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2022年10月13日

制作発表記者会見に岡田将生、中井貴一ら豪華キャスト陣が大集合!「中井貴一さんのような俳優になりたい」(岡田)《最強の男性ナースコンビ》を演じる岡田&中井が、会見でも名コンビぶりを発揮!

岡田将生、「患者さんと一緒に歩んでいく」ナースを演じる喜びを噛み締め日々撮影! 「どのシーンもなるべくウソがないように」――熱い胸の内を語る

 スーツケースひとつを手にいろんな街を渡り歩きながら看護に従事する、優れた資格を持ったフリーランス看護師=トラベルナース。日本ではまだあまり馴染みのない存在である彼らを中心に、《看護の世界》に焦点を当てた新ドラマ『ザ・トラベルナース』では、一見感じが悪いけどアメリカ仕込みの優秀なナース・那須田歩(岡田将生)と、謎多き伝説の嘘つき(!?)スーパーナース・九鬼静(中井貴一)――2人の最強・男性トラベルナースが令和の日本に舞い降り、医療現場を改革! 日々《命》と向き合いながら、鬱屈とした現代に風穴を開ける痛快ドラマを展開します。
 この新たな視点から描く医療ドラマに、主演の岡田も大きなやりがいを見出しているそう。会見でも「ナースは患者さんと接する時間が長い分、患者さんと一緒に歩んでいく仕事。医療現場ではまだまだ大変な状況が続いてますけど、そんな中でナース役を演じさせていただくことができ、本当にうれしくて! ご期待に添えるようなドラマにしたいという思いのもと、中井貴一さんと共に『どのシーンもなるべくウソがないように作っていこう』という気持ちで、ずっと撮影しています」と、揺るぎない口調で作品の魅力をアピールしました。

会見でも名コンビ! 超天然回答をした岡田を、中井貴一がボケ&フォローで絶妙サポート!! 「中井貴一さんみたいな俳優になりたい」と、岡田の愛も炸裂

 『ザ・トラベルナース』では、まるでタイプが違う歩と静の《絶妙な掛け合い》も大きな見どころのひとつです。この掛け合いをガッシリ支えるのが…2人を演じる岡田&中井の固い絆! 会見でも「お芝居をするときのお2人のコミュニケーションを見て、すごくいいコンビだなと思った」(菜々緒)、「親子のような掛け合いをされていて、大変仲のいいお2人」(松平健)など、共演者から次々と証言が寄せられました。
 そんな中、事件が発生!? 「歩と静の兄弟漫才がいつまでも見ていられる」という中園ミホの絶賛コメントを受け、司会の野村真季(テレビ朝日アナウンサー)から感想を求められた岡田が、うっかり質問の意図を勘違い。いきなり「座って聞いてました!」と、超天然回答を発してしまったのです。しかも、続いて感想を求められた中井も茶目っ気たっぷりに「座って聞いてました」。すかさず被せてひと笑い取ったかと思うと、「今日はテンションが上がってるみたいで、思ってもないことを言っちゃったと思うんですよ」と、優しく岡田をフォロー。取材陣の前で噂の名コンビぶりを証明したのでした!
 さらに、岡田は「中井貴一さんの作品や現場に対する姿勢には品がある。とても深く考えてシーンに向き合っていく姿はカッコよくて、中井貴一さんみたいな俳優になりたいな、と常々思いながら撮影していました」と語り、コンビ愛を炸裂。中井も11年前に岡田と共演した際、2人で会社の社長&経理のふりをして占いの店に入り、占い師から「2人でちゃんとやっていきなさいよ」と言われたことを明かし、会見場の人々を驚かせました。

岡田率いるナースチームと、菜々緒率いる医師チームが「聖徳太子ゲーム」で勝負!!「結構自信あります!」と宣言した岡田“聖徳太子”が、ギリギリ勝利をつかむ

 また、劇中ではナースと医師がしばしば衝突。というわけで…会見では、どちらのチームワークがより強いのか決着をつけることに! 劇中で看護師を演じている「ナースチーム」(岡田、中井、安達祐実、恒松祐里、宮本茉由、野呂佳代、寺島しのぶ)と、医師&病院経営陣を演じている「医師チーム」(松平健、泉澤祐希、浅田美代子)に分かれ、「聖徳太子ゲーム」に挑みました。
 ナースチームは岡田、医師チームは菜々緒が、それぞれ聖徳太子役に就任。ナースチームは「岡田演じる歩の好きなところ」、人数を公平にするため恒松&宮本&野呂を助っ人に迎えた医師チームは「旅行で行きたいところ」というテーマで、メンバーが一斉に話しかけることに! 聖徳太子役がより多くの発言内容を聞き取れたチームが、勝利となるのですが…。
 「私できなそう…ちょっと心配です」という菜々緒の隣で、「僕、結構自信あります!」と満面の笑みを浮かべる岡田。ところが、いざゲームが始まると、両者共に全然聞き取れず、再チャレンジをおねだり! なんとか結果を出したい菜々緒が、中井の「エビピラフって聞こえた!」という発言に望みを託し、「海老名(神奈川県)」と推理して勝負に出るも、見事に散ってしまう一幕も…。
 結局、両者共に想像以上の難しさに四苦八苦した末、聞き取り正解数は岡田が1個、菜々緒が0個という結果に。岡田がギリギリセーフでメンツを保ち、ナースチームを無事勝利に導きました!

