と再会。定年退職した猪狩だったが、スペシャリストの再雇用として復帰していた。その猪狩の見立てによると毒物が使われた可能性が高いという。一方の倫太郎は、安奈の手帳に記された2つの日付にひっかかり…。

第4話

警視庁捜査一課9係 season10
第4話「おいしい死体」

顔に小麦粉と溶き卵、パン粉が付着した奇妙な男性の遺体が、青柳(吹越満)と暮らす妙子(遠藤久美子)によって発見された。油で揚げればコロッケ…?不思議がる9係の面々の中、倫太郎(渡瀬恒彦)は現場に落ちていたジャガイモを気にかけていた。

第5話

警視庁捜査一課9係 season10
第5話「嘘つき女殺人」

アイドルグループ「ピンク・トマト」のナンバーワン・若菜(吉岡里帆)が、ナイフで襲ってきた男を刺し殺してしまったと110番してきた。青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)の調べで、殺された広人は2番人気のクルミのファンだったとわかる。広人はクルミを人気投票で1番にするために若菜を襲ったのか?とすると、若菜は正当防衛?一方倫太郎(渡瀬恒彦)は、広人の服についていた粉が気にかかっていた。

第6話

警視庁捜査一課9係 season10
第6話「完全犯罪理論」

警視総監の神田川(里見浩太朗)が倫太郎(渡瀬恒彦)を呼び出し、多大な功績を残した元警視総監の北田(津川雅彦)が大学学長辞任を表明したと告げた。北田の大学は法曹界に強く、元警視総監がその学長をつとめることは、警察が検察を押さえこむことも意味している。暗に説得を命じられた倫太郎は北田に会いに行くが、彼はなぜか憔悴しきっていた。その北田の大学の犯罪心理学の権威・宮崎教授が、青酸性毒物を摂取して死亡した。服毒自殺と思えたが、毒物を混入したと思われるコーヒーを入れたはずのカップが見当たらない。9係は他殺の線で捜査を始める。

第7話

警視庁捜査一課9係 season10
第7話「殺人シナリオ」

時代劇映画『海を渡る侍』の助監督・田北(橋爪遼)の遺体が公園で発見された。スマホの履歴によると、どうやら何かを警察に相談しようとしていたらしい。さらに、真澄(原沙知絵)の解剖で頭部を強打して時間が経ったのちの死だとわかった。一方、倫太郎(渡瀬恒彦)は田北の服から発見された陶器のカケラが気になっていた。

第8話

警視庁捜査一課9係 season10
第8話「3つの捜査線」

ごく狭い範囲で立て続けに3件の殺人事件が発生した。第一の事件の被害者はエステ会社の社長・絵里子。財布から現金が抜き取られているので金目当ての犯行と思われたが、倫太郎(渡瀬恒彦)と直樹(井ノ原快彦)はそこから絵里子には似つかわしくないインターネットカフェの割引券を見つけ、不審を抱いた。

第9話

警視庁捜査一課9係 season10
第9話「四角い死体」

週刊誌記者の徳丸(木下政治)が、自宅のクローゼットの中から丸まった遺体となって発見された。部屋には、マルチ商法の広告塔になったことで行方不明になっているミュージシャン・大鳥(本宮泰風)の記事が。さらに倫太郎(渡瀬恒彦)は、「sawako.K」のサインがある被害者を描いたデッサン画を見つけた。

第10話

警視庁捜査一課9係 season10
第10話(最終話)「殺意の香り」

セレブ女子大に通う奈津美が殺された。検証現場で直樹(井ノ原快彦)は旧知の刑事・城(高橋光臣)と再会。所轄署の城は、優秀な本庁の9係の手足となって働くと倫太郎(渡瀬恒彦)にアピールする。倫太郎は、現場にあったチューブ入りのハンドクリームを気にしていた。奈津美の死因は絞殺。右目にだけカラーコンタクトをはめていたことが確認される。左目のレンズはどこで落ちたのか?

