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2023年7月1日(土)放送

「ゲンは忘れない~”50年後”の広島で~」

24の言語に翻訳されている「はだしのゲン」
原爆の実相を描いた漫画「はだしのゲン」は、1973年6月に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まった。自身が被爆者である作者の中沢啓治が作品に込めた思いは「怒り」だ。原爆投下という非人道的行為に対する怒り。そして原爆投下をもたらした戦争そのものへの怒り。中沢は2012年に亡くなったが、「はだしのゲン」は24の言語に翻訳され、世界各地に中沢のメッセージを伝えている。連載から50年。「ゲン」の翻訳者たちは広島で開催されたG7サミットをどのような思いで見つめたのか、取材した。

ナレーター:石神愛子メ~テレアナウンサー

名古屋テレビ放送