岡田将生(<アメリカ帰りのトラベルナース>那須田歩・役) コメント

 無駄にプライドが高いナース・那須田歩を演じさせていただきました。脚本の中園ミホさんに「私がこのドラマの一番のファン」と言っていただき、とてもうれしいです。中園さんの脚本を読ませていただいてから、中井貴一さんとの掛け合いのシーンを本当に楽しみにしていました。大先輩の胸を借りる気持ちで、生意気なお芝居をずっとさせていただいていたので、毎日撮影が楽しくて本当によかったです。
 今回は僕たちナースがオペ室の前まで患者さんに寄り添って、患者さんと一緒に歩んでいく――そんなドラマです。そこも見どころのひとつなので、ぜひこのドラマをよろしくお願いします。

――出演オファーを受けたときのお気持ちは?
 「スタッフ・キャスト共に、誰よりもこの作品を愛して作り上げていこう」と、エグゼクティブプロデューサーの内山(聖子)さんと中園さんとお話をしたときから、ずっと撮影を楽しみにしていたので、すごく感慨深い気持ちです。全力でお芝居を楽しみながら、皆さんと作っていくこの環境がすごくうれしいです。ちょっとドジな33歳の僕を皆さんが優しく見守ってくださって、本当に感謝しております。

――この作品に携わったことで、《ナース》について発見したことは?
 いわゆるドクターといわれる方々とナースって、患者さんと接する時間が全然違うんですよね。ナースは患者さんと接する時間が長い分、患者さんのことをより深く知ることができ、どういうふうに病と向き合っていくかということに関しても、一緒に歩んでいく仕事なんだなと思いながら演じさせてもらいました。本当にナースという仕事はすごいなと思っています。

――中井さんとの共演は約11年ぶりとのことですが、改めてお互いの印象を教えてください。
 こういうドラマの現場で中井貴一さんと2人でやれるなんて、11年前には本当に考えられないことでした。中井貴一さんの作品や現場に対する姿勢には品があるんです。とても深く考えてシーンに向き合っていく姿はカッコよくて、今回も中井貴一さんみたいな俳優になりたいな、と常々思いながら撮影していました。

――医療従事者の方々にも勇気を与えるような作品として期待する声もありますが、ご自身はどのような思いで演じていらっしゃいますか?
 医療現場ではまだまだ大変な状況が続いてますけど、そんな中でナース役を演じさせていただくことができ、本当にうれしくて! ご期待に添えるようなドラマにしたいという思いのもと、中井貴一さんと共に「どのシーンもなるべくウソがないように作っていこう」という気持ちで、ずっと撮影しています。

中井貴一(<謎のスーパーナース>九鬼静・役) コメント

 九鬼静は“謎多きナース”ということなので、あまり語れることはありませんけど、本当にいいチームワークで撮影は進んでいて、残すところあとわずかになりました。皆様に面白いものをお届けできるよう、頑張りたいと思っています。

――出演オファーを受けたときのお気持ちは?
 トラベルナースという言葉自体存じ上げなかったので、このお話をいただいてから調べました。日本では医療関係者でもまだまだ知っている方は少ないけれど、アメリカでは普通になっていると知ったので、日本でもこういうことが普通になったらいいなぁと思いました。

――作品の大きな見どころのひとつに《岡田将生さん演じる歩と、中井貴一さん演じる静の掛け合い》がありますが、現場でのお2人の様子やコンビぶりはいかがですか?
 兄弟漫才か親子漫才かは分からないですが、テンポの良さを意識しつつ、日常的なナースのお仕事を一番大事にしながら、掛け合いを演じています。岡田くんと一緒に、非現実的な空間も作っていこうという努力をして、演じさせていただいている感じです。

