東京サイト 毎週月~金 午後1時45分から

放送内容

テーマ
アンテナショップめぐり

2024311日(月)

「福島を味わう」

今週は都内のアンテナショップを紹介します。
福島県のアンテナショップ「日本橋ふくしま館 MIDETTE(ミデッテ)」は、福島県の特産品を通じて東日本大震災から復興へ向かう「ふくしまの今」を発信しています。
福島県といえば「フルーツ王国」。この時期のおすすめは「あんぽ柿」です。干し柿の一種で中は半生、トロっとした食感が特徴です。県全体の9割ほどの出荷量を誇るのが、福島県北部の伊達市を中心としたエリア。この地域では、柿を並べて干した「オレンジ色のカーテン」が冬の風物詩となっています。
いわき市の海産物専門店「おのざき」が作る「厚揚げソフトかまぼこ」は、魚のすり身に玉ねぎがねり込まれている人気商品。1923年創業の「おのざき」は、東日本大震災で大きな被害を受けましたが、営業再開を願う多くの声に応えて、このかまぼこを再び作り始めました。
館内のイートインスペースでは様々なイベントを開催していて、喜多方市のラーメン店など福島県内の事業者の販売会やイベントなどが盛りだくさんです。
HP:https://midette.com
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2024312日(火)

「石川・金沢市の工芸」

石川県金沢市のアンテナショップ「銀座の金沢」では、金沢市にゆかりのある作家30人ほどの工芸作品を展示販売しています(移転オープンの準備のため現在は閉店中)。能登半島地震から2カ月余り。金沢市で被災した多くの作家は、前向きに製作活動を始めています。
金沢市在住の加賀友禅作家・吉本大輔さんは、着物だけでなく、友禅柄の傘やハンカチなど普段使いの小物も製作。ショップでは甘エビがデザインされたおしゃれなプリントハンカチなどが販売されています。
金沢市の工房でガラス工芸を行う関由美さんは、様々な生き物などをモチーフにしています。そのひとつ「レオパードゲッコー」は、ヤモリの一種がデザインされたペンダントです。
金沢市に工房を構えて60年以上の九谷焼作家・赤地健さんの皿やマグカップも販売されています。赤地さんは、震災で工房にあった多くの作品が割れるなどの被害を受けましたが、すぐに工房を片付け、1月6日にはろくろに向かい、製作を再開しました。
「KOGEI Art Gallery銀座の金沢」は3月24日(日)銀座5丁目に移転オープンします。輪島塗などを扱う石川県のアンテナショップ「八重洲いしかわテラス」は、3月9日(土)八重洲に移転オープンしました。
銀座の金沢
HP:https://www.ginzanokanazawa.jp
八重洲いしかわテラス
HP:https://ishikawa-antenna.jp/
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2024313日(水)

「富山を味わう」

富山県のアンテナショップ「日本橋とやま館」では、地元の食品や工芸品、約1200点を扱っています。
「T五(ティーゴ)」は、江戸時代に創業した和菓子店「五郎丸屋」の銘菓。薄い煎餅に砂糖の一種「和三盆」を塗り重ねて仕上げた一品で、和三盆、抹茶、桜、柚子、胡麻の5つの味わいが楽しめます。「T五」は、色合いの「TONE」、味の「TASTE」、そして「TOYAMA」の「T」などから命名されたそうです。
高岡市の仏具メーカーが手がける「おりん」は、小鳥の形をした「ことりん」など、インテリアとしても楽しめる工夫がこらされています。
江戸時代、日本海の海運を担った船の寄港地として栄えた富山県。北海道から運んできた昆布と富山湾で取れる魚を組み合わせた「昆布じめ」は郷土の名物です。そこに新たに加わったのが、氷見(ひみ)市で育つ「氷見牛のローストビーフ昆布じめ」。低い温度で長く加熱し、レアに近い状態に仕上げたモモ肉のローストビーフを北海道産の昆布で締めた高級珍味です。
「日本橋とやま館」では、3月29日(金)まで義援金募金箱を設置し、能登半島地震の被災者を支援しています。
日本橋とやま館
HP:https://toyamakan.jp
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2024314日(木)

「宮城を味わう」

宮城県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」は、宮城県の特産品や工芸品など約1700点を扱っています。
宮城県では、枝豆をすり潰した餡と餅を絡めた「ずんだ餅」が名物のひとつですが、去年から扱い始めた最新作が「ずんだバター最中」。ずんだ餡とバターの塩味の組み合わせが女性に人気の商品です。
入荷するとその日に売り切れる人気商品が「三角定義(じょうぎ)あぶらあげ」(毎週月・木・土曜入荷)。このあぶらあげは、仙台市で1890年から店を構える「定義とうふ店」の名物で、西方寺の「定義如来」と呼ばれる仏様が名前の由来です。「三角定義あぶらあげ」は、2階のレストランでも食べることができます。
また店内では様々なイベントも開催されています。3月19日(火)まで出店中の「いかや」は東日本大震災で被災し、復興を果たした女川町の水産加工業者。「かき旨煮」などの加工品の販売会を定期的に行っています。他にも、季節によって旬のものや新しい商品が次々入荷します。
宮城ふるさとプラザ
HP:https://cocomiyagi.jp
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2024315日(金)

「熊本を味わう」

熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」では、産地直送の農作物や特産品など約1500点を扱っています。2階には熊本県のマスコットキャラクター「くまモン」のグッズ売り場が設置されています。今回はくまモンが出演し、熊本をPRしてくれました。くまモンおススメのひとつが、熊本市内にある「スイス洋菓子店」のケーキ「リキュールマロン」。リキュールがひたひたに浸み込んだスポンジが特徴で、熊本県産のクリが入っているクリームを挟み込んでいます。
2つ目のおススメ「南関(なんかん)あげ」は、熊本県の北西部に位置する南関町(なんかんまち)で作られているあぶら揚げです。豆腐を5㎜程度に薄くスライスし、水分を極限まで抜いてから揚げるので、常温で約3カ月保存が可能。鍋物や煮物などに使われています。銀座熊本館2階のレストランでは、南関あげを甘辛く煮て玉子で閉じたどんぶりが食べられます。
銀座熊本館
HP:https://www.kumamotokan.or.jp
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