東京サイト 毎週月〜金 午後1時45分から

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楽しく学べるスポット

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2024318日(月)

「北星鉛筆」

今週は、大人も子どもも楽しく学べるスポットを紹介します。
「北星鉛筆」(葛飾区)は、1951年創業。鉛筆や色鉛筆、チャコペンなどを年間約2000万本製造しています。平日に1日2回行われている工場の見学ツアーでは、鉛筆づくりの様子をガラス越しに見学できます。
鉛筆づくりで一番重要な工程は、木の板に、鉛筆の芯を入れるための溝を彫る作業です。溝が緩いと芯が抜けたり折れやすくなるため、芯がぴったりはまる溝かどうかが、鉛筆の品質を左右します。その後、板全体に接着剤をつけ、溝の上に芯をのせます。そしてもう一枚の板で挟み、六角形や丸い形などに削り、塗装すると鉛筆のできあがりです。
工場見学の後には、工作体験も行っています。鉛筆をつくる際に出る「おがくず」とのりを混ぜ合わせたオリジナルの粘土を使って、キーホルダーなどを作ることができます。
HP:http://www.kitaboshi.co.jp/
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2024319日(火)

「東京税関 情報ひろば」

「東京税関 情報ひろば」(江東区)では、税関の歴史や役割を楽しみながら学ぶことができます。
税関は、法律で禁止されているものが日本に持ち込まれないように、空港や港で検査などを行っています。
絶滅の恐れのある野生動植物の保護を目的とし、国際取引を規制する「ワシントン条約」に関するコーナーでは、カワウソや一部の爬虫類など、規制の対象となる動植物を紹介しています。他に日本に持ち込めないものとして、有名ブランドの財布や靴などに似せて作った模倣品の展示もあります。また「ビーチサンダルの底に大麻草を詰め込んだ手口」など、実際に密輸で使われた手口を再現模型で紹介しています。
麻薬探知犬は、不正薬物の摘発に欠かせない重要なパートナーです。「ハンドラー」と呼ばれる税関の職員とペアを組んで、麻薬のにおいを見つけると、その場に座って知らせるように訓練されます。訓練の際、うまく見つけるとハンドラーから差し出されるのが、タオルを棒状に巻いた遊び道具です。麻薬探知犬はハンドラーと一緒に遊んで欲しくて、麻薬を探すようになります。
東京税関 情報ひろば
HP:https://www.customs.go.jp/tokyo/jroom/jroom1.htm
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2024320日(水)

「おりがみ会館」

株式会社「お茶の水おりがみ会館」(文京区)は、和紙などの製造・販売や染色加工を行う傍ら、折り紙の魅力を広めています。
毎日のように行われているのが、小林一夫館長が様々な作品を作る「折り紙デモンストレーション」です。取材した日は、ボトルキャップにもなる小さな兜(かぶと)や、富士山に太陽が昇るような折り紙作品を見せてくれました。こちらでは折り紙教室も開催していて、事前予約で参加できます。林家きく姫も今回、小林館長に教わりながら「ひよこの小物入れ」を折りました。
また、建物の4階には染め紙工房があり、職人が作業を行っている時は、和紙を染めあげる様子などを自由に見学することができます。
お茶の水 おりがみ会館
HP:https://www.origamikaikan.co.jp/
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2024321日(木)

「東証アローズ」

東京証券取引所の中にある情報提供スペース「東証アローズ」(中央区)は、1999年4月まで株券売買立会場として大勢の人が集まり、紙やそろばん等を使って株の取引を行っていた場所です。
当時、広い会場で注文内容を迅速に連絡する手段が「手サイン」でした。表していたのは、会社の名前や株の値段、数量など。例えば、「トヨタ自動車」は「ト」とカタカナで書いて車のハンドルを操作する手サイン、「伊藤忠商事」は投げキッスをするような手サインだったそうです。
マーケットセンターの上部で回転している電光掲示板には、取引が成立した株価の情報が表示されています。紅白を“縁起の良い色”としている日本の文化から、3段目の数字は、前日よりも株価が上がっている場合、赤い色で表示しています。
東証アローズでは、案内付き見学ツアーを平日1日4回行っています。他にも、投資の基本が学べる企業向けの講義や大学生等向け講義を無料で開催しています。(※案内付き見学ツアー、講義は事前の予約が必要です)
東証アローズ
HP:https://www.jpx.co.jp/learning/tour/arrows/index.html
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2024322日(金)

「ガスの科学館」

東京ガスが運営する「がすてなーに ガスの科学館」(江東区)では、私たちの暮らしを支えるエネルギーについて、体験しながら楽しく学ぶことができます。
こちらには、地下に埋まっている本物のガス管の展示コーナーがあります。ガス管はポリエチレン製のため、地震のような大きい力がかかっても伸びるだけで、ガス漏れが起きないようになっています。また、ガス管をつなぐパーツの内側には電熱線があり、つなげた後に電気を流して接合部分を溶かすことで、隙間なくつないでいます。
そして地震の際に活躍するのが「マイコンメーター」。震度5程度以上の地震が起きた場合などに、自動でガスを止める仕組みになっています。こちらでは、ガスが止まった時の復帰方法を体験することができます。まず全てのガス機器を止め、マイコンメーターの復帰ボタンを奥まで長押ししてから、ゆっくり放します。点灯していた赤いランプが消えれば復帰成功です。
がすてなーに ガスの科学館
HP:https://www.gas-kagakukan.com/
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