――岡田さんとの共演は約11年ぶりとのことですが、改めてお互いの印象を教えてください。
 11年前に共演した作品は京都で撮影していたのですが、ある休みの日に、岡田くんと街で偶然会ったんです。で、たまたま「占い」という看板があったので、2人で入ってみたんですよ。僕が社長、岡田くんが経理というテイで、帽子をかぶって(笑)。そうしたら、占い師の方がやたら「いい男ね~」って岡田くんを褒めるんです。で、岡田くんに「この人の会社辞めちゃダメよ。2人でちゃんとやっていきなさいよ」なんて言っていて…。そこから11年ぶりにお会いしたら、岡田くんはいろんな映画、舞台を経験されて成長していました。僕たちの歳になると、次の世代にバトンを渡す歳になります。今回は静と歩のそんな関係性に、役者としての自分たちもクロスさせながら、毎日楽しく、皆さんの大きな愛に包まれながら共演させていただきました。

――医療従事者の方々にも勇気を与えるような作品として期待する声もありますが、ご自身はどのような思いで演じていらっしゃいますか?
 僕は、これは医療ドラマではないと思っているんです。医療に携わる人間ということよりも、根本的に人間としてどうあるべきかということを、このドラマの中では言っている気がするんです。「もう一度初心に返ってください」というテーマをはらんだドラマになっていると思います。

菜々緒(<「天乃総合メディカルセンター」外科医>郡司真都・役) コメント

――作品の大きな見どころのひとつに《岡田将生さん演じる歩と、中井貴一さん演じる静の掛け合い》がありますが、現場でのお2人の様子やコンビぶりはいかがですか?
 間近でお2人のお芝居を見させていただいていたのですが、あるとき医療的な所作をするシーンがあったんです。岡田さんが中井さんのことを気遣って「映っていないのであれば、“やっているフリ”でやらせていただきます」とおっしゃったところ、中井さんが「いや、そんなことしなくていいよ。普通に自分が芝居しやすいようにやりなさい」とお話しされていたんです。そのコミュニケーションを見て、すごくいいコンビだなと思いました。

安達祐実(<「天乃総合メディカルセンター」看護師>金谷吉子・役) コメント

 吉子は割とクールで、何を考えているのか分からないところがある役なのですが、撮影現場は楽しく、和気あいあいとやっております。
――この作品に携わったことで、《ナース》について発見したことは?
 普段の生活で患者として病院に行ったとき、私たちが看護師さんと接するのは、処置をしていただくときなどのみ。でも、裏では事務的なことなど、私たちの知らない仕事をたくさんしていることが分かりました。本当に大変な仕事ですし、命に関わるお仕事なので、改めて感謝を感じながら演じていました。

恒松祐里(<「天乃総合メディカルセンター」看護師>向坂麻美・役) コメント

――この作品に携わったことで、《ナース》について発見したことは?
 この作品で初めてナース役をやらせていただいたんですけど、関わる前までは、ナースって女性のイメージが強かったんです。でも、主人公の那須田歩や九鬼静は男性のナース。第1話の冒頭でも私たちが「え? 男のナース!?」と言うシーンがあるくらい、そういう偏見が視聴者の方々の中にもあると思うんです。でも今回、医療監修の方々とお話をさせていただき、男性ナースがいると力仕事が意外と多いので助かったり、女性だけよりも男性がいた方が職場の雰囲気が穏やかになるといったお話を伺いました。私もこのドラマで男性ナースも大切なんだと思ったので、視聴者の方々も認識を改められるようなドラマになっているのかなと思いました。

泉澤祐希(<「天乃総合メディカルセンター」内科医>天乃太郎・役) コメント

――撮影現場での印象的なエピソードを教えてください。
 中井(貴一)さんが現場でムードメーカー的な振る舞いをしてくださっています。僕は役柄的に院長室とナースステーションにいることが多いのですが、あるときナースステーションのシーンで、歩さんと静さんを振り向かせないといけないお芝居がありました。その際、中井さんが「俺は振り向かないからな。セリフを言って振り向かせてみろ」という感じのことをおっしゃられて、“え! 試されているの?”と思いまして…。ここで負けたらダメだなと思い、一生懸命(アドリブを)頑張ったんですけど、結局負けました(笑)。本当は、けなさなくちゃいけなかったんですけど、褒めたたえてしまったんです。そこは、もう少し頑張りたかったなと思っています。でも中井さん、本番はちゃんと振り向いてくださいました(笑)!

宮本茉由(<「天乃総合メディカルセンター」准看護師>弘中スミレ・役) コメント

――撮影現場での印象的なエピソードを教えてください。
 食卓のシーンなのですが、狭いテーブルで、岡田(将生)さんと中井(貴一)さんが肩が触れるくらいの近さでご飯を食べられているんです。そういう姿もこのドラマでしか見られないと思うので、見どころだなと思いました。