第1話

警視庁捜査一課9係 season11
第1話

クマの着ぐるみを着た男の死体がマンモス団地で発見された。被害者は年商100億円のイケメン社長として話題の浜中(坪倉由幸)で、「金と女にしか興味がない奴」と仕事仲間からも嫌われていた男。なぜ団地で、クマ姿で死んでいたのか?

第2話

警視庁捜査一課9係 season11
第2話

整体サロンの副院長で整体師の裕之(川岡大次郎)が殺された。裕之はゴッドハンドで有名だった。が、事件当夜、サロンの客・理沙(川村ゆきえ)からセクハラの被害届が出されていた。一方倫太郎(渡瀬恒彦)は、サロンに置いてあったカクレクマノミの水槽に、流水ポンプがふたつあることが気にかかっているようだ。直樹(井ノ原快彦)から、セクハラの被害届が出されていることを知らされた、裕之の妻で院長の律子(白石美帆)は、口では夫を信じると言い切るが、どうやら心当たりがあるようで…

第3話

警視庁捜査一課9係 season11
第3話

ジュエリーブランドの広報部長・由香利(中原果南)の他殺体が見つかった。遺体の顔には、なぜか赤と青の絵の具がかけられている。犯人によるメッセージなのか?由香利は、通信販売専門チャンネルに自ら出演して、看板商品「幸せを呼ぶリング」の売上に貢献していた。死亡推定時刻は由香利が出演予定だった番組放送の直前だったことが判明。プロデューサーの田代(青山勝)によると、由香利が現れなかったため、急きょ内山(斉木しげる)による健康食品の番組に差し替えたという。

第4話

警視庁捜査一課9係 season11
第4話

ベンチャー企業社長・高見沢(金子昇)が左胸と右ヒザに2発の銃弾を撃ち込まれて殺された。高見沢の妻・美咲(篠田麻里子)は、銃声を耳にしたため、駆けつけ、逃げていく男の後ろ姿を見たという。動揺する美咲はまともに歩くこともできず、抱きとめた矢沢(田口浩正)の胸にすがるように嗚咽をもらすと泣き崩れた。青柳(吹越満)と矢沢は、高見沢が土橋(須田邦裕)という男に脅されていたと聞きこんだ。土橋は、事件当夜、現場で高見沢を待ち伏せしていたことを認める。だが、それには理由があった。

第5話

警視庁捜査一課9係 season11
第5話

若い女性に人気のヨガスタジオで、花形インストラクター・マヤ(白羽ゆり)の、奇妙な恰好をした遺体が見つかった。マヤが開発した「Aのポーズ」だという。自信作のポーズをとっての自殺かと思われたが、ベテラン鑑識課員・猪狩(伊東四朗)がヨガマットまでの足紋がないことを指摘、他殺の線も浮上する。青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、Aのポーズはマヤが親友だった蘭子(佐藤康恵)の開発したものを盗んだものだと聞きこんだ。蘭子は事件の夜にスタジオの外で目撃されていたが、その日の昼間にマヤから電話をもらい、唐突に思い出話をされて気になったからだとか。いかにも言い訳じみている…。怨恨による蘭子の犯行なのか?

第6話

警視庁捜査一課9係 season11
第6話

独特の花のオブジェに囲まれた前衛芸術家・沙耶(青山倫子)の遺体が発見された。手首には切創、傍らには作業用カッターが落ちている。自らの作品の中で自殺したのか?しかし、沙耶は睡眠薬を飲んでいるうえ、工房の鍵は開いており、自殺とも断定できない。第一発見者のギャラリーオーナー兼マネージャーの香坂(渡邉紘平)によると、「永遠の命」をテーマにした沙耶の作品はすべて人工保存花を使用しているという。しかし、倫太郎(渡瀬恒彦)は、花のオブジェの中で唯一シロツメクサだけ生花であることに気づき、疑問を抱く。

