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2023年12月11日(月)
「太陽光発電」

日野市にあるオール電化のモデルハウスで、太陽光発電について取材しました。一般家庭では4~6kWの太陽光パネルが主流ですが、4kWの太陽光発電を設置した場合、毎月1万円の電気代が、約7700円削減できると言われています(東京都調べ)。発電量や消費電力量などは、室内に設置されたパネルでリアルタイムに知ることができます。消費電力量より多く発電できた場合、余剰電力は蓄電池に貯められます。こちらには6.5kWhの蓄電池が2台備え付けられていて、1台で夜から朝までの消費電力を賄うことができるそうです。
さらに、こちらには空気中の熱を圧縮機で高温化することで、効率的にお湯を沸かすことができる給湯システムが設置されています。電気だけで沸かす場合に比べて、1/3ほどの電力でお湯を沸かすことができるそうです。
東京都では、太陽光発電、蓄電池、給湯器などの設置費用の一部を助成する事業を行っています。
東京都 太陽光発電・蓄電池・給湯器などの助成事業
HP:https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy
2023年12月12日(火)
「窓の断熱改修」

快適な暮らしを送るために必要なことが学べる体験型ショールームで、「窓の断熱性能」について学びました。
暖房で暖めた空気のうち、およそ58%が窓から逃げてしまうそうです。家の断熱性能には窓が重要な役割を果たしています。まず案内されたのは断熱性能が低い部屋。アルミサッシで1枚ガラスの窓際は、近づくと冷たさを感じます。サーモグラフィーで確認しても、窓周辺の空気が冷たくなっていることがわかりました。
続いては断熱性能が高い部屋。外側のフレームはアルミ製、内側のフレームは樹脂製の複合サッシで、2重ガラスの窓になっています。先ほどの部屋と比べると冷たさは感じられず、サーモグラフィーで比較すると、窓からの冷気が遮断され部屋が全体的に暖められていることがわかりました。
窓の断熱改修には様々な工法があり、今ある窓枠は壊さずに新たな窓枠を取り付けることもできます。東京都では、窓などの断熱改修にかかる費用の一部を助成する事業を行っています。
東京都 窓の断熱改修 補助金・助成金
HP:https://www.tokyo-co2down.jp/subsidy
2023年12月13日(水)
「設備運用を見直す」

こちらの会社は、電力ひっ迫警報による東京都からの節電要請を受けて、去年の夏の約2カ月間、設備運用の見直しをすることで節電を行いました。具体的な対策は、外壁の大型スクリーンの明るさの変更、一部照明の減灯などです。また館内のサイネージに実施中の対策を掲示することで、来場者にも節電の重要性を呼びかけました。さらに「コージェネレーション」と呼ばれる発電設備を2台同時運転することで、最大3000kWの電力を自給していたそうです。その結果、全体で約15万5000kWhの節電となり、館内の月平均電力使用量の約8%を削減することができました。これは、約450世帯が1カ月間に使用する電力量に相当するそうです。
このような取り組みにより、渋谷スクランブルスクエアは「HTT優良取組事例」として東京都から表彰されました。
HTT推進に向けた優良取組事例の紹介動画 東京都産業労働局
HP:https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/energy/htt_movie/index.html
2023年12月14日(木)
「使用電力量の見える化」

こちらの会社では、電力使用の目標値を定め、それに対してどの程度電力を使用しているかを、「デマンドEYE」と呼ばれるシステムで可視化しています。このシステムは、従業員なら誰でもパソコンから閲覧できるようになっています。敷地内にある建物ごとの使用電力量も「見える化」によって把握することができ、使用電力が目標値を超えそうな場合は、節電を呼びかける構内放送が流れます。レベル1では照明設備の30%消灯や空調設定温度の見直しなど、レベル4では照明設備の50%消灯や空調機器の30%停止などが呼びかけられます。
このような取り組みにより、東芝インフラシステムズは「HTT優良取組事例」として東京都から表彰されています。
HTT推進に向けた優良取組事例の紹介動画 東京都産業労働局
HP:https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/energy/htt_movie/index.html
2023年12月15日(金)
「LED化にも一工夫」

こちらの会社では、大きな窓から自然光を取り入れ、必要最小限のLED化を行いました。作業場など必要な場所では、安全性確保のため新たにLEDのスポットライトをつける工夫もしています。さらに使用している電力量を数値とマークの表情でリアルタイムに知ることができるスマートメーターも導入しました。設定値に対して5段階の表情で電力の使用状況を表示し、設定値を超えるとアラームがなり、節電行動が呼びかけられます。
このような取り組みにより、愛知産業は「HTT優良取組事例」として東京都から表彰されています。
HTT推進に向けた優良取組事例の紹介動画 東京都産業労働局
HP:https://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.lg.jp/energy/htt_movie/index.html