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“HTT”で省エネ

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202373日(月)

「家庭でできること」

東京都が呼びかけている「HTT」。これは、電力を「へらす、つくる、ためる」という省エネの取り組みで、近年の気候変動への対応や中長期的なエネルギーの安定確保に向けた対策の1つです。
家庭でできる省エネについて、エコアドバイザーの秋山香織さんに教えてもらいました。
まずは、年間を通して最も電力を消費しているのは「照明」です。蛍光灯からLED照明器具に交換するだけで消費電力量が約半分になります。
24時間稼働し大きな電力を使っている「冷蔵庫」は、設定温度を「強」から「中」に下げると電気代が年間約2,170円安くなるという試算があります。側面からの放熱を妨げる貼り紙などをしないことも省エネにつながります。
夏場に電力消費が増える「エアコン」は、フィルター掃除を月に2回行うと年間約1,120円節約することができます。(「家庭の省エネハンドブック2023」より)
東京都では、省エネ性能の高い、対象のエアコン・冷蔵庫・給湯器・LED照明器具に買い替えた都民に対し、商品券などに交換できる「東京ゼロエミポイント」を付与する事業を行っています。
HP:https://www.zero-emi-points.jp/
HP:https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/home/publishing.html
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202374日(火)

「太陽光発電・蓄電池」

東京都が呼びかけている「HTT」は、電力を「へらす、つくる、ためる」という省エネの取り組みです。
省エネにつながる住宅設備について、住宅メーカーの展示場で学びました。
その省エネの設備があるモデルルームでは、屋根の上に設置した3kWの太陽光発電で室内の照明などに使用する電力の一部を賄っています。一般の戸建住宅に4kWの太陽光発電を設置した場合、毎月1万円の電気代を約7,800円削減できます。(※東京都区部、2人以上の世帯を想定して試算。2022年5月時点)
太陽光で発電した電気を貯める蓄電池を設置すると災害時の備えにもなります。
また、住宅の断熱効果を高めるため、窓を「複層ガラス」にして外気の影響を受けにくくすると省エネにつながります。
東京都は、断熱効果に優れた建材などを取り入れ、エネルギー消費量を30%以上削減できる住宅を「東京ゼロエミ住宅」として認証しています。
積水ハウス 成増展示場
HP:https://www.sekisuihouse.co.jp/liaison/13/3043630030/
東京都 太陽光発電・蓄電池・東京ゼロエミ住宅の助成金
HP:https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/home/tokyo_zeroemission_house/index.html
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202375日(水)

「太陽光で社内の電気を」

東京都が呼びかけている「HTT」は、電力を「へらす、つくる、ためる」という省エネの取り組みです。
太陽光発電と蓄電池で省エネに取り組んでいる企業を紹介します。
半導体の材料の加工製造などを行っている「サンテック」は、会社の屋上に128枚の太陽光パネルを設置しています。去年7月から9月の総発電量は約7,800kWh。事務所で使用する電力は賄えています。
さらに、発電した電力を貯める蓄電池も設置しています。蓄電量は30kWhで、一般家庭の約3日分に相当する量を貯めることができます。蓄電池に貯めた電気は工場で使いますが、災害時用に7.5kWhは常に残しています。
また、従業員の省エネ意識を高めるため、会社のエントランスにはモニターを設置し、CO2削減量や太陽光で発電した電力などを“見える化”しています。そして、事務所内では、照明をこまめに消すなど、積極的に節電を行っています。
このような取り組みにより、サンテックは「HTT優良取組事例」として東京都から表彰されました。
サンテック
HP:https://www.c-suntec.co.jp/
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202376日(木)

「空調設備の節電」

東京都が呼びかけている「HTT」は、電力を「へらす、つくる、ためる」という省エネの取り組みです。
空調設備の節電に積極的に取り組んでいる企業を紹介します。
「戸田建設」本社は、4年ほど前から「温冷感空調システム」を導入しています。社員に1人1枚配布されるカード式の端末で空調の設定温度を個別に調整することができます。「暑い」と感じた時は、端末のオレンジ色のボタンを押すと、天井に設置されているセンサーが反応し、そこから一番近い空調の温度が自動で下がるようになっています。夏場の設定温度は28℃ですが、「暑い」と申告があった場合、温度が3℃下がります。しかし、一定時間経つと自動で28℃に戻る設定になっているため、温度の下げ過ぎを防止します。
オフィス全体で実証実験を行ったところ、社内の快適性を保ちながら、消費電力量を平均14.2%削減できることが分かりました。
さらに、社内で「エコ推進ワーキング」というチームを立ち上げ、照明の節電など様々な省エネ活動にも力を入れています。
このような取り組みにより、戸田建設は「HTT優良取組事例」として東京都から表彰されました。
戸田建設
HP:https://www.toda.co.jp/
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202377日(金)

「節電の習慣付け」

東京都が呼びかけている「HTT」は、電力を「へらす、つくる、ためる」という省エネの取り組みです。
節電の習慣付けに力を入れている企業を紹介します。
ばね部品など金属素材の加工製造を行っている「大陽(たいよう)ステンレススプリング」では、2009年に「省エネ推進委員会」を立ち上げ、社員一人ひとりが節電を心がける行動をしています。
長年根付いているのが照明の節電。窓が広く設置されたエントランスでは日中は消灯しています。照明のスイッチには、「使用時のみ点灯」「暗い時のみ点灯」などのシールを貼り、節電を習慣付けるための工夫も行っています。昼休みになると事務所内は一斉消灯されます。
社内での啓蒙活動を進めるため、社員が製作したオリジナルのポスターを掲示。毎年デザインを変えることで節電意識を高めています。
また、社用車には燃料電池自動車を導入。埼玉県にある製造工場では生産計画を見直し、電力消費量が多い一部の機械を週に一度停止するなどの省エネ活動も進めています。
このような取り組みにより、大陽ステンレススプリングは「HTT優良取組事例」として東京都から表彰されました。
大陽ステンレススプリング
HP:http://www.taiyo-sp.co.jp/
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HTT <電力をH減らす・T創る・T蓄める>を進めよう
HP:https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/climate/tokyo_coolhome_coolbiz/index.html