第7話

警視庁捜査一課9係 season11
第7話

新人写真家・松浦(神谷リク)が、自身の初個展の会場で倒れ、死亡した。青酸性の毒物による中毒死だが、控室の飲み物と紙コップから毒物は検出されなかった。倫太郎(渡瀬恒彦)は、控室に遺されていた二眼レフカメラの中にフィルムが入っていないことに疑問を抱く。松浦が倒れた際、会場にいたのは、カメラという共通の趣味で集まった被害者の仲間、藤尾(松澤一之)、百々(原田佳奈)、公子、寺崎たち。だが青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、寺崎が警察の到着前に姿を消していたと聞きこんだ。

第8話

警視庁捜査一課9係 season11
第8話

ショッピングセンターのイベントステージで、妙子(遠藤久美子)と入れ違いに歌い始めた歌手・幸子(齋藤めぐみ)が、消音器付の銃で撃たれた!事件発生の20分ほど前、妙子の歌を聞きに来た青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は、フードコートの男子トイレで怪しい女(上原多香子)を目撃。女は、拳銃を包んだような痕跡の残った新聞紙を捨てていった。直後、銃声が響く!

第9話

警視庁捜査一課9係 season11
第9話

矢沢(田口浩正)が妻で漫画家の早苗(畑野ひろ子)とともに出席したヴァンパイアアニメ映画『闇のクロニクル』のパーティで、原作者の人気漫画家・秋絵(山下裕子)がコスプレ姿で死んでいた。転落死したようだが、自殺にしては不自然な体勢で、しかも背中にスタンガンの痕が。屋上に靴はそろえてあったものの、他殺だと思われた。一方倫太郎(渡瀬恒彦)は、ドレスコードに従ってヴァンパイアのコスプレ姿だった秋絵が、本人に似合ういい女風のバルバラではなく、ギャル風のアデリナに扮していたのが腑に落ちない様子。さらに、右手の長手袋が紛失しているのも気になるようだ。

第10話

警視庁捜査一課9係 season11
第10話

下町の小さな一軒家で一人暮らしていた女性・登志子(多岐川裕美)が殺害され、金品が奪われる事件が発生。すぐに渡部(小野武彦)という男が逮捕され、事件は早期解決したものと思われたが、パトカーで移送中、渡部が浮かべた穏やかで晴れやかな笑みが、倫太郎(渡瀬恒彦)に強い違和感を残した。渡部は8年前の強盗傷害致死で服役、前日に仮釈放されたばかりだった。

第11話

警視庁捜査一課9係 season11
第11話(最終話)

ある日、倫太郎(渡瀬恒彦)は神田川警視総監(里見浩太朗)から古本を手渡された。富豪夫人の殺人事件の冤罪を扱った小説で、裏表紙に「日本の警察へ この国から冤罪は無くならない」と手書きの献辞が。倫太郎は1週間前に発生した大富豪夫人・千寿子(田岡美也子)殺害事件を思い出す。遺産相続人である甥の寺田(福崎峻介)が逮捕され、捜査は終わったはずだが…。倫太郎は暗に再捜査を依頼されたことを悟る。

第1話

警視庁捜査一課9係 season12
第1話「かかし連続殺人」

倫太郎(渡瀬恒彦)が神田川警視総監(里見浩太朗)の命令で、内閣テロ対策室を改造するための準備委員会のアドバイザーを兼務することになった。不意に係長不在となった9係だったが、変わらず事件解決に向け奔走する日々をおくっていた。そんなある日、志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)は、この1カ月で3件も続いている殺害した遺体を案山子に括り付ける異様な事件に注目する。そんな中、静香(野際陽子)が花壇に立てた案山子に括り付けられたかのようにもたれかかる男を発見、直樹(井ノ原快彦)を呼び出すため倫子(中越典子)へ連絡を入れる。

