東京サイト 毎週月〜金 午後1時45分から

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多摩モノレールの魅力

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202425日(月)

「地域に愛されて25年」

多摩モノレールは、1998年に上北台駅から立川北駅間、2000年に多摩センター駅までの全線が開通し、開業25周年を迎えています。JR中央線や私鉄など、東西に伸びる8路線と接続し、南北16kmを結んでいます。
多摩都市モノレールの社員で、運転士、運輸指令まで務めた後藤さんに話を聞きました。モノレールは、上北台駅付近では地上13mほどの場所を走っています。そして高さ約5mの車両には、走行用のタイヤと車体を安定させるタイヤなどが、1両あたり全部で20個付いているそうです。多摩モノレールは、乗客が景色を楽しめるようにと、窓が大きめになっています。さらに運転席の後ろには、正面からの眺めを楽しめる展望席も用意されています。
多摩モノレールは、ほぼ全線で車窓から富士山を見ることができます。50年近く沿線に住み、富士山や多摩モノレールを撮影し続けているアマチュアカメラマンの磯野さんは、「四季折々、色々な景色が見えてかっこいい」と話していました。
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202426日(火)

「立川北駅周辺を散策」

1998年11月に開業、25周年を迎えた多摩モノレール。1日の平均乗車人数は約13万人で、国内では最も利用者が多いモノレールです。多摩モノレールの立川北駅〜立川南駅間は約400mと、とても短い距離になっています。2つの駅がすぐ近くにあることで、JR立川駅の北口にも南口にもアクセスしやすくするためだそうです。
この2つの駅の周辺には14もの商店街があります。立川北駅から徒歩8分の和菓子屋「立川伊勢屋 本店」は、1956年創業。2代目の小林さんは「多摩モノレールができて、洗練された街になった」と言います。この店の創業以来の名物は、食べる直前に焼き目をつけ、自家製の甘いタレにつけたみたらし団子です。
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202427日(水)

「万願寺駅周辺を散策」

1998年11月に開業、25周年を迎えた多摩モノレール。立川南駅から万願寺駅方面へ向かうと、住宅街の景色や多摩川を見下ろしながら、日野市へと進んで行きます。日野市は新選組副長の土方歳三や、井上源三郎が生まれた地。新選組ゆかりのスポットや、新選組について学べる施設が点在しています。万願寺駅から徒歩5分の石田寺(せきでんじ)は、裕福な農家だった土方家の墓所で、土方歳三の墓もここに残されています。
さらに、新選組にゆかりのある日野宿(ひのしゅく)本陣もあります。都内に唯一残る、江戸時代に建てられた本陣建物で、内部を見学することもできます。「式台」と呼ばれる玄関は、特別な客だけが利用できました。土方歳三も日野に里帰りした時には、式台から上がって奥に通されただろうと言われています。
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202428日(木)

「高幡不動駅周辺を散策」

去年8月、多摩モノレールは、日本各地に埋もれている美しい夜景を再発見する「日本夜景遺産」に認定されました。モノレールの車内から見える夜景と、モノレールが走っている夜景が評価されてのことです。沿線では、特に高幡不動駅付近が、夜景がきれいに見えるスポットです。
高幡不動尊の参道に、創業から40年の甘栗屋さんがあります。店主の齊藤さんは、通勤に多摩モノレールを利用していて、「定刻に走っているので助かっています」と話します。約150mの参道を抜けると、見えて来るのは高幡不動尊金剛寺。本尊は不動明王像で、制吒迦(せいたか)童子像、矜羯羅(こんがら)童子像を従え、3体で国の重要文化財となっています。
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202429日(金)

「進化する多摩センター駅周辺」

多摩モノレールで程久保駅から多摩センター駅方面に向かうと、あたりは丘陵地帯の風景になります。この沿線には中央大学や明星大学など多くの学校が集まり、中央大学・明星大学駅と大塚・帝京大学駅の2駅だけで、1日に約1万8千人が利用しているそうです。
多摩センター駅から7分ほど歩くと、去年7月にオープンした多摩市立中央図書館があります。広々とした館内は、外光がたっぷり入るように設計されています。1階は多くの図書館と同じように会話は禁止されていますが、2階はおしゃべりが自由なフロアになっています。また、この図書館は多摩中央公園の中にあり、直接公園に出てくつろぐことができます。
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多摩モノレール
HP:https://www.tama-monorail.co.jp/