野呂佳代(<「天乃総合メディカルセンター」看護師>森口福美・役) コメント

 森口福美役をやっております野呂佳代です。この『ザ・トラベルナース』でいよいよ本格女優デビューとなります(笑)。
――撮影現場での印象的なエピソードを教えてください。
 食事シーンでエビフライを食べすぎちゃって、夜中に胃もたれを起こしました。でも本当に美味しくて、思わず手が伸びちゃうって、このことだなって(笑)。雰囲気がとても楽しくて、会話が弾んで食べすぎちゃうときってあるじゃないですか。《あるある》ですよね? え? 《ないない》ですか(笑)?
 岡田(将生)くんはいつも笑ってしゃべっているんですけど、今日はきちんとされていて、ちょっと驚いています。こうして見ると、すごくスターなんだなって思っています。撮影のときはすごく面白くて、優しくて、どんくさくて(笑)、それが楽しくて! ドラマにまだ慣れていない私にもすごく気を遣ってくれて、ありがとうという気持ちです。
 中井(貴一)さんは、食卓のシーンの撮影時に披露してくれた小話がめちゃくちゃ面白かったんです。中井さんが経験してきた面白エピソードをお話ししてくださったんですけど、それに思い切りツッコむ寺島(しのぶ)さんとのやり取りも面白くて。みんなで「あのとき、あんなこと言っていたね」と何日も引きずっていたのを覚えています。

浅田美代子(<「天乃総合メディカルセンター」事務長>西千晶・役) コメント

 事務長役をやらせていただいています。意外と固い役なので、なんとか頑張っています(笑)。
――作品の大きな見どころのひとつに《岡田将生さん演じる歩と、中井貴一さん演じる静の掛け合い》がありますが、現場でのお2人の様子やコンビぶりはいかがですか?
 本当にお2人は仲が良くて、現場の雰囲気もいいんです。現場には今回が初対面の方もたくさんいらっしゃるはずなのですが、もうチームが出来上がっていて、素晴らしいなと思いました。岡田くんはかわいいし、中井さんは妙におかしくて、面白くて(笑)。自分がドラマに出ているのも忘れて「このコンビいいなぁ」と、他人事のように思っています(笑)。

寺島しのぶ(<「天乃総合メディカルセンター」看護部長>愛川塔子・役) コメント

 塔子はとにかく上と下の板挟み。全編を通して謝っているシーンが多かったので(笑)、そこを見ていただけたらと思います。
――撮影現場での印象的なエピソードを教えてください。
 看護師寮「ナースハウス」のシーンではいつも、みんな和気あいあいと美味しいご飯をいただきながら、お芝居をしていました。とにかく野呂(佳代)さんがすごく食べるんです。「そんなに無理をしなくてもいいんだよ」と言っているんですけど、よく聞くと、無意識に全部食べちゃっているそうで…。お芝居ならすごいなと思っていたんですけどね(笑)。この間もエビフライをたくさん食べていました。ナースハウスでは、いつも女子会みたいになっちゃうのですが、その中で岡田(将生)くんと中井(貴一)さんがどうしたらいいか分からない顔をされているのを、いつも楽しく見ています。

松平健(<「天乃総合メディカルセンター」院長>天乃隆之介・役) コメント

――作品の大きな見どころのひとつに《岡田将生さん演じる歩と、中井貴一さん演じる静の掛け合い》がありますが、現場でのお2人の様子やコンビぶりはいかがですか?
 私は経営第一の院長を演じているので、ずっと院長室にばかりいるんです。なので、お2人とはたまにしか会わないのですが、歩と静はなんだか親子のような掛け合いをされていて、大変仲のいいお2人だと思います。

中園ミホ(脚本) コメント

 昨年、『ドクターX~外科医・大門未知子~』で新型コロナウイルスについて取材したとき、ご自身もコロナにかかって死線をさまよったスーパードクターが、すごいナースに命を救われたというお話をしてくださいました。そのときに先生から、アメリカには“トラベルナース”という、トランクひとつ持って病院を渡り歩くナースたちがいると伺って「あれ? これドラマになるな!」と思い、内山(聖子)プロデューサーと相談していたんです。その企画をこんなに早く、しかも願ってもいないキャスティングで着地させてくださって、本当に内山プロデューサーには感謝しています。
 今回は撮影が早く進んで、もう第3話まで出来上がっているので拝見したのですが、脚本家の役得で1話につき5回くらい見ちゃいました。脚本家が思ったよりもよっぽど面白いドラマになっています。もう見どころが満載で、歩と静との“兄弟漫才”のようなやりとりがいつまででも見ていられて、まずそこが大好きです。また、「ナースハウス」という看護師女子寮の中に、女子力の高い男性ナース…歩と静の2人が入って来ちゃうんですけど、わちゃわちゃみんなで騒いでいるシーンが本当に楽しくて、そこも大好き。あとは、大事なキャストのひとりに“トカゲ”がいるのですが、天乃院長とちょっとワケありっぽい事務長と太郎先生とそのトカゲが院長室で繰り広げる、ちょっと不思議なやりとりと不思議な画も大好きです。今、私がこのドラマの一番のファンになっています。

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