第2話

警視庁捜査一課9係 season12
第2話「消えた水死体」

大学研究室の屋上にいた黛(竹中直人)がプールに浮かぶ男の死体を発見。しかし、プールにたどり着いたときには死体が消える、という奇妙な事件が発生した。黛によると、着衣から死体は2日前に再会したばかりの友人で経済学部長の来栖(上杉祥三)に違いないという。妻の杏子(筒井真理子)と仲睦まじく、トラブルに巻き込まれている様子などなかったのだが…。

第3話

警視庁捜査一課9係 season12
第3話「殺人ピアノ曲」

音楽出版社社長・良美(藤真利子)の他殺体が自宅から発見された。良美は目が不自由な女性ピアニスト・響子(夢咲ねね)とその妹・真子(梶原ひかり)と同居。事件当夜は、良美が新人ピアニストを招待する恒例のプライベート演奏会が行われていた。終了後は、若手ピアニストの子音(黒川芽以)は帰宅。真子は料理で使用した道具をバイト先の店に返しに行き、響子は部屋で就寝。真子が店で眠ってしまったため、朝になって響子が良美の遺体を発見していた。

第4話

警視庁捜査一課9係 season12
第4話「ねらわれた監察医」

監察医の真澄(原沙知絵)が遺体から発生した有毒ガスによって、意識不明となってしまった。遺体はIT企業の経理課長・柳沢(永井裕久)、発生したガスはコルセリンという物質であることがわかった。青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)はコルセリンが盗まれた町工場へ。現場の様子から工場の事情に詳しい人間による犯行と思われたが、コルセリンを管理していた担当者・古川(河西健司)は、犯人の心当たりはないという。

第5話

警視庁捜査一課9係 season12
第5話「殺しの刺しゅう」

ファッション通販サイト会社社長・影山(石田佳央)が裁ちバサミで胸部を刺され殺害された。真澄(原沙知絵)によると、裁ちバサミは左利き用であるという。専務の本橋(加藤虎ノ介)から事情を聞いた志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)は、影山が女性社員と不倫騒動を起こしていたことを知る。当時付き合っていた留未という社員は別れ話を苦に自殺したらしい。

第6話

警視庁捜査一課9係 season12
第6話「犬の毛の殺意」

とある公園の池からペットショップ経営者・真奈美(山本南伊)の遺体が発見された。真澄(原沙知絵)の検視により死因は絞殺と断定。防犯カメラの映像から自宅で殺害されたと思われるが、だとすれば、犯人はなぜわざわざ自宅近くの池に死体を遺棄したのか?

第7話

警視庁捜査一課9係 season12
第7話「殺人フェイク」

杉谷(笠兼三)という男の他殺体が見つかった。内ポケットに現金20万円の入った封筒が残されており、物取りの犯行ではないようだ。いち早く杉谷が窃盗容疑で逮捕されていた過去を発見した村瀬(津田寛治)は、杉谷は証拠不十分で釈放、主犯については知らないと証言していた事実をつかむ。

第8話

警視庁捜査一課9係 season12
第8話「9時41分の殺意」

夜9時。東京の街を必死に走る直樹(井ノ原快彦)は息を切らせながら電話ボックスに駆け寄ると、ベルが鳴る公衆電話の受話器を手に取った。「約束だ…第2の…爆弾のヒントをくれ」。電話の主は連続爆弾魔。一つ目の爆弾は直樹が男から電話で聞いたヒントをもとに矢沢(田口浩正)が回収、9係では志保(羽田美智子)と村瀬(津田寛治)が回収した爆弾の形式などから犯人を割り出そうとしていた。

第9話

警視庁捜査一課9係 season12
第9話(最終話)「殺人カーテン」

スナック経営者・長峰(稲荷卓央)の刺殺体が店内で見つかった。犯人は遺体を燃やそうとしたのか、被害者のズボンには焼け焦げた痕がある。ビルの所有者・正川(不破万作)によると、長峰は最近店を開けることもなく、妻の乃梨子(藤田瞳子)をキャバクラで働かせていたという。

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第1話

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第1話

第2話

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第2話

第3話

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第4話

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第4話

第5話

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第5話

第6話

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第6話

第7話

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第7話

第8話

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第8話

第9話

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第9話

第10話

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第10話(最終話)

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第1話

特捜9 season2
第1話

第2話

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第2話

第3話

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第3話

第4話

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第4話

第5話

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第6話

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第7話

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第7話

第8話

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第8話

第9話

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第9話

第10話

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第10話

第11話

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第11話(最終話)

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第1話

特捜9 season3
第1話「越境捜査」

第2話

特捜9 season3
第2話「妻の死体を運んだ男」

第3話

特捜9 season3
第3話「殺しのオムライス」

第4話

特捜9 season3
第4話「殺人の城」

第5話

特捜9 season3
第5話「10年目の殺人」

第6話

特捜9 season3
第6話「四色の殺人」

第7話

特捜9 season3
第7話「万引きGメンの死」

第8話

特捜9 season3
第8話「Wの殺人」

第9話

特捜9 season3
第9話「48時間の攻防」

第10話

特捜9 season3
第10話(最終話)「殺しの手帳」

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第1話

特捜9 season4
第1話「灰色の容疑者」

第2話

特捜9 season4
第2話「殺人デザイナー」

第3話

特捜9 season4
第3話「最高の日」

第4話

特捜9 season4
第4話「祈り」

第5話

特捜9 season4
第5話「殺しの設計図」

第6話

特捜9 season4
第6話「呪われた絵」

第7話

特捜9 season4
第7話「殺人パズル」

第8話

特捜9 season4
第8話「密室のハリネズミ」

第9話

特捜9 season4
第9話「空飛ぶ容疑者」

第10話

特捜9 season4
第10話「爆弾バスツアー」

第11話

特捜9 season4
第11話「完全黙秘」

第12話

特捜9 season4
第12話「10億の妻」

第13話

特捜9 season4
第13話(最終話)「希望の香り」

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第1話

特捜9 season5
第1話「仮面の銃弾」

第2話

特捜9 season5
第2話「誘拐実況」

第3話

特捜9 season5
第3話「殺意の再演」

第4話

特捜9 season5
第4話「運のいい女」

第5話

特捜9 season5
第5話「未知なる毒」

第6話

特捜9 season5
第6話「約束」

第7話

特捜9 season5
第7話「字幕殺人」

第8話

特捜9 season5
第8話「乙女探偵」

第9話

特捜9 season5
第9話「仮面の追跡者」

第10話

特捜9 season5
第10話「再開発の罠」

第11話

特捜9 season5
第11話「判決の行方」

第12話

特捜9 season5
第12話(最終話)「X DAY」

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第1話

特捜9 season6
第1話「1001人の人質」

第2話

特捜9 season6
第2話「未来のエネルギー」

第3話

特捜9 season6
第3話「偽りの夫婦」

第4話

特捜9 season6
第4話「学園捜査」

第5話

特捜9 season6
第5話「永遠の生命」

第6話

特捜9 season6
第6話「招かれざる客」

第7話

特捜9 season6
第7話「行旅死亡人334番」

第8話

特捜9 season6
第8話「あの日の少年」

第9話

特捜9 season6
第9話(最終話)「命がけの伝言」

特捜9 season7番組サイト

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第1話

特捜9 season7
第1話「バベルの塔」

第2話

特捜9 season7
第2話「嘘つき」

第3話

特捜9 season7
第3話「新たな地へ」

第4話

特捜9 season7
第4話「愛の記憶」

第5話

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第5話「悪女」

第6話

特捜9 season7
第6話「繋がった二人」

第7話

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第7話「悪夢のリレー」

第8話

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第8話「百満月」

第9話

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第9話「偽りの三重奏」

第10話

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第10話(最終話)「何者」

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